2021年6月11日
2021年度「武満徹作曲賞」第1位は、根岸宏輔(日本)「雲隠れにし 夜半の月影」が受賞した。
今回、審査員のパスカル・デュサパン氏は、新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置の影響により来日できず、パリのパレ・デ・コングレ・ド・パリにて、高音質・高画質の通信を用いて聴き、審査した。
根岸宏輔(日本)は、1998年、埼玉県本庄市生まれ。2020年第37回「現音作曲新人賞」、併せて聴衆賞を受賞。同年、第31回「朝日作曲賞」(合唱組曲)を受賞。日本大学芸術学部音楽学科作曲・理論コース(作曲)を卒業後、現在は同大学大学院修士課程に在籍し、伊藤弘之氏に作曲を師事している。
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【受賞者】
第1位 根岸宏輔(日本) 雲隠れにし 夜半の月影
第2位 ジョルジョ・フランチェスコ・ダッラ・ヴィッラ(イタリア) BREAKING A MIRROR
第3位 ヤコブ・グルッフマン(オーストリア) TEHOM
第3位 ミンチャン・カン(韓国) 影の反響、幻覚…