2014年10月01日
東京都交響楽団は、10月13日に出演を予定していた「日本・スイス国交樹立150周年記念特別コンサート」(会場:ヴィクトリアホール、スイス・ジュネーヴ)が、現地主催者の事情により急遽中止されたと発表した。
同公演は、スイスの音楽事務所クラシック・アルテルナンス社が主催者として、スイス連邦政府の後援を得て企画していたもので、指揮者のシャルル・デュトワ、ピアニストのクリスチャン・ツィメルマンとともに、同楽団がスイス大使館を通じて招待を受け、出演を予定していたもの。
これまで、出演者・関係者による現地での打合せを含めた相互連絡のもと、制作が進められたが、9月22日に、突然同社より資金難により実施が不可能となった旨の通告があったという。
同楽団から同社に対して事実確認と抗議をしたが、解決策は得られないことが判明したため、急遽公演の中止を決めたもの。