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2023年10月05日

◆札幌交響楽団、2025年4月エリアス・グランディが首席指揮者に就任

 札幌交響楽団は、首席指揮者のマティアス・バーメルトが2024年3月に任期満了をもって首席指揮者を退任し、新たにエリアス・グランディが首席指揮者、下野竜也が首席客演指揮者に就任する。

【札幌交響楽団 新指揮者体制】

  名誉音楽監督:尾高 忠明
  次期首席指揮者:エリアス・グランディ(2025年4月就任)
  友情指揮者:広上 淳一
  正指揮者:川瀬 賢太郎
  首席客演指揮者:下野竜也(2024年4月就任)

 エリアス・グランディ(1980年生まれ)は、ドイツ、ミュンヘン出身。バーゼル、ミュンヘン、ベルリンでチェロを学び、バイエルン放送交響楽団とコーミッシェ・オーパー・ベルリンでチェリストを務めた。2012年よりダルムシュタット歌劇場で常任指揮者としての活動を開始。2015年にハイデルベルク歌劇場の音楽監督に就任し、同年、第7回「ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクール」最高位(1位なし第2位)。2022/23シーズンは、フランクフルト歌劇場でマスネ「ウェルテル」、エッセン・アールト歌劇場でヴェルディ「仮面舞踏会」、ポートランド・オペラでワーグナー「ローエングリン」とドヴォルザーク「ルサルカ」を指揮。オペラおよびコンサートの双方において情熱的で気迫ある音楽解釈に定評があり、繊細な情感を把握することによる豊かな音楽作り、並外れた正確さと音楽の深みが高く評価されている。現在、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの主要オーケストラに客演し、急速に国際的な知名度を獲得している。

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