クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2017年 4月

2017年4月27日

★2017年4月、ウィーン国立歌劇場デビューを果たしたカウンターテナー藤木大地 CDデビュー


藤木大地

オンブラ・マイ・フ(ヘンデル/大萩康司編)
グリーンスリーヴス(イングランド民謡)
ダニー・ボーイ(アイルランド民謡)
宵待草(多忠亮/大萩康司編)
この道(山田耕筰/Momo編)
初恋(越谷達之助)
お菓子と娘(橋本國彦)
くちなし(髙田三郎)
こもりうた(加藤昌則)
てがみ(加藤昌則)新曲(世界初録音)
夏のなごりのバラ (アイルランド民謡/ブリテン編)
サリー・ガーデンズ(アイルランド民謡/ブリテン編)
流れは広く (O Waly, Waly)(スコットランド民謡/ブリテン編)
小さな空 (武満徹/荘村清志編)
死んだ男の残したものは(武満徹/荘村清志編)
花は咲く (菅野よう子/加藤昌則編)

カウンターテナー:藤木大地

ギター:福田進一
ハープ:西山まりえ
ピアノ:松本和将
ピアノ加藤昌則
ギター:大萩康司

録音:2016年12月、2017年1月、キング関口台スタジオ

CD:キングインターナショナル KKC-046

 カウンターテナーの藤木大地(1980年生れ)は、宮崎県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後,新国立劇場オペラ研修所第5期生修了。2003年新国立劇場にテノールとしてデビュー。2011年カウンターテナーに声種を転向する。2012年第81回「日本音楽コンクール」声楽部門で優勝(カウンターテナーの優勝は大会史上初)。2013年ボローニャ歌劇場、日生劇場にデビューすると同時にウィーン国立歌劇場と日本人カウンターテナーとして初めて客演契約を結ぶ。2017年「NHKニューイヤーオペラコンサート」に4年連続出演し同年年4月日本人カウンターテナーとして史上初めてウィーン国立歌劇場で正式にデビューを果たした。現在はウィーンに在住。

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2017年4月24日

★総勢80名からなる「昭和大学 昭和サキソフォーン・オーケストラ」


昭和サクソフォーン・オーケストラ

ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
モルネッリ:ニューヨークからの4枚の絵
リスト:メフィスト・ワルツ 第1番 「村の居酒屋での踊り」
レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」

サキソフォーン・オーケストラ:昭和大学 昭和サキソフォーン・オーケストラ

サキソフォーン独奏:榮村正吾

指揮:有村純親、松原孝政、大森義基、福本信太郎

CD:マイスターミュージック MM‐4004

 「昭和大学 昭和サキソフォーン・オーケストラ」は、昭和音楽大学・短期大学サクソフォーン専攻生によるサクソフォーン・オーケストラ団体。総勢およそ80名。同族楽器で構成されるアンサンブルとしてはこれ以上無い程の規模を誇る。

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2017年4月20日

★“21世紀のグールド”マルティン・シュタットフェルト 初のショパン・アルバム


マルティン・シュタットフェルト2

ショパン:12の練習曲op.10
      12の練習曲op.25

マルティン・シュタットフェルト:インプロヴィゼーション(即興曲) 1~10

ピアノ:マルティン・シュタットフェルト

録音:2016年7月25-29日、ベルリン、イエス・キリスト教会

CD:ソニーミュージック SICC 30420

 21世紀のグールドと称され「ゴールドベルク」で鮮烈なるデビューを飾ったドイツのピアニストのマルティン・シュタットフェルトは、1980年ドイツのコブレンツに生まれる。14歳のときフランクフルト・ミュージックホッホシューレ(音楽アカデミー)に入学を許可されたが、この年齢で入学を許可された初の生徒となった。 1997年、パリでおこなわれたニコライ・ルビンシテイン・ピアノ・コンクールで優勝。2002年ライプツィヒで開かれた第13回「国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクール」に最年少で優勝し、長い伝統を誇る権威あるこのコンクールで東西ドイツ統一後優勝した初のドイツ人ピアニストとなった。このCDはシュタットフェルトの最新録音にして初のショパン・アルバムだが、ショパンの24のエチュードに10曲の自作の「即興曲」を挿入した。

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2017年4月17日

★シュタイアー、ゼペック、ディールティエンスの名手3人によるシューベルト:ピアノ三重奏曲集


三重奏曲シューベルト:ピアノ

~シューベルト:ピアノ三重奏曲集~

<CD1>

シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番
        三重奏曲「ノットゥルノ」変ホ長調 op.148 D.897

<CD2>

シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番

CD:キングインターナショナル KKC-5671/72

フォルテピアノ:アンドレアス・シュタイアー

ヴァイオリン:ダニエル・ゼペック

チェロ:ロエル・ディールティエンス

 アンドレアス・シュタイアー(1955年生れ)は、ゲッティンゲン出身のドイツのチェンバロ奏者・フォルテピアノ奏者。ハノーファー音楽大学で学ぶ。1983年からムジカ・アンティクヮ・ケルンの一員として室内楽演奏を行い、その後、1986年からレ・ザデューの客演フォルテピアノ奏者として、室内楽演奏やリートの伴奏者として活躍。現在、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団といった古楽器オーケストラとの共演を行う。ヴァイオリンは、ドイツ・カンマーフィルのコンサートマスターにして、アルカント・カルテットでセカンド・ヴァイオリンを務めるダニエル・ゼペック。チェロは、しっとりとした音色が魅力の名手ディールティエンス。

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2017年4月13日

★ロシアの可憐な花薫る、田中正也愛奏小品集


田中正也

ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5
プロコフィエフ:10の小品 Op.12
チャイコフスキー(M.プレトニョフ編):コンサート組曲 バレエ「くるみ割り人形」
リャードフ:音楽の玉手箱 Op.32
チャイコフスキー:瞑想曲 Op.72-5

ピアノ:田中正也

CD:ナミ・レコード WWCC‐7830

 ピアノの田中正也(1979年生れ)は、福岡市出身。15歳でモスクワに単身移住。 ロモノーソフ記念国立モスクワ大学語学科でロシア語を学びながら世界的ピアニストパーヴェル・ネルセシアン氏に師事。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院予科を経てピアノ科本科に入学。成績最優秀者のみに与えられるディプロマを授与され2003年卒業。 ローム・ミュージック・ファンデーションより奨学金を得て、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大学院に入学し、2007年卒業。第1回「バラキレフ国際ピアノコンクール」第2位(2004年) 。第11回「スクリャービン国際ピアノコンクール」第1位・審査員特別賞 (2011年)。 第21回「カントゥ国際ピアノコンクール」ロマン派部門第1位・リスト特別賞(2011年)。第2回「飛騨音楽コンクール」第1位・カワイ賞(2013年)。大阪芸術大学演奏学科講師。

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2017年4月10日

★メニューイン最後の愛弟子 小野明子 8年ぶりの第2弾


小野明子

ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
イザイ:詩曲第2番「紡ぎ車に寄せて」 Op.13
ファリャ(F. クライスラー編):歌劇「はかなき人生」から第2幕 スペイン舞曲第1番
ストラヴィンスキー:ペルゴレージの主題と断章と小品による組曲
クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2
H.W.エルンスト:ロッシーニの歌劇「オテロ」の行進曲とロマンスによる華麗な幻想曲Op.11
ワーグナー(A.ウィルへルミ編):ロマンス

録音:2016年8月、富士見市民文化会館キラリふじみ

CD:ナミ・レコード WWCC-7827

ヴァイオリン:小野明子

ピアノ:野平一郎

 ヴァイオリンの小野明子は、東京都出身。12歳から英国メニューイン音楽院に単身留学し、ユーディ・メニューインに師事。1996年、ロンドンロイヤルアルバートホールで開催された「メニューイン80歳記念ガラコンサート」にムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、アンネ=ゾフィー・ムターらと出演。文化庁芸術家在外研修員に選ばれ、ウィーン国立音楽大学を経て大学院に学ぶ。2004年秋から英国メニューイン音楽院講師に就任。1999年 第46回「パガニーニ国際コンクール」第3位。2000年「ユーディ・メニューイン国際コンクール」シニア部門第1位。2002年第18回「ヴィオッティ・ヴァルセージア国際コンクール」第1位。現在、ロンドン在住。

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2017年4月06日

★世界が注目する若手指揮者 ウラディーミル・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルのチャイコフスキー:後期交響曲集


 ユロフスキー

チャイコフスキー:後期交響曲集(交響曲第4番/第5番/第6番「悲愴」)

指揮:ウラディーミル・ユロフスキ

管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ AVCL-25916~8(分売)

 ウラディーミル・ユロフスキ(1972年生れ)は、ロシア生まれのドイツの指揮者。18歳でドイツに移住。各地の歌劇場などで経験を積む。2001年「グラインドボーン音楽祭」の音楽監督に就任。2007年ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。そして2011年ロシア国立交響楽団の芸術監督に就任した。世界が注目する若手指揮者の一人。

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2017年4月03日

★若手打楽器奏者のホープ 悪原 至の独奏者として初のアルバム


悪原 至

ダニエル・アレハンドロ・アルマダ:リンデ
ネボーシャ・ヨハン・ジヴコヴィッチ:ジェネラリー・スポークン・イット・イズ・ナッシング・バット・リズム
ヤニス・クセナキス:ルボンa・b
新実徳英:マリンバのために II
フィリップ・ユレル:ループス II
ヤニス・クセナキス:プサッファ
トマシュ・ゴリンスキー:ルミノシティ I・II

打楽器:悪原 至

録音:2016年6月1日~3日、三芳町文化会館(コピスみよし)

 若手打楽器奏者のホープ、悪原 至による打楽器ソロのための作品集。独奏者としては初のアルバムとなる。悪原 至は、国立音楽大学を矢田部賞受賞し卒業後、同大学院修士課程修了。同時に最優秀賞受賞。第23回「日本クラシック音楽コンクール」打楽器部門において11年ぶりとなる第1位グランプリ受賞。第16回「KOBE国際音楽コンクール」最優秀賞受賞を含め、国内4つのコンクールで第1位を受賞。第11回「チェジュ国際金管打楽器コンクール」ファイナリスト。

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