2011年4月02日

ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川県川崎市幸区大宮町131)は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で、ホールの天井仕上げ材等が落下する被害が発生した。
現在の状況から、半年程度はホールでの公演開催は不可能となったという。
また、音楽工房(市民交流室)は安全点検を行い施設の安全性は確認しているが、東京電力による計画停電前後の時間は保安上の理由からビル建物内への入場が制限されているため、計画停電にかかる時間帯は休館となる。
ミューザ川崎シンフォニーホールは、2003年に竣工し、神奈川県川崎市が運営する最新のコンサートホールで、海外からも視察が訪れるほど内外の注目を集めていたことで知られる。座席数は1997席(車椅子席10席含む)、最大視距離は約37m、パイプオルガンのパイプ総数は5248本。
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2011年3月25日

ヤマハは、アップル社の iPhone、iPod touchで利用できる専用アプリケーション「BODiBEAT Free for iPhone」を、iTunes Storeを通じて提供を開始した。
iTunes Store内のApp Store、またはiPhoneおよびiPod touchの「App Storeのアプリ」から無料でダウンロードできる。
ランナーが日々ランニングを続けていくためには、モチベーションを維持することが大切。モチベーションを維持するために音楽を聴いたり、仲間と一緒にランニングすることを志向する人は多いものの、音楽のテンポがランニングピッチと合わずかえってペースを乱してしまったり、時間や場所の制約で一緒にランニングすることができないことも多くある。
今回発表された「BODiBEAT Free for iPhone」は、走る/歩くピッチに合った音楽を再生する機能により、いつでもカラダと音楽のリズムが合ってペースを乱すことなく音楽を楽しめたり、遠くにいる仲間やコーチの走る/歩くピッチに合った音楽を再生する機能により、誰かと一緒に走っている/歩いているつながり感を得られることで、ひとりでのランニングやウォーキングのモチベーションを維持またはアップすることを目的に開発されたもの。
【主な特長】
1.自分のステップで音楽をコントロール。
2.遠くに離れた仲間やコーチと音楽でつながり合う。
3.自動的に最適なテンポの楽曲を生成する自動楽曲生成機能「BODiBEAT Mixer」。
4.音楽がトレーニングコーチに。
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2011年3月16日
「ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)“熱狂の日”」が今年もゴールデン・ウィークに開催される。今年は九州(鳥栖<佐賀>)での開催が決まり、全国5都市で数多くの公演が繰り広げられることになっている。
【新潟】
会期:(プレ公演)5月1日(日)~5日(木)
(本公演)5月6日(金)~8日(日)
会場:りゅーとぴあ/新潟市音楽文化会館/燕喜館/旧齋藤家別邸ほか
テーマ:ウィーンのベートーヴェン
【東京】
会期:(東京・丸の内エリア)4月28日(木)~5月5日(木)
(本公演)5月3日(火)~5月5日(木)
会場:東京国際フォーラム/よみうりホールほか
テーマ:タイタンたち
【金沢】
会期:(北陸エリア)4月28日(木)~5月4日(水)
(本公演)5月2日(月)~5月4日(水)
会場:石川県立音楽堂/金沢市アートホールほか
テーマ:ウィーンのシューベルト
【びわ湖(滋賀)】
会期:(プレイベント/本公演)4月29日(金)
(本公演)4月30日(土)
会場:滋賀県立芸術劇場/びわ湖ホールほか
テーマ:ウィーンのベートーヴェン
【鳥栖(佐賀)】
会期:(プレ公演)5月1日(日)~5日(木)
(本公演)5月6日(金)~7日(土)
会場:鳥栖市民文化会館 周辺
テーマ:ウィーンのベートーヴェン
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2011年3月11日

クラシック音楽の殿堂である米カーネギー・ホールにおいて辻井伸行のニューヨークデビューリサイタルが、2011年11月10日(木曜日)午後8時に行われる。
辻井伸行は、1988年東京生まれ。1995年、7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。1998年、10歳の時に、三枝成彰スペシャルコンサートで本名徹次指揮、大阪センチュリー交響楽団と共演しデビューを飾った。
2005年10月、ワルシャワで行われた第15回ショパン国際ピアノ・コンクールに最年少で参加し、「批評家賞」を受賞。09年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初の優勝を飾った。合わせて現代音楽(課題曲)の最優秀演奏賞も受賞し、日本中の話題をさらった。
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2011年3月03日
NTT東日本、NTT西日本およびヤマハは、ネットワークを利用した新しい音楽スタイルの実現と利便性の向上を共に図ることを目的に協業した。協業の第一弾として、NTT東西が提供する高品質な次世代ネットワーク(NGN)の「フレッツ 光ネクスト」(インターネット接続サービス)および、「ひかり電話」(電話サービス)を活用するとともに、ヤマハが開発した「NETDUETTO(ネットデュエット)」を活用することで音の遅延が無く、より快適に遠隔地間を繋ぐ演奏環境を構築する。
ヤマハの「NETDUETTO」は、インターネットなどを介して複数拠点でのリアルタイムの歌唱やバンド演奏を可能にする技術。「NETDUETTO」により、音楽や音楽制作関連機材に関する専門知識を持たない人でも、インターネット越しに、相互に音声情報の時間差(ズレ)をほとんど意識することなく、高音質でデュエットといった重唱や複数の楽器によるバンド演奏(セッション)を簡単に楽しむことができる。
近年、音楽市場においてもパソコンとネットワークを利用した様々な音楽表現やサービスが展開されているが、実際に演奏を行う場合において演奏者同士の物理的距離や演奏環境、時間の確保などの問題は依然残っており、手軽に遠隔地間を繋いで演奏機会の創出を望む声は多いと考えられる。そのような要望に応え、NTT東西とヤマハは、「フレッツ 光ネクスト」および「ひかり電話」を利用した新しい音楽スタイルの実現に向け、ヤマハの「NETDUETTO」を活用した遠隔地間を繋ぐ、新たな演奏環境ソリューションの提供に向けた協業を行ったもの。
3社は今後この技術を、ライブや音楽イベントでの活用の提案、ゲームやカラオケ、クラウドサービスやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)との連携、ネットワークの機能開発、一体型ハードウェア開発、さらには、個人の顧客だけでなく、さらに高度な音響機能を含めたプロユーザーへの展開も視野に入れ、相互に開発・展開を図る方針。
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2011年2月14日

第53回グラミー賞が、米ロサンゼルスで発表され、ピアニストの内田光子さんが最優秀器楽ソリスト演奏(オーケストラとの共演)賞を受賞した。
グラミー賞は、米国で音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃えるとともに、業界全体の振興と支援を目的として作られた賞。世界で最も権威ある音楽賞と言われている。
内田 光子(1948年12月20日 – )は、静岡県熱海市生まれ。現在、英国在住。1990年ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・チャールズ・ハイドシェック特別賞受賞。1986年度サントリー音楽賞受賞、1996年度朝日賞受賞。2001年、CBE(大英帝国勲章第3位)。2005年文化功労者。2009年、DBE(大英帝国勲章第2位)など多くの受賞歴を持つ、わが国を代表するピアニスト。
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2011年1月27日
第12回「ホテルオークラ音楽賞」が発表され、ピアニストの金子 三勇士(かねこ みゆじ)氏とヴァイオリニストの松田 理奈(まつだ りな)氏が受賞した。
金子 三勇士氏は、6歳で単身ハンガリーに留学。早くから才能を認められ、2001年に飛び級で国立リスト音楽院大学ピアノ科に入学した。2005年に「バラッシャジャルマット国際音楽コンクール」(ハンガリー)でグランプリ優勝、2008年に「第3回バルトーク国際ピアノコンクール」(ハンガリー)で優勝。現在、日本やヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。
松田 理奈氏は、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに学び、2006 年ドイツ・ニュルンベルク音楽大学に編入。2007年同大学を首席で卒業後、同大学院に進学。2010年に首席で卒業。 2001 年には「 第10 回日本モーツァルト音楽コンクール」ヴァイオリン部門において、同コンクール史上最年少で優勝。現在は日本やドイツでコンサート活動を行うかたわら、ニュルンベルク音楽大学で教授アシスタントを務めている。
2011年3月25日(金)午後6時より、ホテルオークラ東京「ロビーコンサート25」において、第12回「ホテルオークラ音楽賞」受賞者による記念演奏会および授賞式が開催される。
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2011年1月19日

世紀の大指揮者フルトヴェングラーんのトーク・ライヴやニュー・マスター音源の先行試聴を楽しみながら、世紀の巨匠を愛してやまない音楽愛好家とともに生誕125年を祝うイベント「フルトヴェングラー生誕125年記念 トーク・ライヴ&試聴会」が次の通り開催される。
●タイトル 「フルトヴェングラー生誕125年記念 トーク・ライヴ&試聴会」
●日時 1月24日(月)19:00スタート
●場所 タワーレコード渋谷店(〒150-0041 東京都渋谷区神南1-22-14〒150-0041 東京都渋谷区神南1-22-14) 6F
●主な内容
・音楽ライター 満津岡信育氏×渡辺謙太郎氏によるトーク・ライヴ
・2月23日発売タイトルの先行試聴(機材協力: ソニー)
・エンジニア サイモン・ギブソン(アビイ・ロード・スタジオ)によるビデオ・コメント上映
●試聴予定曲
・ブルックナー:交響曲第8番 より
・R.シュトラウス:ドン・ファン より
・リスト:前奏曲 より 他
●来場者全員プレゼント
来場者全員に記念の品として、今回新たに発見されたベートーヴェン交響曲第7番のアナログ・テープにフルトヴェングラーのサイン(画像)をあしらった「生誕125年記念特製フォト」がわたされることになっている。
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2011年1月17日

ショパン国際ピアノコンクール in ASIAのコンチェルトC部門アジア大会が1月13日実施され、次の受賞者が発表された。
金賞 / Gold, コンチェルト賞 小林 愛実
銀賞 / Silver 能登原 奈都子
銅賞 / bronze Chung Da-Hyun
銅賞 / bronze 深貝 理紗子
奨励賞 / Encourage 寺島 美紀
奨励賞 / Encourage 中川 真耶加
金賞 / Gold, コンチェルト賞の小林 愛実は、2005年(9歳)のとき全日本学生音楽コンクール全国決勝大会・小学校の部にて第1位。 2005年、フランス、パリのコルトーホール、アメリカ、ニューヨークのカーネギーホールにてコンサートを開催。2009年、第5回ワルシャワ国際音楽祭にて、フランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラと共演する。2009年、サントリーホールでメジャー・デビュー記念コンサートを行う(同ホールソロとしては日本人最年少記録、女性ピアニスト最年少記録)。
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2011年1月14日

東京交響楽団の2011年度のシーズンテーマは“シェーンベルク”。
<浄夜><ペレアスとメリザンド><室内交響曲><モノドラマ・期待>など、後期ロマン派音楽の集大成ともいえる作品が並ぶ。
また、7月定期演奏会には、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターで、川崎市名誉国際親善大使のライナー・キュッヒル氏をソリストとコンサートマスターに迎える。
音楽監督のユベール・スダーンは、「シェーンベルクはブラームスを尊敬し、ハイドン、モーツァルト、シューベルトが好きだったことからもわかるように、古典派からロマン派の影響を大きく受けた作曲家です。一見、とっつきにくそうに思うかもしれませんが、ロマンチックかつドラマチックな、シェーンベルクの作品を理解してもらいたい。シェーンベルクの作品を演奏することは、楽団員にとってもチャレンジです。でも今の東京交響楽団ならチャレンジできる、挑まなければならないと思いました。オープンな気持ちで、新たな“発見”をしてほしい。」とコメントしている。
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