2013年12月31日
★イタリア在住で世界で活躍する歌姫、藤井泰子のCDデビュー盤
ヴェルディ:ストルネッロ「あなたは私を愛さないと言う」
カタラーニ:歌劇「ワリー」より“さようなら、ふるさとの家よ”
トスティ:マレキアーレ
トスティ:アブルッツォのギターの調べ
トスティ:かわいい口もと
クルティス:忘れな草
ヴァレンテ&タリアフェッリ:情熱
レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より“熱きくちづけを”
モドゥーニョ:メラヴィリオーゾ
ソプラノ:藤井泰子
ピアノ:斎藤雅広
録音:2013年2月18日~20日 ふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ 小ホール
CD:ナミ・レコード WWCC-7736
ソプラノの藤井泰子は、広島県出身、イタリア在住。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了と同時に藤原歌劇団に入団。イタリア政府給費留学生として渡伊。ボローニャ・アカデミア・フィラルモニカのオペラ歌手マスターコースで学んだ後、指揮者ジョセフ・ジャルディーナのもとで研鑽を積む。サルッツォ・マグダオリヴェーロ・オペラ国際コンクール優勝。ローマの小劇場で「フィガロの結婚」「椿姫」「トゥーランドット」「ボエーム」などを主演。ルーマニア・ガラーツィ市立劇場にてデビューした「蝶々夫人」はこれまでイタリア内外17カ所で主役を演じている。 最近の出演には「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ役(トリエステ歌劇場)、「蝶々夫人」(スポレート・メリッソ劇場)、「デカメロン」(フィラデルフィア・インターナショナル・オペラシアター)、「アンドレア・シェニエ」ベルシ役(フォッジャ歌劇場)などがある。
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2013年12月30日
★ラルス・フォークト&パーヴォ・ヤルヴィのモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番&第27番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番&第27番
ピアノ:ラルス・フォークト
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:フランクフルト放送交響楽団
録音:2007年10月 (第27番)/2008年10月 (第21番)、アルテ・オーパー フランクフルト
CD:キングインターナショナル(Cavi-Music)
ピアノのラルス・フォークト(1970年生まれ)は、ドイツ出身。1990年リーズ国際コンクール第2位。以来、世界各地で演奏活動を行う。彼の主宰する室内楽音楽祭「シュパヌンゲン音楽祭」には、毎年多くの一流アーティストたちが参加している。同音楽祭は、ケルン近郊の丘陵地帯にあるハイムバッハで開催されるもので、体系的に室内楽が体験できることで知られている。
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2013年12月27日
★ズステックのオルガンによるリゲティ作品集
リゲティ : ムジカ・リチェルカータ (ズステックによるオルガン版)
リゲティ : オルガンのための2つの習作 (「ハーモニーズ」「クレ」)
ズステック : 話すシグナル (オルガンのための即興)
リゲティ : ヴォルーミナ
オルガン:ドミニク・ズステック
録音:2012年8月6日~9日、ケルン ザンクト・ペーター
CD:キングインターナショナル(WERGO) KKC5329
リゲティ(1923年―2006年)は、ハンガリーの現代音楽の作曲家。スタンリー・キューブリック監督作「2001年宇宙の旅」のなどの音楽でも知られる。ハンガリー動乱がソ連に鎮圧された2ヵ月後の1956年12月にウィーンへ亡命し、オーストリアの市民権を取得。ウィーン音楽院で学び、前衛的な手法を身に付けた。このCDは、シュトックハウゼンの「星座のための12のメロディー」オルガン版で話題となったオルガニスト、ドミニク・ズステックによるリゲティと自作のオルガン曲集。
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2013年12月26日
★樫本大進&コンスタンチン・リフシッツのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集第3弾(完結)
<ディスク:1>
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番~第3番
<ディスク:2>
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番~第5番「春」
ヴァイオリン:樫本大進
ピアノ:コンスタンチン・リフシッツ
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS12618~9
ヴァイオリンの樫本大進(1979年生まれ)は、父の転勤先であったロンドンで生まれる。1996年、フリッツ・クライスラー国際コンクールで第1位、ロン=ティボー国際コンクールでは、史上最年少で第1位を獲得。2010年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスターに就任。ピアノのコンスタンチン・リフシッツ(1976年生まれ)は、ロシア出身。5歳でモスクワのグネーシン音楽大学に入学し、18歳の卒業記念リサイタルのときに録音されたバッハのゴールドベルク変奏曲が絶賛されグラミー賞にノミネートされた。2004年にはロンドンの王立音楽院のフェローに就任。このCDは、樫本大進が、最高のパートナーであるリフシッツとともに満を持して録音したベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集の第3弾(完結)。
★樫本大進&コンスタンチン・リフシッツのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集第3弾(完結) はコメントを受け付けていません
2013年12月24日
ジェラール・プーレのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」第6番/第7番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」第6番/第7番
ヴァイオリン:ジェラール・プーレ
ピアノ:川島余里
CD:コジマ録音 ALCD-7181
録音:2011年4月30日、7月3、9、27日、相模湖交流センター
ヴァイオリンのジェラール・プーレ(1938年生まれ)は、11歳でパリ国立高等音楽院に入学、2年後に首席で卒業。18歳でパガニーニ国際コンクール優勝。フランチェスカッティ、メニューイン、ミルシュテイン、ヘンリック・シェリング等の巨匠に師事。教育者としては、2003年パリ国立高等音楽院を退官後、パリ市立音楽院とエコール・ノルマル音楽院で教鞭を執り、東京藝術大学客員・招聘教授(2005年~2009年)を務めた後、2010年より昭和音楽大学客員教授に就任。その他、多数の音楽大学にも招かれている。1995年フランス芸術文化勲章、1999年フランス文化功労賞を受賞。ピアノの川島余里は、東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修了。1989年渡仏し、パリ国立地方音楽院においてピアノ科とピアノ伴奏科のプルミエ・プリを取得。国内外一流のソリストから伴奏を依頼されており、とりわけヴァイオリンの巨匠ジェラール・プーレに最も信頼されるピアニスト。
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2013年12月23日
★“21世紀のグールド”マルティン・シュタットフェルトのバッハ・アルバム
バッハ:イギリス組曲第1番/第2番/3番
管弦楽組曲第3番よりアリア
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より ガヴォット (日本盤ボーナス・トラック)
ピアノ:マルティン・シュタットフェルト
録音:2013年8月28日-31日
CD:ソニー・ミュージックジャパン SICC‐1646
ピアノのマルティン・シュタットフェルトは、1980年10月19日ドイツのコブレンツに生まれる。14歳のときフランクフルト・ミュージックホッホシューレ(音楽アカデミー)に入学。1997年、パリでおこなわれたニコライ・ルビンシテイン・ピアノ・コンクールで優勝。2001年、ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで入賞を果たした。そして2002年、ライプツィヒで開かれた第13回国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクールに最年少で優勝。東西ドイツ統一後優勝した初のドイツ人ピアニストとなった。これは“21世紀のグールド”と称されるシュタットフェルトの4年ぶりのCDで、ファン待望のバッハ・アルバムの登場。
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2013年12月20日
★1970年~2013年の作曲家・西村朗の作品集
西村朗:オーケストラのための〈耿(こう)〉(1970-2013年)
室内交響曲第4番〈沈黙の声〉(2013年)
室内交響曲第3番〈メタモルフォーシス[変容]〉(2005年)
ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲(2007年)
指揮: 飯森範親
管弦楽:いずみシンフォニエッタ大阪
CD:カメラータ・トウキョウ
西村 朗(1953年生まれ)は、現代音楽の作曲家。1980年、東京藝術大学大学院修了。2003年4月~2009年NHK-FM「現代の音楽」の番組担当、2009年~2012年NHK教育「N響アワー」の司会を務めた。2007年度武満徹作曲賞。2000年いずみシンフォニエッタ大阪音楽監督、2010年草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル音楽監督に就任。2013年紫綬褒章受章。このCDは、いずみシンフォニエッタ大阪の演奏による作曲家・西村朗の作品集。16歳時(1970年)の処女作から2013年の最新作まで、幅広い年代の作品を収録。
★1970年~2013年の作曲家・西村朗の作品集 はコメントを受け付けていません
2013年12月19日
★児玉 桃のラヴェル、武満、メシアン:ピアノ作品集
ラヴェル:組曲「鏡」(蛾/悲しげな鳥たち/海原の小舟/道化師の朝の歌/鐘の谷)
武満 徹:雨の樹素描
メシアン:ニワムシクイ
ピアノ:児玉 桃
CD:ユニバーサルミュージック(ECM New Series) UCCE-2086
録音:2012年9月1日、ノイマルクト、ヒトリッシャー・ライトシュターデル
ピアノの児玉 桃は、大阪府出身で、現在はパリ在住。13歳の時にパリ音楽院に入学。在学中にセニガリア国際コンクールで優勝。16歳でパリ音楽院を卒業。1991年、19歳の時にミュンヘン国際音楽コンクールで1位なしの第2位。1997年、出光音楽賞受賞。 2009年、芸術選奨新人賞受賞、中島健蔵音楽賞受賞。2012年、佐治敬三賞を受賞。
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2013年12月17日
★ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席指揮者マリス・ヤンソンスのブルックナー : 交響曲 第3番&第4番(ライヴ盤)
ブルックナー : 交響曲 第3番&第4番「ロマンティック」
指揮:マリス・ヤンソンス
管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:2007年2月7~8日&2008年8月28日(第3番)/2008年9月17~19&21日(第4番)、アムステルダム コンセルトへボウ (ライヴ録音)
CD:キング・インターナショナル(RCO) KKC-5332(ハイブリッドSACD、2枚組)
マリス・ヤンソンス(1943年生まれ)は、ラトビア出身の指揮者。父は、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団の名指揮者アルヴィド・ヤンソンス。2003年からバイエルン放送交響楽団首席指揮者、さらに2004年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任。2006年と2012年の元日にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートの指揮を務めた。
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2013年12月16日
★ムーティ指揮シカゴ交響楽団のヴェルディ : レクイエム
指揮: リッカルド・ムーティ
管弦楽:シカゴ交響楽団
独唱:B.フリットリ (ソプラノ)
O.ボロディナ (メゾソプラノ)
M.ゼッフィリ (テノール)
I.アブドラザーコフ (バス)
合唱指揮:デュアイン・ウルフ
合唱:シカゴ交響合唱団
CD:キングインターナショナル(CSO RESOUND) KKC-5340~41(SACDハイブリッド、2枚組)
このCDは、2010年から第10代音楽監督を務めるリッカルド・ムーティとシカゴ交響楽団によるヴェルディ : レクイエム。第53回グラミー賞の最優秀クラシック・アルバム賞と最優秀合唱パフォーマンス賞を受賞している。ムーティは、これ以前にヴェルディ : レクイエムを2度録音しているが、今回は、歌手陣にはムーティがオペラ公演などで度々起用している実力派を起用している。
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