クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2017年 1月

2017年1月30日

★アレクサンドル・タローのラフマニノフ作品集


タロー

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番協奏曲
        幻想的小品集 作品3
        ヴォカリーズ 作品34-14
        6手のためのピアノ小品

ピアノ:アレクサンドル・タロー

指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ

管弦楽:ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

ソプラノ:サビーヌ・ドゥヴィエル

ピアノ:アレクサンダー・マッツァー、アレクサンドル・メルニコフ

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13559

 ピアノのアレクサンドル・タロー(1968年生まれ)は、フランス出身。17歳でパリ音楽院のピアノの一等賞を受賞。「ミュンヘン国際ピアノコンクール」第2位。偉大な作曲家の作品に現代作曲家の作品を組み合わせて構成した「ラモーへのオマージュ」、「クープランへのオマージュ」や、ポピュラーソングに発想を得た「ピアノソング」などプログラムに冒険的なアプローチを取り入れるヨーロッパを代表するピアニストのひとり。

コメント/トラックバック投稿 »


2017年1月26日

★世界的フルート奏者 工藤重典のベストセラーCDのリニューアル・アルバム


工藤重典

<Disc 1>

C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
ジョリヴェ:5つの呪文
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジー第1番~第6番

<Disc 2>

マレ:スペインのフォリアによる25の変奏曲
ベリオ:セクエンツァI
ドビュッシー:シランクス(パンの笛)
福島和夫:冥(めい)
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジー第7番~第12番

フルート:工藤重典

CD:マイスター・ミュージック MM-3093-94

 フルートの工藤重典(1954年生れ)は、北海道札幌市出身。桐朋学園大学を経て、パリ音楽院のランパルのクラスで学ぶ。1979年フランス国立リール管弦楽団に入団し、首席フルート奏者となる。1987年にリール管弦楽団を退団し、活動の比重をソロへ移すと共に、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授となる。1978年第2回「パリ国際フルートコンクール」第1位、1980年第1回「ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール」第1位、フランス共和国大統領賞。このCDは、発売以来、20数年に渡り高い人気のロングセラー・アルバムが、今回セットとなってリニューアル・リリースしたもの。

コメント/トラックバック投稿 »


2017年1月23日

★リサ・バティアシュヴィリのチャイコフスキー&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲


リサ・バティアシュヴェリ

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

ヴァイオリン:リサ・バティアシュヴィリ

指揮:ダニエル・バレンボイム

管弦楽:シュターツカペレ・ベルリン

CD:ユニバーサル ミュージック UCCG1754

 ヴァイオリンのリサ・バティアシュヴィリ (1979年生れ) は、グルジア出身。1995年16歳にして「シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール」において2位に入賞。2003年「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭」においてレナード・バーンスタイン賞を受賞。

コメント/トラックバック投稿 »


2017年1月19日

★ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代首席指揮者に就任したダニエレ・ガッティの「幻想交響曲」


ダニエレ・ガッティ

ベルリオーズ : 幻想交響曲

指揮:ダニエレ・ガッティ

管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

録音 : 2016年3月31日、4月1&3日、アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ録音)

CD:キングインターナショナル(RCO Live) KKC5656

 ヤンソンスの後任として128年の歴史をもつロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7代首席指揮者にダニエレ・ガッティが就任した。ダニエレ・ガッティ(1961年生れ)はイタリア・ミラノ出身の指揮者。 ミラノ音楽院で学び、27歳でミラノスカラ座にデビュー。これまで聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団首席指揮者、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ボローニャ市立劇場音楽監督、チューリッヒ歌劇場首席指揮者、フランス国立管弦楽団音楽監督を歴任。

コメント/トラックバック投稿 »


2017年1月16日

★中村紘子 フォーエバー


フォーエバー中村紘子 

モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番(ライヴ録音2種類収録)

ピアノ:中村紘子

指揮:飯森範親

管弦楽:東京交響楽団

録音:①2016年4月30日、ミューザ川崎シンフォニーホール(ライヴ録音)
    ②2016年5月4日、オリンパスホール(ライヴ録音)

CD:ドリームミュージック MUCD‐1372

 日本を代表するピアニストであった中村紘子(1944年―2016年)が、最後のコンチェルト演奏となった東京交響楽団とのコンサート録音を収め、追悼盤として急遽発売された。中村紘子の遺作アルバム。

コメント/トラックバック投稿 »


2017年1月12日

★名手マレイ・ペライアのバッハ:フランス組曲全曲


マレイ・ペライア

<CD1>

バッハ:フランス組曲第1番/第2番/第3番

<CD2>

バッハ:フランス組曲第4番/第5番/第6番

ピアノ:マレイ・ペライア

CD:ユニバーサルミュージック(ドイツグラモフォン) UCCG1757~8

 ピアノのマレイ・ペライア(1947年生れ)は、アメリカ・ニューヨーク出身。ニューヨークのマネス音楽大学で学ぶ。夏期にはマールボロ音楽祭に参加し、カザルスや、ブダペスト弦楽四重奏団、ゼルキンらと交流。2000年「ロベルト・シューマン協会 クラウディオ・アラウ記念メダル」、「グラミー賞最優秀室内楽演奏賞」(1989年、バルトーク: 2台のピアノと打楽器のためのソナタ)、「グラミー賞最優秀独奏楽器演奏賞」(1999年、バッハ: イギリス組曲第1番、第3番、第6/番2003年、ショパン:練習曲 作品10、作品25)、2015年「ウルフ賞芸術部門」などの受賞歴を持つ。大英帝国勲章KBEの受章者。ペライアの新録音としては、2010年録音のブラームスのピアノ作品集以来、バッハの録音は、2009年録音のパルティータ集以来となる。

コメント/トラックバック投稿 »


2017年1月09日

★ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラのバーバー:弦楽のためのアダージョとブルックナー:弦楽五重奏曲


日下

バーバー:弦楽のためのアダージョ
ブルックナー:弦楽五重奏曲(ミヒャエル・エルクスレーベンによる弦楽合奏版)

管弦楽:ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ(指揮者なし)

      日下紗矢子(コンサートマスター/バーバー)
      ミヒャエル・エルクスレーベン(コンサートマスター/ブルックナー)

録音:2015年6月25日(バーバー)、2014年11月13日(ブルックナー)

CD:キングインターナショナル KKC-4071

 ベルリン・コンツェルトハウスは、東ベルリンの中心に位置するコンサートホール。ここに所属するベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧称ベルリン交響楽団)は、クルト・ザンデルリングのもと黄金時代を迎えた名門オーケストラ。2009年、室内アンサンブル「ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ」が発足し、コンサートマスターに日下紗矢子(読売日本交響楽団コンサートマスター)が就任。

コメント/トラックバック投稿 »


2017年1月05日

★辻井伸行、6年ぶりのオールショパン・アルバム


ショパン辻井伸行 

ショパン:エチュード&バラード

ショパン:12のエチュードop.10
      バラード第1番~第4番

ピアノ:辻井伸行

録音:2016年4月12日〜14日 ベルリン、テルデックス・スタジオ

CD:アイベックス・クラシック AVCL‐25913

 辻井伸行、6年ぶりのオールショパン・アルバム。2016年4月の最新録音。

コメント/トラックバック投稿 »


2017年1月02日

★今後の飛躍が期待される若手ヴァイオリニスト 郷古 廉のバッハ&バルトーク


郷古廉

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番&パルティータ第2番
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番

ヴァイオリン:郷古 廉

ピアノ:加藤洋之

録音:2015年10月25~27日、プラハ、ストジェシュヴィッカー・エヴァンゲル教会(バッハ)
    2014年12月28日、東京・稲城iプラザ(バルトーク)

CD:オクタヴィアレコード OVCL-00614

 ヴァイオリンの郷古 廉(1993年生まれ)は、宮城県多賀城市出身。1999年桐朋学園子供のための音楽教室仙台分室に入室。2004年「ユースクラシックコンクール」第1位。同年「第58回全日本学生音楽コンクール」第1位。1906年第11回「ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクール」ジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。2007年にデビューを飾る。2013年「ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリン・コンクール」第1位および聴衆賞・現代曲賞を受賞。

 ピアノの加藤洋之は、東京芸術大学器楽科を首席で卒業。在学中に安宅賞受賞。1990年「ジュネーヴ国際音楽コンクール」第3位入賞後ハンガリー国立リスト音楽院に留学。1996年ドイツのケルンに移り、パヴェル・ギリロフに師事。ウィーン・フィルのメンバーとはたびたび共演し、特に第1コンサートマスターのライナー・キュッヒルとは、デュオ・パートナーとして数多く演奏を重ねている。

コメント/トラックバック投稿 »