2018年2月03日
関西の音楽界において、優れた業績を収めた演奏家や音楽団体などに贈られる「音楽クリティック・クラブ賞」(主催:音楽クリティック・クラブ)の2017年度の受賞者が次の通り発表された。
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<本賞> 指揮の井上道義&大阪フィルハーモニー交響楽団
2月の定期演奏会でショスタコーヴィチの「交響曲第11番」「同12番」という大作2曲、7月には創立70周年を記念して大阪国際フェスティバルと共催でバースタインの劇場用作品「ミサ」に取り組み、国内では23年ぶりの大阪初演を実現。
<本賞> オペラ演出家の井原広樹
関西二期会の5月公演(マスカーニ「イリス」)、10月のみつなかオペラ(プッチーニ「妖精ヴィッリ」「外套(とう)」)、11月の大阪音楽大ザ・カレッジ・オペラハウス公演(モーツァルト「偽の女庭師」)など
<奨励賞> オルガンの冨田一樹
4月にいずみホールで「オルガンリサイタル」を開催
<奨励賞> 室内楽演奏集団「アフター・アワーズ・セッション」
11月にザ・フェニックスホールで20周年記念のコンサートを開催