2018年5月31日
★小林道夫5年振りの新録音バッハ:インヴェンションとシンフォニア
バッハ:インヴェンション BWV 772-786
シンフォニア BWV 787-801
チェンバロ:小林道夫
CD:マイスターミュージック MM‐4033
小林道夫 (音楽家)
小林道夫(1933年生まれ)は、東京出身のピアノ奏者、チェンバロ奏者、フォルテピアノ奏者、指揮者。1955年東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。1965年デトモルト音楽大学へ留学。1972年「ザルツブルク国際財団モーツァルテウム記念メダル」を授与される。1979年「モービル音楽賞」を受賞。1998年より東京藝術大学客員教授、2000年より大阪芸術大学客員教授、2008年より大分県立芸術文化短期大学客員教授。このCDは、5年振りの新録音。
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2018年5月28日
★マルタ・アルゲリッチとセルゲイ・ババヤンが2台のピアノで共演 “プロコフィエフ・フォー・トゥー”
プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」から12の楽章(2台ピアノのための編曲:セルゲイ・ババヤン)
ジュリエットの死、モンターギュー家とキャピュレット家、朝の踊り、
喧嘩、ガヴォット、少女ジュリエット、フォーク・ダンス、マンドリンを手にした踊り、
朝の歌、五組の踊り、ロメオとジュリエットの別れ、ティボルトの死
付随音楽「ハムレット」から ハムレットの父親の亡霊
付随音楽「エフゲニー・オネーギン」から マズルカ、ポルカ
映画音楽「スペードの女王」からポロネーズ、プーシキン・ワルツ第2番
歌劇「戦争と平和」からナターシャとアンドレイのワルツ
映画音楽「スペードの女王」からイデー・フィクス
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
セルゲイ・ババヤン
CD:ユニバーサル ミュージック
このCDは、バレエ音楽「ロメオとジュリエット」からの抜粋を2台のピアノのために編曲したものと、劇音楽・映画音楽・歌劇からのセレクションを、マルタ・アルゲリッチとセルゲイ・ババヤンが2台のピアノで演奏。セルゲイ・ババヤンは、アルメニア出身の知る人ぞ知る超絶ピアニスト。モスクワでプレトニョフに学び、浜松国際コンクールの第1回目の優勝者であり、カサドシュ国際コンクール他、多くのコンクールで優勝している。今をときめくトリフォノフの先生としてしても知られる。
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2018年5月24日
★現代最高のベルカント・テノール フアン・ディエゴ・フローレスのモーツァルト歌劇アリア集
モーツァルト:歌劇「イドメネーオ」K.366から「海の外にも、わしの胸の中にもう一つの海があり」(イドメネーオ)
歌劇「魔笛」K.620から「この肖像はあまりにも美しい」(タミーノ)
歌劇「牧人の王」K.208から「太陽に面と向かって、雲は時折こうしてひろがり」(アレッサンドロ)
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527から「わが宝をその間慰めに行ってください」(ドン・オッターヴィオ)
歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621から「この至高の帝位のこれがただ一つの利というに」(ティート)
歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621から「帝位には、好意あつき神々よ」(ティート)
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588から「いとしい人の愛にあふれた吐息は」(フェランド)
歌劇「後宮からの誘拐」K.384から「愛の力を頼りとし、愛の強さを信じよう」(ベルモンテ)
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527から「あのひとの安らぎが僕の安らぎ」(ドン・オッターヴィオ)
レチタティーヴォとアリア「あわれ、おお夢よ! ~息吹くそよ風」K.431 (425b)
テノール:フアン・ディエゴ・フローレス
指揮:リッカルド・ミナーシ
管弦楽:チューリヒ歌劇場ラ・シンティラ管弦楽団
CD:ソニーミュージックジャパン SICC30475
テノールのファン・ディエゴ・フローレス(1973年生まれ)は、ペルー、リマ出身。17歳でリマの音楽院に入学し、20歳頃よりオペラを本格的に学ぶ。プロデビューは1996年ロッシーニフェスティバル。その後スカラ座やコヴェントガーデンなど主要なオペラハウスに次々出演。レパートリーは、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニなどのベルカントオペラが中心。
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2018年5月21日
★リッカルド・シャイー指揮ルツェルン祝祭管弦楽団のストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」他
ストラヴィンスキー:葬送の歌 作品5 (世界初録音)
幻想的スケルツォ 作品3
組曲「牧神と羊飼いの娘」作品2
バレエ音楽「春の祭典」
指揮: リッカルド・シャイー
管弦楽:ルツェルン祝祭管弦楽団
CD:ユニバーサルミュージック UCCD1460
指揮のリッカルド・シャイー(1953年生れ)は、イタリア、ミラノ出身。1972年から2年間、クラウディオ・アバドの元でミラノ・スカラ座管弦楽団の副指揮者を務める。1972年ミラノのテアトロ・ヌオーヴォでオペラ指揮者としてのデビューを飾る。1974年にシカゴ・リリック・オペラでアメリカでのデビューを果たす。1978年ミラノ・スカラ座でデビューをすると同時に国際的な注目を集める。以降はロイヤル・オペラ・ハウス、バイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場など世界の主要な歌劇場に客演。1982年から1989年までベルリン放送交響楽団(現在のベルリン・ドイツ交響楽団)の首席指揮者、1988年ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の常任指揮者に就任。2005年ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第19代カペルマイスター、ライプツィヒ歌劇場の音楽総監督に就任。2015年ミラノ・スカラ座の音楽総監督に就任。2016年ルツェルン祝祭管弦楽団音楽監督に就任。
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2018年5月17日
★名手リサ・バティアシュヴィリのプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番他
プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」から「騎士たちの踊り」
ヴァイオリン協奏曲第1番
バレエ音楽「シンデレラ」から「グランド・ワルツ」
ヴァイオリン協奏曲第2番
組曲「3つのオレンジへの恋」から「行進曲」
ヴァイオリン:リサ・バティアシュヴィリ
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
管弦楽:ヨーロッパ室内管弦楽団
ヴァイオリンとオーケストラのための編曲:タマーシュ・バティアシュヴィリ
CD:ユニバーサル ミュージック(ドイツ・グラモフォン)
ヴァイオリンのリサ・バティアシュヴィリ (1979年生れ) は、ジョージア出身。1994年にドイツのミュンヘンへ移住。1995年にはわずか16歳にして「シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール」において2位に入賞し一躍脚光を浴びる。2003年シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭において「レナード・バーンスタイン賞」を受賞。現在は世界各地で一流指揮者やオーケストラと共演を重ねている。このCDでは、プロコフィエフの2曲の協奏曲の他に、プロコフィエフのバレエやオペラからの有名な曲を収録。ヴァイオリンとオーケストラのための編曲は、リサの父、タマーシュ・バティアシュヴィリが担当。
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2018年5月14日
★巨匠ポリーニ、20年ぶりのドビュッシー録音<ドビュッシー没後100年記念盤>
ドビュッシー:前奏曲集第2巻
白と黒で~2台のピアノのための3つの小品~
ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ
ダニエレ・ポリーニ
CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCC-G1786
巨匠ポリーニにとって、1998年収録の前奏曲集第1巻以来、20年ぶりのドビュッシー録音。ピアノ・デュオの「白と黒で」では、息子のダニエレ・ポリーニと共演。
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2018年5月10日
★アラベラ・美歩・シュタインバッハーのブリテン & ヒンデミット : ヴァイオリン協奏曲
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー
指揮: ウラディーミル・ユロフスキ
管弦楽:ベルリン放送交響楽団
CD:キングインターナショナル KKC‐5839
録音 : 2017年4月、ベルリン、ベルリン放送局本館 「ハウス・デス・ルンドフンクス/RBB」
ヴァイオリンのアラベラ・美歩・シュタインバッハーは、ドイツ、ミュンヘン出身。ミュンヘン音楽大学で学んだほか、ドロシー・ディレイやイヴリー・ギトリスに師事。2000年にハノーファーで開催された「ヨーゼフ・ヨアヒム・ヴァイオリン・コンクール」で入賞。2004年にはチョン・キョンファのキャンセルにより急遽、パリでネヴィル・マリナー指揮するフランス国立放送フィルへのデビューが決まり、そこで演奏したベートーヴェンのコンチェルトの演奏により一躍、広く注目を集めるようになる。
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2018年5月07日
★バッティストーニが日本人作品を録音する新企画“BEYOND THE STANDARD”vol.1
~BEYOND THE STANDARD vol.1~
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ
ゴジラ(交響ファンタジー「ゴジラVSキングギドラ」より)
指揮:アンドレア・バッティストーニ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
CD:日本コロムビア COCQ-85414
バッティストーニが日本人作品を録音する新企画“BEYOND THE STANDARD”の1枚。これは、わが国においては誇るべきオーケストラの文化ができているにもかかわらず、良い会場で録音を重ね、財産として後世に遺す伝統があまりないアンバランスを、打破しようとする野心的試みであり、スタンダードな名曲の既成概念を壊そうという新企画。バッティストーニが本気で日本人作品を録音する意義は大きい。
<BEYOND THE STANDARDシリーズ>
vol.2 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/武満徹:系図(Family Tree)
vol.3 ベルリオーズ:幻想交響曲/黛敏郎:バレエ音楽「舞楽」
vol.4 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/吉松隆:サイバーバード協奏曲
vol.5 スタンダード名曲集
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2018年5月03日
★チェコを代表するチェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団の来日時のライヴ録音
モーツァルト:弦楽四重奏曲第23番「プロイセン王第3番」 K.590
ヤナーチェク:草陰の小径にて 第1集 JW VIII/17(J.ブルクハウザーによる弦楽四重奏編)から
マルティヌー:弦楽四重奏曲第7番 「室内協奏曲」
プッチーニ:菊の花<アンコール>
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4より 第2楽章<アンコール>
弦楽四重奏:チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団
録音:2016年9月30日、東京文化会館小ホール(ライヴ録音)
ナミ・レコード WWCC-7870
チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団は、2000年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団のトップメンバー達により結成された。2005年に人気ヴァイオリニストのパヴェル・エレットを第1ヴァイオリンに迎え、より一層の進化を遂げたチェコを代表するカルテット。
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