2013年7月29日
オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)は、今年8月に、毎年ドイツで行われている「シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭2013」への参加、および「エストニア・タリン公演」の2つの海外公演を開催する。
「シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭2013」は、8月10日、エルムスホルン・ライトハレ、8月11日、キール城において、山田和樹(指揮)とミッシャ・マイスキー(チェロ)により行われる。曲目は、ブルッフ:コル・ニドライ、チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲、ベートーヴェン:交響曲第2番など。
一方、「エストニア・タリン公演」は、8月15日、エストニアのエストニア・コンサートホールにおいて、ミケル・キュトソン(指揮)、マルセル・キッツ(チェロ)により行われる。曲目は、モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲、武満徹:ワルツ、ベートーヴェン:交響曲第8番など。
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2013年7月13日
「日伊声楽コンコルソ2013」が7月13日、東京文化会館小ホールにおいて本選が行われ、次のとおり入賞者が決定した。
第1位 山口安紀子 (ソプラノ)
第2位 田村佳子 (ソプラノ)
第3位 鈴木玲奈 (ソプラノ)
歌曲賞 山口安紀子 (ソプラノ)
なお、入賞者3名は、8月25日に池袋の東京芸術劇場で行われる「イタリア・オペラ名曲アリア・コンサート」で読売日本交響楽団(指揮・現田茂夫)と共演することになっている。
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2013年7月01日
現代の巨匠クラウディオ・アバドが今年10月に来日し、ルツェルン祝祭管弦楽団を指揮する。
アバド(1933年生まれ)は、イタリア出身の指揮者で、マゼール、ブーレーズ、ムーティなどと並び、現在、世界の指揮界の頂点に立つ一人。
1986年にウィーン国立歌劇場音楽監督に就任したのに続き、1990年、カラヤンの後任としてベルリン・フィルの芸術監督に就任し、現代最高の指揮者としての地位を確立した。
2000年に病に倒れたが、以後復帰し、ルツェルン祝祭管弦楽団などの指揮者として活躍している。
今回は、2006年に話題を集めた「ルツェルン・フェスティバル in 東京2006」の公演から7年ぶり、今年80歳となる巨匠クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団が、東京・サントリーホールで4回の公演を行う。
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2013年6月30日
第5回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門の最終選考会が6月29日行われ、次の通り発表された。
1位ソヌ・イェゴン
2位ソ・ヒョンミン
3位アルテョム・ヤスィンスキイ
4位ソナ・パク
5位片田 愛理
6位ホン・ジファン
なお、ピアノ部門の「入賞者記念ガラコンサート」が次の通り通り開催される。
日時:2013年6月30日(日)午後2時
会場:仙台市青年文化センター コンサートホール
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
ピアノ:アルテョム・ヤスィンスキイ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ:ソ・ヒョンミン
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ピアノ:ソヌ・イェゴン
指揮:パスカル・ヴェロ
管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団
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2013年6月19日
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、今年11月に相次ぎ来日し、日本のファンの前で“世界トップクラス”の演奏を披露する。ウィーン・フィルがクリスティアン・ティーレマン、ベルリン・フィルがサイモン・ラトルという当代一の指揮者の競演であることも見逃せない。
ウィーン・フィルの演奏会は、ベートーヴェンの交響曲およびピアノ協奏曲の全曲演奏会を、6日間にわたって開催するという意欲的なプログラム。指揮者は、今年からザルツブルク復活祭音楽祭芸術監督に就任し、いま世界で最も注目を集めているクリスティアン・ティーレマン。ピアニストは、今ウィーンで最も人気があるルドルフ・ブッフビンダー。このほか、第9「合唱」では、世界的名声を得ているメゾ・ソプラノの藤村実穂子が加わる。
ベルリン・フィルの演奏会は、2002年よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督を務めるサイモン・ラトルの指揮で行われる。今年1月には、首席指揮者の座を2018年をもって降りると発表したので、16年という長きにわたって務めることになる。今回のプログラムには、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番が含まれるが、そのヴァイオリン演奏は、2010年12月にベルリン・フィルの第1コンサートマスターに就任した樫本大進が務める。
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2013年6月17日
「METライブビューイング・2013-14シーズン(2013年10月~2014年5月)」が日本各地の映画館・劇場で上演される(配給:松竹/協賛:フコク生命/協力:朝日新聞)。スケジュールは2013年2月26日現在、メトロポリタン歌劇場での上演予定日であり、日本での上映は上演日から3週間後以降になる。上映日程や劇場等の詳細は、公式HPやチラシにて順次公開されることになっている。
第1作 チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》 新演出
MET上演日:2013年10月5日
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演出:デボラ・ワーナー
出演:アンナ・ネトレプコ、マリウシュ・クヴィエチェン、ピョートル・ベチャワ、オクサナ・ヴォルコヴァ
第2作 ショスタコーヴィチ《鼻》
MET上演日:2013年10月26日
指揮:パヴェル・スメルコフ
演出:ウィリアム・ケントリッジ
出演:パウロ・ジョット、アレキサンダー・ルイス、アンドレイ・ポポフ
第3作 プッチーニ《トスカ》
MET上演日:2013年11月9日
指揮:リッカルド・フリッツァ
演出:リュック・ボンディ
出演:パトリシア・ラセット、ロベルト・アラーニャ、ジョージ・ギャグニッザ、ジョン・デル・カルロ
第4作 ヴェルディ《ファルスタッフ》 新演出
MET上演日:2013年12月14日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:ロバート・カーセン
出演:アンブロージョ・マエストリ、ステファニー・ブライズ、アンジェラ・ミード、リゼット・オロペーサ、ジェニファー・ジョンソン・キャーノ
第5作 ドヴォルザーク《ルサルカ》
MET上演日:2014年2月8日
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:オットー・シェンク
出演:ルネ・フレミング、ピョートル・ベチャワ、ドローラ・ザジック、ジョン・レリエ、エミリー・マギー
第6作 ボロディン《イーゴリ公》 新演出
MET上演日:2014年3月1日
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
演出:ディミトリ・チェルニアコフ
出演:イルダール・アブドラザコフ、オクサナ・ディーカ、アニータ・ラチヴェリシュヴィリ、セルゲイ・セミシュクール、ミハイル・ペトレンコ、ステファン・コツァン
第7作 マスネ《ウェルテル》 新演出
MET上演日:2014年3月15日
指揮:アラン・アルタノグル
演出:リチャード・エア
出演:ヨナス・カウフマン、エリーナ・ガランチャ、リゼット・オロペーサ、デイヴィッド・ビズィッチ、ジョナサン・サマーズ
第8作 プッチーニ《ラ・ボエーム》
MET上演日:2014年4月5日
指揮:ステファーノ・ランザーニ
演出:フランコ・ゼフィレッリ
出演:ヴィットーリオ・グリゴーロ、アニータ・ハーティッグ、スザンナ・フィリップス、 マッシモ・カヴァレッティ、パトリック・カルフィッツィ、オレン・グラドゥス
第9作 モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》
MET上演日:2014年4月26日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:レスリー・ケーニッヒ
出演:ダニエル・ドゥ・ニース、スザンナ・フィリップス、イザベル・レナード、マシュー・ポレンザーニ、ロディオン・ポゴソフ、マウリツィオ・ムラーロ
第10作 ロッシーニ《ラ・チェネレントラ》
MET上演日:2014年5月10日
指揮:ファビオ・ルイージ
演出:チェーザレ・リエーヴィ
出演:ジョイス・ディドナート、フアン・ディエゴ・フローレス、ルカ・ピザローニ、アレッサンドロ・コルベッリ、ピエトロ・スパニョーリ
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2013年6月11日
第5回仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門が6月9日行われ、第1位はリチャード・リンが受賞した。
1位リチャード・リン
2位成田 達輝
3位富井 ちえり
4位アンナ・サフキナ
5位キム・ボムソリ
6位スリマン・テカッリ
聴衆賞
1日目リチャード・リン
2日目アンナ・サフキナ
3日目キム・ボムソリ
審査委員特別賞
リ・ゼユ・ヴィクター
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2013年6月03日
パシフィック・ミュージック・フェスティバル「PMF2013 」が、7月6日~7月31日を会期に、札幌を会場として開催される。PMFオープニング・セレモニー&コンサートは、7月6日、午後1時から、札幌芸術の森・野外ステージにおいて次の要領で開催される。
【オープニング・セレモニー&コンサート】
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から「第1幕への前奏曲」
歌劇「タンホイザー」から「序曲」
ほか
指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ
ピアノ:イリヤ・ラシュコフスキー
管弦楽:PMFヨーロッパ/PMFオーケストラ
ほか
パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は、世界の若手音楽家の育成を目的とした国際教育音楽祭で、レナード・バーンスタインの提唱で1990年に始まり 、毎年夏、 日本の札幌を主会場に開催している。PMFの中心は、世界を代表する音楽家を教授陣に迎え、世界各地のオーディションで選ばれた若手音楽家を育成する教育プログラム「PMFアカデミー」。また、世界的レベルの音楽指導を広く一般にも公開する「オープンリハーサル」や「教育セミナー」も開催している。
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2013年5月31日
東京都交響楽団は、創立50周年となる2015年4月より、指揮者の大野和士(53歳)を音楽監督として迎えると発表した。任期は5年(2020年3月末まで)。
大野和士は、これまでベルギー王立歌劇場(モネ劇場)などヨーロッパの歴史ある歌劇場の音楽監督等を歴任、現在フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者。世界の主要オペラハウスやオーケストラへの客演を続け、日本を代表する指揮者の一人。
都響とは、自身のプロ・デビューとなった1984年3月の初共演以来、都響指揮者(1990〜92年)を経て、近年も定期的な共演を重ねてきた。
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2013年5月30日
第34回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルは、2013年8月17日(土)- 8月31日(土)開催される。開催期間中、アカデミーの講師を中心とした出演者によるコンサートが毎日開催されることになっている。テーマは「リヒャルト・ワーグナー生誕200年~わたしはどこから来たのか~」。会場は、草津音楽の森国際コンサートホール。
【オープニング・コンサート】8月17日(土) 午後4時
ヴェルディ:「運命の力」序曲
モーツァルト:クラリネット協奏曲
ブラームス:交響曲 第2番
指揮:M.トルコヴィッチ
クラリネット:P.シュミードル
管弦楽:群馬交響楽団
【クロージング・コンサート】8月31日(土) 午後4時
西村 朗:ヴォルフガング・シュルツ氏の思い出に寄せるアダージョ
ツェムリンスキー:クラリネット三重奏
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番
クラリネット:P.シュミードル
チェロ:T.ヴァルガ
ヴァイオリン:W.ヒンク
ピアノ:C.ヒンターフーバー
弦楽四重奏:パノハ弦楽四重奏団/クァルテット・エクセルシオ
フルート:M.アンチロッティ
指揮:井阪 紘
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