2021年4月10日
NHK交響楽団の首席指揮者に、2022年9月からファビオ・ルイージが就任する。
契約は2022年9月から3年間。また、就任に先立ち2021年12月の「べートーヴェン:第9 演奏会」を指揮することも予定されている。
指揮のファビオ・ルイージ(1959年生まれ)は、イタリア、ジェノヴァ出身。チューリヒ歌劇場音楽総監督(2020-21シーズンにて退任予定)、デンマーク国立交響楽団首席指揮者を務める。また2020年7月よりダラス交響楽団音楽監督に就任した。
これまでに、メトロポリタン歌劇場首席指揮者(2011-2017)、ウィーン交響楽団首席指揮者(2005-2013)、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団および同歌劇場音楽総監督(2007-2010)、MDR交響楽団芸術監督(1999-2007)、スイス・ロマンド管弦楽団音楽監督(1997-2002)などを歴任。このほか、イタリアのマルティナ・フランカで行われるヴァッレ・ディートリア音楽祭音楽監督も務めている。