クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2014年 3月

2014年3月31日

★桐山建志のヒンデミット:ヴァイオリン&ヴィオラ・ソナタ集


<ディスク:1>

ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ調 作品11-1
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 作品11-5
ヴィオラ・ソナタ 作品11-4
<ディスク:2>
ヒンデミット:ヴィオラ・ダ・モーレ 小ソナタ 作品25-2
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 作品11-6
ヴァイオリン・ソナタ ニ調 作品11-2

ヴァイオリン、ヴィオラそしてヴィオラ・ダ・モーレ:桐山建志

ピアノ:小倉貴久子

CD:マイスター・ミュージック MM‐2173~4

桐山建志が、ヴァイオリン、ヴィオラそしてヴィオラ・ダ・モーレのソナタを(3種類の楽器を持ち替えて)収録した、ライヴ録音盤。また、小倉貴久子が今回のために特別に用意された、100年前のピアノ、ベヒシュタインで伴奏する。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月27日

★杉谷昭子のピアノ小品集シリーズ第3弾


歌曲集「ミルテの花」より 「献呈」S.566
セレナーデ
オペラ「アルルの女」より 「フェデリーコの嘆き」
オペラ「トスカ」より 「星は光りぬ」
オペラ「ジャンニ・スキッキ」より 「私のお父さん」
オペラ「タイス」より 「タイスの瞑想曲」
ノクターン ホ短調 op.72-1 「遺作」
ワルツ 変ニ長調 op.64-1 「小犬」
ワルツ 嬰ハ短調 op.64-2
アラベスク 第1番
「ツィゴイナー歌曲集」より 「我が母の教え給えし歌」
「アルゼンチン舞曲」より 第2曲 「粋な娘の踊り」
禁じられた遊び
鳥の歌 (パブロ・カザルスに感動して)
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのピアノ小品集より 前奏曲 ロ短調 BWV 855a

ピアノ:杉谷昭子

CD:アスタエンタテインメント POCE‐3443

ピアノの杉谷昭子は、東京芸術大学卒業後、1976年ケルン音楽大学大学院修了。デュッセルドルフでデビューする。1972年マリア・カナルス国際コンクール2位、1973年ヴィオッティ国際コンクール銀賞などを受賞。クララ・シューマン国際ピアノコンクール(デュッセルドルフ)の審査員を務めるなど、ピアノ教育家としても活躍。平成17年度和歌山文化賞受賞。このCDは、杉谷昭子のピアノ小品集シリーズ第3弾。“Amore(愛)”をテーマに、様々な“愛”の形を凝縮。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月25日

★ユリア・フィッシャーの生誕170年サラサーテ・アルバム


サラサーテ:スペイン舞曲集第4集

第7曲:ヴィト
第8曲:ハバネラ
ホタ・アラゴネーサ(アラゴンのホタ)
セレナータ・アンダルーサ(アンダルシアのセレナード)
ナイチンゲールの歌
サラサーテ:スペイン舞曲集第1集
第1曲:マラゲーニャ
第2曲:ハバネラ
第3曲:ロマンサ・アンダルーサ(アンダルシアのロマンス)
第4曲:ホタ・ナバーラ(ナバラのホタ)
サラサーテ:スペイン舞曲集第3集
第5曲:プラジェラ(祈り)
第6曲:サパテアード
バスク奇想曲
ツィゴイネルワイゼン

ヴァイオリン:ユリア・フィッシャー

ピアノ:ミラナ・チェルニャフスカ

録音:2013年7月16-18日、グリュンヴァルト、アウグスト・エファーディングザール

CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1392

ユリア・フィッシャーは、ドイツのヴァイオリニスト、ピアニスト。レオポルト・モーツァルト音楽院とミュンヘン音楽大学で学ぶ。 1995年ユーディ・メニューイン国際コンクールで第1位。このCDは、ピアニストとしても活躍する異色のヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーの最新録音。2014年に生誕170年を迎えるサラサーテに焦点をあて、ふだんあまり聴かれない作品も収録している。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月24日

★日本の大家 工藤重典とウィーン・フィルの首席奏者 ワルター・アウアーによるフルート・デュオ作品集


J.C.F. バッハ:2本のフルートのためのソナタ ハ長調
テレマン:ソナタ ヘ短調
バッハ:トリオ・ソナタ ト短調
ドップラー:夢遊病の女~アデリーナ・パッティの思い出によるパラフレーズ
ユーグ:ヴェルディの「仮面舞踏会」の主題による大協奏幻想曲
モーツァルト:ドイツ風舞曲第9番

フルート:工藤重典/ワルター・アウアー

録音:2013年9月、浜離宮朝日ホール(ライヴ録音)

CD:マイスター・ミュージック MM‐2172

日本の大家 工藤重典とウィーン・フィルの首席奏者 ワルター・アウアーが組んだフルート・デュオ作品。工藤重典(1954年生まれ)は、1979年フランス国立リール管弦楽団に入団し、首席フルート奏者となる。1979年パリ音楽院修了。1987年にリール管弦楽団を退団し、活動の比重をソロへ移すと共に、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授就任。1978年第2回パリ国際フルートコンクール第1位、フランス独奏家協議会賞、1980年第1回ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第1位、フランス共和国大統領賞。ワルター・アウアーは、ランパルと名声を二分した名匠オーレル・ニコレの薫陶も受けた、ウィーン・フィルの首席奏者。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月21日

★録音が極めて少ない曲 リスト:ピアノ三重奏曲集


交響詩「オルフェウス」(ピアノ三重奏版)<C.サン=サーンス編曲>
悲哀、オーベルマンの谷(ピアノ三重奏版)
ハンガリー狂詩曲第9番「ペシュトの謝肉祭」(ピアノ三重奏版)
エレジー 第1番(チェロ、ピアノ版)
エレジー 第2番(チェロ、ピアノ版)
悲しみのゴンドラ(チェロ、ピアノ版)
忘れられたロマンス(チェロ、ピアノ版)
ノンネンヴェルトの僧房(チェロ、ピアノ版)

ピアノ:コスタンティーノ・カテーナ
ヴァイオリン:パオロ・フランチェスキーニ
チェロ:クラウディオ・カサディ

録音:2011年6月6,2012年3月/聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ,イタリア)

CD:カメラータトウキョウ CMCD-28299(VC K2レーザー・カッティングによる高音質)

録音が極めて少ないリストのピアノ三重奏曲3曲に加え、チェロとピアノの 演奏による珠玉の小品の数々を収録。「悲哀」「ハンガリー狂詩曲第9番<ペシュトの謝肉祭>」はリスト自身による編曲。交響詩「オルフェウス」は親交のあったサン=サーンスの手によるもの。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月20日

★漆原啓子と漆原朝子による無伴奏ヴァイオリン・デュオ集


シュポア:2つのヴァイオリンのための二重奏曲 ト短調 Op.67-3
ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.3-2
ミヨー:2つのヴァイオリンのための二重奏曲 Op.258
武満徹:揺れる鏡の夜明け
プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56
ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリース 0p.18より

ヴァイオリン:漆原啓子、漆原朝子

CD:日本アコースティックレコード NARD‐5046

ヴァイオリンの漆原啓子は、1981年第8回ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで最年少18歳で日本人初の第1位を獲得。1982年東京藝術大学に入学。1985年ハレー・ストリング・クァルテットを結成し、1986年民音コンクール室内楽第1部門で斎藤秀雄賞を受賞。漆原朝子は実妹。漆原朝子は、第51回日本音楽コンクール第2位受賞。1985年東京芸術大学に入学。1986年ジュリアード音楽院に留学。東京芸術大学准教授。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月18日

★リコーダー/バロック・オーボエの名手 江崎浩司のテレマン:12のメトーディッシェ・ゾナーテン


テレマン:12のメトーディッシェ・ゾナーテン vol.1
ソナタ 第4番 ニ長調 TWV41 D3
ソナタ 第11番 ト短調 (原曲:ニ短調) TWV41 d2
ソナタ 第12番 ハ長調 TWV41 C3
ソナタ 第1番 ト短調 TWV41 g3
ソナタ 第9番 ト長調 (原曲:ホ長調) TWV41
ソナタ 第7番 ロ短調 TWV41 h3

リコーダー/バロック・オーボエ:江崎浩司

演奏:伊藤一人、福沢宏

CD:フォンテック FOCD9614

江崎浩司は、1971年札幌生まれ。1990年桐朋学園大学古楽器科入学し、リコーダー、バロックオーボエ、バロックファゴットを学ぶ。1995年同大学を卒業。第10回(’96年)古楽コンクール第2位受賞。第11回(1997年)同コンクール、アンサンブル部門でアンサンブル「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして最高位受賞。2000年同アンサンブルのメンバーとしてブリュージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位及び聴衆賞を獲得。「バッハ・コレギウム・ジャパン」のメンバーとして 2003年まで録音や多くの海外ツアーに参加。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月17日

★山本万里子のベートーヴェン:最後の3つのソナタ


ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番/第31番/第32番

ピアノ:山本万里子

録音:2013年1月、三鷹市芸術文化センター

CD:ナミ・レコード WWCC‐7744

ピアノの山本万里子は、パリに生まれる。3歳よりピアノを始める。国立音楽大学付属中学、芸大付属高校卒業。1959年オーストリア、ウィーン国立­アカデミー入学、ヨーゼフ・ディヒラーに師事。1963年同校卒業。帰国後は国立音楽大学で後輩の指導を行う、傍ら演奏活動を続ける。2003年定年退職時は同大学教授。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月14日

★カルリーチェクが弾く母国チェコの大作曲家ヤナーチェクのピアノ作品集


ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ「1905年10月1日街頭にて」
草陰の小径にて 弟1集/弟2集
霧の中で
思い出
「内緒のスケッチ」より主キリストはお生まれに

ピアノ:マルティン・カルリーチェク

CD:ナミ・レコード WWCC‐7743

ピアニスト、マルティン・カルリーチェクが母国チェコの大作曲家ヤナーチェクのピアノ作品を録音したアルバム。ピアノソナタは、ある男の死を巡る作品、 “草陰の小径”は映画「存在の耐えられない軽さ」で使用された。“霧の中で”は、自身の愛娘の死を悲しみピアノに託した作品。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年3月13日

★モスクワで学んだ若手国際的ピアニスト  田中正也のリスト&ショパンアルバム


ピアノ:田中正也

CD:ナミ・レコード WWCC-7742

ショパン:ピアノ・ソナタ ロ短調
リスト:鬼火(超絶技巧練習曲集から第5曲)
ラ・カンパネラ(パガニーニによる大練習曲)
ショパン:練習曲 嬰ハ短調 作品10-4
ポロネーズ第6番 「英雄」
子守歌

ピアノの田中正也は、福岡市生まれ。15 歳でモスクワに単身移住。ロモノーソフ記念国立モスクワ大学、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院ピアノ科本科で学ぶ。ローム・ミュージック・ファンデーションより奨学金を得て、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大学院に進学し、2007年卒業。これまで第3回プロコフィエフ国際ピアノコンクール本選入賞(1999年)、第1回バラキレフ国際ピアノコンクール第2 位(2004年)、第11回スクリャービン国際ピアノコンクール第1 位・審査員特別賞 (2011年)、第6回東京芸術センター記念ピアノコンクール金賞(2011年)、第2回飛騨音楽コンクール第1位・カワイ賞(2013年)などの受賞歴がある。

コメント/トラックバック投稿 »