クラシック音楽 ニュース


2018年3月11日

◆2017年度第30回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」発表


 日本の主な音楽評論家(クラシック、ポピュラー、オーディオ)が加盟する団体であるミュージック・ペンクラブ・ジャパンは、2017年度第30回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」を次の通り発表した。受賞式は4月23日(月)16:00より、文京シビックセンターで行われる。

                             ◇

<2017年度第30回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」>

【クラシック部門】

独奏・独唱部門賞=小倉貴久子(フォルテピアノ)
室内楽・合唱部門賞=鈴木雅明(音楽監督・指揮)/バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱&管弦楽)
オペラ・オーケストラ部門賞=シルヴァン・カンブルラン(指揮)/読売日本交響楽団(管弦楽)
現代音楽部門賞=西川竜太(合唱指揮者)
研究・評論部門賞=神部智・著「シベリウス」(音楽之友社)
功労賞=三宅幸夫(音楽評論)
特別賞=ラドミル・エリシュカ(指揮)/札幌交響楽団(管弦楽)
    有田正広(フルート・指揮)

【ポピュラー部門】

最優秀作品賞=坂本龍一「async」(Commmons R2CM-86314)
作品企画賞=One Step Festival 永久保存盤 21枚組(SUPER FUJI FJSP-288)
イベント企画賞=上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ
新人賞=tea(ヴォーカル)
著作出版物賞=田中勝則・著「中村とうよう、音楽評論家の時代」(二見書房)
特別賞=かまやつひろし(シンガー)
     ボニージャックス(コーラス)

【オーディオ部門】

技術開発=フォノカートリッジ青龍(有限会社トップウイング)
優秀録音= インバル指揮・東京都交響楽団「ショスタコーヴィチ/交響曲第8番」(EXTON OVCL00635)
特別賞=アキュフェーズ株式会社~量を追わず質を追求する製品作りと、初回発売の旧製品まで修理する、ユーザーと密着した長年の企業姿勢に対して~
功労賞=貝山知弘(オーディオ評論)

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2018年3月10日

◆JASRAC、4月1日から楽器教室における演奏等の使用料規程を実施


 日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2018年4月1日から楽器教室における演奏等に関する使用料規程を実施すると発表した。

 当初、2018年1月1日からの管理開始を予定していたが、「音楽教育を守る会」が2017年12月21日、文化庁長官に対し、著作権等管理事業法24条1項に基づく裁定の申請をしたため、同条3項の定めに従って管理開始を延期していた。

 「守る会」からの裁定の申請の内容は、使用料規程の内容に関するものではなく、JASRACを被告として東京地裁に係属している請求権不存在確認訴訟の判決が確定するまで、同件使用料規程の実施の保留を求めるもの。

 2018年3月7日に、同日を使用料規程の実施の日とする旨の文化庁長官の裁定がされ、「守る会」が求める使用料規程の実施の保留は行われなかった。

 これにより、JASRACは、2018年4月1日から管理を開始することになったもの。

 同件管理対象の範囲は、楽器メーカーや楽器店が運営する楽器教室を対象とする。これらの教室の管理水準が一定のレベルになるまで、当分の間、個人が運営する楽器教室については管理の対象としない。将来的に管理の対象と考えているのは、ホームページなどで広く告知や広告して不特定多数の生徒を常時募集しているような場合を想定している。

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2018年3月07日

◆平成29年度(第68回)「芸術選奨」、指揮者・作曲家の杉山洋一が新人賞を受賞


 平成29年度(第68回)芸術選奨受賞者一が発表され、指揮者・作曲家の杉山洋一が新人賞を受賞した。これは「第27回芥川作曲賞選考演奏会」ほかの成果による。

 指揮者・作曲家の杉山洋一は1969年生まれ。桐朋学園大学作曲科卒業。95年イタリアに留学。指揮者としては、2000年、アンサンブル・モデルンとのノーノ「プロメテオ」のツアーを皮切りに、各地のオーケストラ、アンサンブルと共演。作曲家としては、ヴェネチア・ビエンナーレ、ミラノ・ムジカ、ボローニャ・アンジェリカ音楽祭等のほか、最近では東京混声合唱団、多治見少年少女合唱団、安江佐和子などから委嘱を受けている。1994年、イタリア、シエナキジアーナ音楽院におけるドナトーニのサマーコースにて、イタリア作曲家協会賞を受賞。1995年にイタリア政府から作曲奨学金を得て以来、ミラノ在住。現在、ミラノ市立クラウディオ・アッバード音楽院にて教鞭を執る。

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2018年2月28日

◆平成30年度(第29回)「五島記念文化賞」・「オペラ公演助成」決定


 平成30年度(第29回)「五島記念文化賞」として、美術新人賞1名、オペラ新人賞2名の顕彰と5団体の公演に助成することを決定した。

 贈呈式は平成30年4月17日にザ・キャピトルホテル東急(永田町)にて行う。

<五島記念文化賞>

美術新人賞 三田健志(現代美術)

オペラ新人賞 田中祐子(指揮)、今野沙知恵(ソプラノ)

<オペラ公演助成>

オペラ「白狐」上演実行委員会 『白狐』 戸口 純 作曲
一般社団法人名古屋二期会 『ちゃんちき』 團伊玖磨 作曲
芥川也寸志メモリアルオーケストラ・ニッポニカ 『ニホンザル スキトオリメ』 間宮芳生 作曲
公益財団法人東京二期会 『金閣寺』 黛 敏郎 作曲
公益財団法人日本オペラ振興会 『静と義経』 三木 稔 作曲

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2018年2月16日

◆第66回NHK交響楽団「尾高賞」、坂田直樹作曲「組み合わされた風景(2016)」が受賞


 第66回NHK交響楽団「尾高賞」は、坂田直樹作曲「組み合わされた風景(2016)」が受賞した。

 今回は、国内56の音楽団体、音楽大学等に推薦を依頼し、15団体から19曲の推薦があった。

 作曲家の坂田直樹は、1981年、京都市生まれ。2007年、愛知県立芸術大学、2008年、パリ・エコール・ノルマル音楽院をそれぞれ首席で卒業。2013年、パリ国立高等音楽院のステファノ・ジェルヴァゾーニのクラスを修了。2014年、IRCAMにて研修を受ける。受賞歴は、「フランス著作権協会賞」「第36回入野賞」「2017年度武満徹作曲賞」第1位、など多数。現在はパリにて活動を行い、フランス・ミュージック、フランス文化省などから委嘱を受けている。2015年度、愛知県立芸術大学非常勤講師、2016年度、京都市立芸術大学招聘講師。2010、2011年度ローム奨学生。

 第66回NHK交響楽団「尾高賞」の贈呈式と受賞作品の演奏は、2018年6月26日(火)東京オペラシティコンサートホールで開催される「Music Tomorrow 2018」(指揮:ステファン・アズベリー)で行われる。

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2018年2月03日

◆関西音楽界の「音楽クリティック・クラブ賞」発表


 関西の音楽界において、優れた業績を収めた演奏家や音楽団体などに贈られる「音楽クリティック・クラブ賞」(主催:音楽クリティック・クラブ)の2017年度の受賞者が次の通り発表された。

                              ◇

 <本賞> 指揮の井上道義&大阪フィルハーモニー交響楽団

 2月の定期演奏会でショスタコーヴィチの「交響曲第11番」「同12番」という大作2曲、7月には創立70周年を記念して大阪国際フェスティバルと共催でバースタインの劇場用作品「ミサ」に取り組み、国内では23年ぶりの大阪初演を実現。

 <本賞> オペラ演出家の井原広樹

 関西二期会の5月公演(マスカーニ「イリス」)、10月のみつなかオペラ(プッチーニ「妖精ヴィッリ」「外套(とう)」)、11月の大阪音楽大ザ・カレッジ・オペラハウス公演(モーツァルト「偽の女庭師」)など

 <奨励賞> オルガンの冨田一樹
          
 4月にいずみホールで「オルガンリサイタル」を開催

 <奨励賞> 室内楽演奏集団「アフター・アワーズ・セッション」

 11月にザ・フェニックスホールで20周年記念のコンサートを開催

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2018年1月30日

◆オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)、芸術監督にマルク・ミンコフスキが就任


 今年設立30周年を迎えるオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)は、2018年3月に退団する井上道義の後任として、同年9月よりマルク・ミンコフスキが芸術監督に就任する。 

 マルク・ミンコフスキ(1962年生まれ)はフランス、パリ出身。19歳で「レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル」を創設。当初は過去の慣習に囚われない斬新な解釈のバロック音楽を積極的に演奏したが、その後は、古典・ロマン派へとレパートリーを拡げる。現在、パリを拠点に国外の歌劇場や音楽祭に出演。著名オーケストラとの共演も多い。2013~17年「ザルツブルク・モーツァルト週間」芸術監督、2016年9月よりボルドー国立歌劇場総監督。2011年音楽祭「フェスティバル・レ・マジュール」を創設。

 このほかのOEKの新たな指揮者陣は、首席客演指揮者:ユベール・スダーン、常任客演指揮者:川瀬賢太郎、指揮者:田中祐子、専任指揮者:鈴木織衛となる。

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2018年1月25日

◆2017年度 第27回「京都・青山音楽賞」発表


 2017年度 第27回「京都・青山音楽賞」が次の通り発表された。

 京都・青山音楽賞は、公益財団法人青山音楽財団が定める青山音楽賞顕彰規程に従い、青山音楽賞参加承認を受けた、毎年1月より12月までの間に青山音楽記念館(バロックザール)で開催された公演の中から選考し、個人または団体へ授与する。

新人賞 黒岩航紀(ピアノ)

      受賞公演:2017年 9月2日(土) 開催「黒岩航紀 ピアノリサイタル」

新人賞受賞 森田啓佑(チェロ)

      受賞公演:2017年 9月3日(日) 開催「森田啓佑 チェロリサイタル」

青山賞 本條秀慈郎(三味線)

      受賞公演:2017年10月8日(日) 開催「第五回 本條秀慈郎 三味線リサイタル」

青山賞受賞 アレクセイ・グリニューク(ピアノ)

        受賞公演:2017年12月17日(日) 開催「アレクセイ・グリニューク ピアノリサイタル」

バロックザール賞受賞 アンサンブル・レ・フィギュール(古楽アンサンブル)
             
             榎田摩耶(バロックヴァイオリン)
             石橋輝樹(フラウト・トラヴェルソ)
             原 澄子( ヴィオラ・ダ・ガンバ)
             會田賢寿(チェンバロ)
             ポール=アントワーヌ・ベノス・ディアン(カウンターテナー)

               受賞公演:2017年2月12日(日) 開催「カンタータフランセーズ ~愛のかけら~」

バロックザール賞 テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)
            岡田真季(ピアノ)

              受賞公演:2017年4月15日(土) 開催「テディ・パパヴラミ 岡田真季 デュオリサイタル」

 

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2018年1月24日

◆第28回「新日鉄住金音楽賞」、ハープの景山梨乃がフレッシュアーティスト賞受賞


 第28回「新日鉄住金音楽賞」は、ハープの景山梨乃がフレッシュアーティスト賞を受賞した。特別賞は該当者はなし。

 <贈賞理由>景山梨乃は、ラスキーヌ、インディアナUSAの両コンクール入賞を経て、2016年のミュンヘンARD国際音楽コンクールでも第3位となったように、世界最高の水準にあるハーピスト。また、輝かしい音色、柔軟な音楽性などの秀でた才能に併せ、ソリスト、室内楽奏者、さらにはオーケストラの正団員として幅広く活躍していることから、ハープの魅力と可能性を今後長きにわたり知らしめてくれるアーティストとして期待され、受賞となった。

 ハープの景山梨乃は、埼玉県所沢市出身。2002年「リリーラスキーヌ国際ハープコンクール」ジュニア部門第3位。2005年「大阪国際音楽コンクール」弦楽器部門高校の部第3位。2006年第18回「日本ハープコンクール」アドヴァンス部門第1位。2007年日比谷松尾ホールにて初リサイタル。2008年パリで行われた「リリーラスキーヌ国際ハープコンクール」で最高位(1位なしの2位)、併せて新曲演奏の特別賞を受賞。 現在、東京交響楽団首席ハープ奏者。

 受賞記念コンサートは、平成30(2018)年7月17日(火)に紀尾井ホールで開催される。

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2018年1月12日

◆第47回「イタリア声楽コンコルソ」、受賞者発表


 第47回「イタリア声楽コンコルソ」(主催:毎日新聞社、日本イタリア協会)の本選会が1月8日にフィリアホール行われ、次の受賞者が発表された。

                              ◇

ミラノ大賞         バリトン   栗原峻希(東京藝術大学声楽科卒業 藝大大学院オペラ専攻在籍)

シエナ大賞         バリトン   井出壮志朗(武蔵野音楽大学修士課程修了)

ロイヤルティガー大賞  ソプラノ   福士紗希(武蔵野音楽大学大学院博士前期課程修了)

テノール特賞        テノール 渡辺 康(イタリア国立パルマ音楽院ビエンニオコース)

金賞             テノール   本多信明(名古屋大学医学部医学科卒業)

金賞             テノール   浅原孝夫(洗足学園音楽大学音楽学科卒業)

金賞             ソプラノ   宇多村仁美(Roma accademia internazionale ディプロマ習得)

イタリア大使杯      メゾソプラノ 五十嵐彩香(東京藝術大学音楽学部声楽科3年在籍中)

京都市長賞        ソプラノ   辻村文恵(Conservatorio “Luca Marenzio”di Brescia)

京都府教育委員会
教育長賞          ソプラノ  水野友貴(東京音楽大学大学院声楽専攻オペラ研究領域終了)

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