クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2015年 1月

2015年1月29日

★高橋アキによるシューベルト・ピアノ作品シリーズ第4弾


シューベルト:ピアノソナタ第18番「幻想」/ピアノソナタ第9番

ピアノ:高橋アキ

CD:カメラータ・トウキョウ

 高橋アキによるシューベルト・ピアノ作品シリーズ第4弾。高橋アキは、神奈川県鎌倉市出身のピアニスト。東京芸術大学卒業および同大学院修了。1975年には、エリック・サティ没後50年を記念し「エリック・サティ連続演奏会」を開催。特に、現代音楽演奏家として高い評価を得ている。2007年芸術選奨文部科学大臣賞、2008年文化庁芸術祭優秀賞、2011年 紫綬褒章を受賞。

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2015年1月26日

★女性指揮者エマニュエル・アイムによるヘンデル:オラトリオ「メサイア」


ヘンデル:オラトリオ「メサイア」

指揮:エマニュエル・アイム

管弦楽:ル・コンセール・ダストレ

ソプラノ:ルーシー・クロウ
カウンターテナー:ティム・ミード
テノール:アンドリュー・ステイプルズ
バリトン:クリストファー・パーヴス

録音:2013年12月4~7日、Opera de Lille

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-12876~7

 美貌と実力を兼ね備えた古楽系女流指揮者エマニュエル・アイムと、彼女自身が創設した古楽アンサンブル「ル・コンセール・ダストレ」が、オラトリオ(聖譚曲)の最高峰といわれるヘンデル作曲「メサイア」に挑む。「ル・コンセール・ダストレ」は、2003年、年間最優秀アンサンブルとして「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞」、さらに2008年、年間最優秀古楽アンサンブルとして「エコー・クラシック賞」を受賞している。

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2015年1月22日

★第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール優勝者 宮田 大の新アルバム


フランク: チェロ・ソナタ
ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
フォーレ: エレジー
黛 敏郎: BUNRAKU チェロ独奏のための (1960年)
尾高尚忠: 夜曲 (1942年)

チェロ:宮田 大

ピアノ:ジュリアン・ジェルネ

CD:エヌ・アンド・エフ

 チェロの宮田 大は、栃木県宇都宮市出身。第74回日本音楽コンクールを含む出場するすべてのコンクールに第1位入賞を果たす。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。2009年にジュネーヴ音楽院卒業、2013年にクロンベルク・アカデミー修了。第9回ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール(パリ)で日本人として初優勝。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第20回出光音楽賞、第13回ホテルオークラ音楽賞受賞。水戸室内管弦楽団メンバー。

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2015年1月19日

★“ギリシャの鬼才”テオドール・クルレンツィスのモーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(全曲)


モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(全曲)

指揮:テオドール・クルレンツィス

管弦楽:ムジカ・エテルナ

ソプラノ:ジモーネ・ケルメスほか

CD:ソニーミュージックジャパン SICC-30183~85(日本盤のみBlu-specCD2仕様 3枚組)

 “ギリシャの鬼才”テオドール・クルレンツィスが放つモーツァルトのオペラシリーズ、モーツァルトの「ダ・ポンテ・オペラ三部作」の第2弾 モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(全曲)。 クルレンツィスとムジカ・エテルナは、ロシアのウラル山脈のふもとに位置するペルミにあるペルミ国立歌劇場の音楽監督および座付きオーケストラで、モスクワから1400キロも離れた僻地にもかかわらず、そのオリジナル楽器による演奏は、音楽的な充実度はヨーロッパの一流歌劇場にも劣らないほどの名声を獲得している。

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2015年1月15日

★新時代のウィーン・フィル首席奏者たちによるモーツァルト:フルート四重奏曲集


モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番~第4番
         フルート四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)(原曲:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)

フルート:カール=ハインツ・シュッツ
ヴァイオリン:アルベナ・ダナイローヴァ
ヴィオラ:トビアス・リー
チェロ:タマーシュ・ヴァルガ

録音:2014年6月、スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)

CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28313

 フルート奏者のカール=ハインツ・シュッツは、現在、ソロはもちろん、ウィーン・フィル首席奏者としてオーケストラ演奏のほか、室内楽活動も活発に展開している。このCDは、ウィーン・フィル初の女性コンサートマスターのダナイローヴァ、ヴィオラ首席のリー、チェロ首席のヴァルガという顔ぶれによる録音。

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2015年1月12日

★ポリーニの39年の歳月をかけたベートーヴェン:ピアノソナタ全曲録音が完結!


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番~第20番

ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ

CD:ユニバーサル ミュージック UCCG 1691

 マウリツィオ・ポリーニによる、39年の歳月をかけたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音が完結!同CDには、ポリーニ初となる第16番と第18番~第20番を収録。

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2015年1月08日

★第12回チャイコフスキー国際コンクール優勝者 上原彩子のチャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」他


ピアノ:上原彩子

CD:キングレコード KICC1164

チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」op.71より

           序曲/行進曲/クララとくるみ割り人形/戦闘(ねずみと兵隊の戦い)/間奏曲(冬の樅の
           森)/スペインの踊り(チョコレート)/中国の踊り(お茶)/トレパック(ロシアの踊り)/葦笛の
           踊り/花のワルツ/こんぺい糖の踊り/タランテラ/アンダンテ・マエストーソ/終曲のワル
           ツとアポテオーズ

          :18の小品op.72より

           子守歌(第2曲)/田舎のこだま(第13曲)/きらめくワルツ(第11曲)/悲歌(第14曲)

 ピアノの上原彩子は、香川県高松市出身、岐阜県各務原市育ち。1990年よりヤマハマスタークラスに入会。数々のコンクールで優勝を果たし、2002年の第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門にて日本人として初めて、かつ女性として世界で初めての優勝を果たす。音楽大学に入学、卒業していないという、日本人ピアニストとしては異色の経歴。日本人ピアニストとして初めてEMIクラシックスとレコード契約を結んでいる。

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2015年1月05日

★スペインの注目指揮者パブロ・エラス=カサドがメンデルスゾーンの大曲 交響曲第2番「賛歌」に挑戦


メンデルスゾーン:交響曲第2番「賛歌」(第1部 : シンフォニア (交響曲)/第2部 : カンタータ)

指揮:パブロ・エラス=カサド

管弦楽:バイエルン放送交響楽団

ソプラノ:クリスティアーネ・カルク
ソプラノ:クリスティーナ・ラントシャマー
テノール:ミヒャエル・シャーデ

合唱:バイエルン放送合唱団

録音:2012年6月、ミュンヘン、フィルハーモニー・アム・ガスタイク

CD:キングインターナショナル KKC5407

 指揮のパブロ・エラス=カサド(1977年生まれ)は、スペイン・グラナダの出身。2007年、ルツェルン音楽祭の指揮者コンクールで優勝。2009年、サントリー音楽祭で初来日。2011年、細川俊夫の新作オペラ「松風」を世界初演。2012年からはニューヨークのセント・ルークス管弦楽団首席指揮者に就任している。メンデルスゾーンの交響曲第2番「賛歌」は、印刷術の発明者グーテンベルク生誕400年記念祭のために作曲されたもので、3楽章のシンフォニア(交響曲)と、続く9曲のカンタータ部分から成る、演奏時間約70分のメンデルスゾーンの大曲。

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