2012年10月30日
指揮者の飯守泰次郎(72歳)が、平成24年度の文化功労者に選ばれた。
飯守泰次郎は、旧満州・新京生まれ。 桐朋学園短期大学指揮科卒。アメリカ留学中にミトロプーロス国際指揮者コンクールおよびカラヤン国際指揮者コンクールに入賞。また、ドイツではバイロイト音楽祭の音楽助手を務める。
日本国内では、読売日本交響楽団指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者(2012年4月から桂冠名誉指揮者)、関西フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者(2011年から桂冠名誉指揮者)などを歴任。さらに、2012年9月から新国立劇場芸術参与、2014年9月から同芸術監督に就任予定。
これまでの受賞歴は、1973年芸術選奨新人賞、2000年度第32回サントリー音楽賞、2003年度第54回芸術選奨文部科学大臣賞、2004年紫綬褒章、2010年11月旭日小綬章を受け、2008年には大阪市市民表彰を受けた。