クラシック音楽 ニュース


2010年11月12日

洗足学園音楽大学、ウラディーミル・アシュケナージを名誉客員教授に迎える

 

 洗足学園音楽大学は、世界的指揮者でピアニストのウラディーミル・アシュケナージ氏を名誉客員教授に迎えた。

 その就任披露式典・演奏会が2010年6月13日(日)、同大学前田ホールで開催された。当日の指揮は、ウラディーミル・アシュケナージ(名誉客員教授)、秋山和慶(芸術監督・教授)、プログラムは、ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」から第4楽章、ショスタコーヴィチ/祝典序曲。

 ウラディーミル・アシュケナージは、1937年旧ソ連に生まれる。1955年のショパン国際ピアノコンクールに出場し2位となる。同年モスクワ音楽院に入学。1956年のエリザベート音楽コンクールで優勝。1962年チャイコフスキー国際コンクールで優勝。1963年旧ソ連を出国し、現在はアイスランド国籍。1970年頃から指揮者活動を開始し、1987年―1994年ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督。2004年―2007年NHK交響楽団の音楽監督を務め、現在、同楽団の桂冠指揮者などに就任している。

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