2021年9月14日
◆「ミュンヘン国際音楽コンクール」ピアノデュオ部門で坂本姉妹が第3位入賞
ドイツ公共放送ARD主催の第70回「ミュンヘン国際音楽コンクール」において、福岡市出身で、ドイツ在住の坂本彩とリサ姉妹がピアノデュオ部門で第3位に入賞した。
ピアノデュオ部門での日本人の受賞は初めて。
ドイツ公共放送ARD主催の第70回「ミュンヘン国際音楽コンクール」において、福岡市出身で、ドイツ在住の坂本彩とリサ姉妹がピアノデュオ部門で第3位に入賞した。
ピアノデュオ部門での日本人の受賞は初めて。
第28回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」の室内楽部門の決勝が行われ、ピアノの大淵真悠子とチェロの三井静の男女のデュオが2位に入賞した。
大淵真悠子は、現在ウィーン在住。三井静は、現在ドイツ・ミュンヘン在住。
第70回「ミュンヘン国際音楽コンクール」のバイオリン部門で岡本誠司が優勝した。
岡本誠司(27歳)は、東京芸術大学を卒業後、ドイツのクロンベルク・アカデミーに在籍。これまで、2014年「ドイツ国際バッハコンクール」で優勝したほか、多くの国際コンクールで入賞を果たしてきた。
9月8日、東京ニューシティ管弦楽団は、新音楽監督並びに新楽団名称発表を行った。
新楽団名は、「パシフィック フィルハーモニア東京(Pacific Philharmonia Tokyo)」。 飯森範親が新音楽監督に就任する。
指揮の飯森範親(1963生まれ)は、1986年桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンへ留学。1989年からバイエルン国立歌劇場でサヴァリッシュのもとで研鑚を積む。1994年東京交響楽団専属指揮者に就任。1994年CD録音での成功が高く評価され、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者(1994年~1998年)に就任。1995年~2002年広島交響楽団正指揮者。2001年バーデン=ヴュルテンベルク州のヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督に就任(現首席客演指揮者)。2004年山形交響楽団の常任指揮者、2007年より同楽団音楽監督に就任し、現在は同楽団芸術総監督。2006年度(平成18年度)「芸術選奨新人賞」を受賞。2014年日本センチュリー交響楽団首席指揮者に就任。2020年東京佼成ウインドオーケストラの首席客演指揮者に就任。2021年パシフィック フィルハーモニア東京音楽監督に就任。
指揮者のミシェル・コルボが死去した。享年87歳。
ミシェル・コルボは、1934年、スイス出身。1961年にローザンヌ声楽アンサンブルを創設してその指揮者に就任し、ローザンヌ器楽アンサンブルなどとともに録音活動や演奏旅行を行う。リスボンのグルベンキアン管弦楽団ならびにグルベンキアン合唱団とも共演を続けた。
ルネサンスから近現代にいたるまでの宗教曲の専門家として著名で、とりわけモンテヴェルディやフォーレの録音のほか、バッハの受難曲の上演は国際的に知られていた。
1989年に初来日。音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」にもたびたび出演した。
第29回(2021年)「クララ・ハスキル国際ピアノコンクール」で、中川優芽花が優勝した。
同コンクールでの日本人の優勝は、坂上博子、河村尚子、藤田真央に次ぎ4人目。
第19回「東京音楽コンクール」木管部門の本選結果が次の通り発表された。
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第1位 該当者なし
第2位 亀居優斗(クラリネット)
第3位 保崎佑(ファゴット)
入選 榎かぐや(オーボエ)
保坂静伶奈(オーボエ)
聴衆賞 亀居優斗(クラリネット)
第19回「東京音楽コンクール」声楽部門の本選結果が次の通り発表された。
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第1位:梶田真未(ソプラノ)
第2位:花房英里子(メゾソプラノ)
第3位:奥秋大樹(バス)
入選:七澤結(ソプラノ)
中須美喜(ソプラノ)
聴衆賞:花房英里子(メゾソプラノ)
第31回「芥川也寸志サントリー作曲賞」は、桑原ゆうの「タイム・アビス 17人の奏者による2群のアンサンブルのための」が受賞した。
桑原ゆうは千葉市出身、洗足学園音楽大非常勤講師。
第19回「東京音楽コンクール」弦楽部門の本選結果が次の通り発表された。
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第1位 福田麻子(ヴァイオリン)
第2位 橘和美優(ヴァイオリン)
第3位 下川朗(コントラバス)
入選 西田翔(チェロ)
聴衆賞 橘和美優(ヴァイオリン)