クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2017年 6月

2017年6月29日

★東京トロンボーンオーケストラによる待望のファースト・アルバム


オーケストラ東京トロンボーン

バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番BWV 1048
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
ベートーヴェン:交響曲 第9番より
長野雄行:ウインド・オブ・レインボー・アイランド
コズマ:枯葉
ヴォールラス:20人のトロンボーンのためのジャズ・コンディメンツ

演奏:東京トロンボーンオーケストラ

CD:マイスター・ミュージック MM‐4012

 東京トロンボーンオーケストラは、国内唯一の定期的な活動を行う常設トロンボーン室内楽団として2004年に結成。楽器の響きを生かした「トロンボーン・ギャラリー」と題する教会での定期演奏会をはじめ、多方面で活躍。最大20人までの編成で、古典から現代まで幅広いレパートリーを持つ。このCDは、東京トロンボーンオーケストラによる待望のファースト・アルバム。

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2017年6月26日

★人気ピアニスト 外山啓介の“MY FAVORITES”


外山啓介

ラヴェル:ラ・ヴァルス
ドビュッシー:喜びの島、ロマンティックなワルツ
リスト:バラード第2番、愛の夢第3番、コンソレーション第3番
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
シューマン(リスト編曲):献呈

ピアノ:外山啓介

録音:2016年12月2日~4日、稲城iPlaza

CD:avex CLASSICS AVCL‐25938

 ピアノの外山啓介(1984年生れ)は、北海道札幌市出身。2006年東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。ドイツ・ハノーファー音楽演劇大学留学を経て、2011年東京芸術大学大学院修士課程修了。2004年第73回「日本音楽コンクール」ピアノ部門第1位。

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2017年6月22日

★日本初の「シベリウス大全集」(CD69枚)が完成


シベリウス大全集

シベリウス:交響曲や歌曲、室内楽など約420曲

演奏:ネーメ・ヤルヴィ、オスモ・ヴァンスカ ほか

CD:キングインターナショナル KKC-8675~8743(CD69枚+特典CD+解説冊子)

 シベリウスの交響曲や歌曲、室内楽など約420曲を収録した「シベリウス大全集」(CD69枚+特典CD+解説冊子)が完成した。今回の全集には、これまでほとんど知られていない歌曲などに加え、未公開の習作も含まれている。これは日本単独企画による日本初の「シベリウス大全集」。全声楽曲歌詞対訳付。完全限定盤。

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2017年6月19日

★2016年「マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール」優勝者 佐藤彦大 ピアノ・リサイタル


佐藤彦大

ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 作品42
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ファリャ:ベティカ幻想曲(アンダルシア幻想曲)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D784
リスト:シューベルトの12の歌より「糸を紡ぐグレートヒェン」「魔王」
    愛の夢 第3番
    メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」

ピアノ:佐藤彦大

録音:2016年9月、東京音楽大学

CD:ナミ・レコード WWCC-7834

 ピアノの佐藤彦大は岩手県盛岡市出身。東京音楽大学大学院を卒業後、渡独。ベルリン芸術大学で研鑽を積み、現在はモスクワ音楽院在学中。第1回「野島稔・よこすかピアノコンクール」第1位、第76回「日本音楽コンクール」第1位。第4回「仙台国際音楽コンクール」第3位、第5回「サン・ニコラ・ディ・バーリ国際ピアノコンクール」第1位。そして2016年「マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクール」で第1位。

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2017年6月15日

★「モントリオール国際音楽コンクール」優勝者ベアトリーチェ・ラナのバッハ:ゴルトベルク変奏曲


ベアトリーチェ・ラナ

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

ピアノ:ベアトリーチェ・ラナ

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13634

 ピアノのベアトリーチェ・ラナ(1993年生れ)は、イタリア出身。2011年18歳で「モントリオール国際音楽コンクール」優勝、2013年「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」第2位および聴衆賞受賞。浜松国際ピアノアカデミーの出身者でもある。

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2017年6月12日

★偉業!日本人の指揮者(飯森範親)&交響楽団(山形交響楽団)による初のモーツァルト:交響曲全集


全集モーツァルト交響曲

モーツァルト:交響曲全集(第1番~第41番ほか全53曲)

指揮:飯森範親

演奏:山形交響楽団

録音:2007年~2016年、山形テルサホール(ライヴ録音)ほか

CD:オクタヴィアレコード OVCL‐00630(13枚組)

 飯森範親と山形交響楽団が2007年から10年をかけて取り組んだモーツァルト:交響曲全集。これは、日本人の指揮者&交響楽団による初のモーツァルト:交響曲全集であり、正に偉業と呼べるCD。指揮の飯森範親(1963年生れ)は、神奈川県鎌倉市出身。桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンに留学。1985年「民音コンクール指揮」第2位(1位なし)。1987「年ブザンソン国際指揮者コンクール」第2位。1988年「マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール」大賞受賞。1989年からバイエルン国立歌劇場においてヴォルフガング・サヴァリッシュのもとで修行を積む。現在、山形交響楽団音楽監督、東京交響楽団正指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団名誉指揮者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。日本センチュリー交響楽団首席指揮者。2006年度(平成18年度)「芸術選奨新人賞」を受賞。

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2017年6月08日

★チューリッヒ歌劇場音楽総監督ファビオ・ルイージのリムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」


ファビオ・ルイージ

リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」

ヴァイオリン:バルトゥオミ・ニジョウ(フィルハーモニア・チューリッヒのコンサートマスター)

指揮:ファビオ・ルイージ

管弦楽:フィルハーモニア・チューリッヒ

録音:2016年7月、チューリッヒ歌劇場(ライヴ録音)

CD:キングインターナショナル KKC-5709

 指揮のファビオ・ルイージ(1959年生れ)は、イタリア・ジェノヴァ出身。パガニーニ音楽院、グラーツ音楽院で学ぶ。1984年よりグラーツ歌劇場で指揮者活動を開始。1990年にはグラーツ交響楽団を創設し、1995年まで芸術監督を務めた。ライプツィヒ放送交響楽団芸術監督、スイス・ロマンド管弦楽団首席指揮者、ウィーン交響楽団首席指揮者を歴任。2012年よりメトロポリタン歌劇場首席指揮者ならびにチューリッヒ歌劇場音楽総監督。 2013年には、メトロポリタン歌劇場とのワーグナーの連作オペラ「ニーベルングの指環」の録音によりグラミー賞を受賞。 2017年からデンマーク国立交響楽団首席指揮者に就任。

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2017年6月05日

★注目のチェンバロ奏者ジャン・ロンドーによるバッハ一族のチェンバロ協奏曲集


ジャン・ロンドー

ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052
J.C.バッハ作品とされる:チェンバロ協奏曲 ヘ短調
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):チェンバロ・ソナタ FK7 ト長調 ~ラメント
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV.1056
カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ(1714-1788):チェンバロ協奏曲 Wq.23 ニ短調

チェンバロ:ジャン・ロンドー

ヴァイオリン:ソフィー・ゲント、ルイ・クリーシュ
ヴィオラ:ファニー・パクー
チェロ:アントワーヌ・トゥーシェ
コントラバス:トーマス・デ・ピエールフウ
バスーン:エヴォレーヌ・キーナー

録音:2016年9月6-9日、 ル・タップ-ポワティエ・オーディトリアム劇場

CD:ワーナーミュージック WPCS-13633

 チェンバロのジャン・ロンドー(1991年生まれ)は、パリ出身。パリ国立高等音楽院で学ぶ。2012年「ブリュージュ古楽フェスティバル」チェンバロ部門第1位。パリ国立高等音楽院の同窓生三人とバロック・アンサンブル「Nevermind」を結成。2011年ジャズ・カルテット「Note Forget」を設立。2015年1月、ヨハン・セバスチャン・バッハをテーマに初アルバム「イマジン~J.S.バッハ:チェンバロ作品集」を発表。2017年4月に初来日。このCDは3作目。

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2017年6月01日

★佐渡 裕指揮トーンキュンストラ―管弦楽団のシベリウス:交響曲第2番/交響詩「フィンランディア」


シベリウス佐渡裕 

シベリウス:交響曲第2番
        交響詩「フィンランディア」

指揮:佐渡 裕

管弦楽: トーンキュンストラ―管弦楽団

録音:2016年10月15日~17日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ収録)<交響曲第2番>
    2016年10月4日、オーストリア、ニーダーエスターライヒ州グラフェネック<フィンランディア>

CD:avex CLASSICS AVCL‐25929

 トーンキュンストラー管弦楽団は、ウィーン州及びニーダーエースターライヒ州の州都ザンクト・ペルテンを活動拠点とするオーケストラ。ウィーンでは、ウィーン楽友協会の大ホール(黄金のホール)でコンサートを行っている。2007年夏からは「グラフェネッグ国際音楽祭」の音楽祭管弦楽団(レジデント・オーケストラ)として活動。2015年以来、佐渡裕が首席指揮者を務めている。このCDは、日本ツアーを成功させた佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団の第4作。

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