2014年11月10日
指揮者の西本智実が「オラショ(祈り)」の復元・演奏の功績などにより、ヴァチカン音楽財団より「名誉賞」を受賞した。これはアジア人としては初の受賞となる。
西本智実は、2012年日本で新設されたイルミナートフィルハーモニーオーケストラの芸術監督兼首席指揮者に就任。2013年、ロイヤルチェンバーオーケストラ音楽監督兼首席指揮者に就任。同年11月、ヴァチカン国際音楽祭に招聘され、イルミナートフィルハーモニーオーケストラを率いて、サン・ピエトロ大聖堂での枢機卿音楽ミサを指揮。最終日にはサン・パオロ大聖堂で交響曲第9番(合唱付)を指揮した。