2021年3月25日
第22回「ホテルオークラ音楽賞」は、葵トリオ(ピアノ三重奏)とカルテット・アマービレ(弦楽四重奏)が受賞した。
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葵トリオ (ピアノ三重奏団)
ピアノ:秋元 孝介
ヴァイオリン:小川 響子
チェロ:伊東 裕
葵トリオは、第67回「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」のピアノ三重奏部門で、日本人団体として初の優勝を受賞した、現在最も注目を集めるピアノ三重奏団。東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミーで出会い、2016年に結成。第28回「青山音楽賞」バロックザール賞、第29回「新日鉄住金音楽賞」フレッシュアーティスト賞受賞。現在はドイツを拠点に、ミュンヘン音楽・演劇大学でフォーレ四重奏団のD.モメルツに師事しながら国内外で活動している。
カルテット・アマービレ (弦楽四重奏団)
ヴァイオリン:篠原 悠那
ヴァイオリン:北田 千尋
ヴィオラ:中 恵菜
チェロ:笹沼 樹
カルテット・アマービレは、2015年桐朋学園大学在籍中のメンバーにより結成される。第65回「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」の弦楽四重奏部門第3位に入賞、あわせて特別賞(コンクール委嘱作品の最優秀解釈賞)を受賞。2019年11月には、ニューヨークで行われた「ヤングコンサートアーティスト国際オーディション」で第1位を獲得。マルタ・アルゲリッチ、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、ダン・タイ・ソンらと共演するなど、今後の活躍が期待されているカルテットである。