2017年10月23日
◆第86回「日本音楽コンクール」バイオリン部門、大関万結が優勝
10月22日に行われた第86回「日本音楽コンクール」バイオリン部門本選の結果は次の通り。
第1位 大関万結
第2位 外村理紗
第3位 岸本萌乃加
入選 飯守朝子
岩谷賞(聴衆賞) 大関万結
10月22日に行われた第86回「日本音楽コンクール」バイオリン部門本選の結果は次の通り。
第1位 大関万結
第2位 外村理紗
第3位 岸本萌乃加
入選 飯守朝子
岩谷賞(聴衆賞) 大関万結
10月21日に行われた第86回「日本音楽コンクール」ピアノ部門本選の結果は下記の通り。
第1位 吉見友貴
第2位 鐵 百合奈
第3位 原嶋 唯
入選 小井土文哉
岩谷賞(聴衆賞) 鐵 百合奈
東京都交響楽団は、2018年4月1日よりアラン・ギルバートを首席客演指揮者に迎えることを決定した(任期:2018年4月~2021年3月)。
アラン・ギルバートは、これまでにニューヨーク・フィル音楽監督、ロイヤル・ストックホルム・フィル首席指揮者(現・桂冠指揮者)、NDRエルプフィル(北ドイツ放送響)首席客演指揮者を歴任。また、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管などヨーロッパの主要オーケストラへ定期的に客演している。2019年9月からは、NDRエルプフィル首席指揮者に就任することが決まっている。
第37回NHK交響楽団「有馬賞」は、NHK交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者の大林修子が受賞した。
大林修子は、1989年のNHK交響楽団入団以来、ヴァイオリン奏者として優れた演奏技術を発揮し、第1ヴァイオリン次席、第2ヴァイオリン次席、首席代行を経て2015年12月から首席を務めている。
ドイツ、ミュンヘンで行われたドイツ公共放送ARD主催の第66回「ミュンヘン国際音楽コンクール」のピアノ部門で、大津市出身の久末 航が第3位に入賞した。また、課題曲の演奏が優れていたとして特別賞も受賞した。
久末 航は、滋賀県立膳所高を卒業後、現在ドイツのフライブルク音楽大に留学中。
オーストリア南部ペルチャッハで開催された第24回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」のヴァイオリン部門でウィーン国立音楽大学大学院在学中の中村太地が第1位、ピアノ部門でウィーン国立音楽大学在学中の神足麻由が第2位に入賞した。
スイスで行われた第27回「クララ・ハスキル国際ピアノコンクール」で、東京音楽大学1年の藤田真央が第1位のクララ・ハスキル賞を受賞した。
同コンクールは、往年のルーマニア出身のピアニストのクララ・ハスキルを讃えて1963年に設立され、2年ごとに開催されいるピアノコンクール。
これまで、クリストフ・エッシェンバッハや河村尚子など、同コンクールの優勝者から多くの逸材を生んでいる。
藤田真央は、これまで2013年「ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノコンクール」第1位、2016年「浜松国際ピアノアカデミーコンクール」第1位、「ジーナ・バッカウアー国際ヤングピアノコンクール」第3位、などの受賞歴を持つ。
読売日本交響楽団は、2018年4月1日付で山田和樹を首席客演指揮者に迎えると発表した。
最初の任期は、2021年3月末までの3年間。これで読響の首席客演指揮者は、コルネリウス・マイスターと合わせて二人体制となる。
山田和樹は、2009年「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝。スイス・ロマンド管の首席客演指揮者などを歴任した後、現在はモンテカルロ・フィルの芸術監督兼音楽監督を務め、国内では日本フィルの正指揮者、東京混声合唱団音楽監督兼理事長なども兼任している。
第8回「武蔵野市国際オルガンコンクール」の本選が9月17日、武蔵野市民文化会館小ホールで開催され、アマンダ・モール(アメリカ)が優勝した。
「武蔵野市国際オルガンコンクール」(4年ごとに開催)は、1988年の第1回から29年、今年第8回目を迎えた。同コンクールは、アジアで唯一の国際オルガンコンクールとして世界からの注目も高い。世界中から応募があり、難関オーディションを突破した15名により競われた。
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第1位 アマンダ・モール(アメリカ)
第2位 トーマス・エドウィン・ゲイナー(ニュージーランド)
第3位 カテリン・エマーソン(アメリカ)
第4位 千田寧子(日本)
第5位 木村理佐(日本)
聴衆賞 千田寧子
第4回「柴田南雄音楽評論賞」は、鐵 百合奈と堀内彩虹が受賞した。
同賞は、音楽評論を社会に広め、音楽文化の質の向上に貢献することのできる音楽評論家を育てることを目標として、将来期待される個人に対し、その活動を顕彰し、または助成する賞金を授与することを趣旨としている。2013年度より桐朋学園が運営。
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鐵 百合奈
東京藝術大学大学院修士課程在学中 ピアノ専攻
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堀内彩虹
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程在籍
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