クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2019年 1月

2019年1月31日

★ユジャ・ワン、ベルリン・リサイタルのライヴ録音盤


ユジャ・ワン

ラフマニノフ:前奏曲 作品23 第5曲
        絵画的練習曲「音の絵」作品39 第1曲/第3曲
        前奏曲 作品32 第10番
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第10番 作品70
リゲティ:ピアノのための練習曲 第3番 「妨げられた打鍵」/第9番 「眩暈」/第1番 「無秩序」
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第8番

ピアノ:ユジャ・ワン

録音:2018年6月1日、ベルリン、フィルハーモニー、カンマームジークザール(ライヴ録音)

CD:ユニバーサル ミュージック UCCG1818

 このCDは、ベルリンでライヴ収録されたリサイタル・アルバムで、ユジャ・ワン待望の3年ぶりのニュー・アルバム。

コメント/トラックバック投稿 »


2019年1月28日

★フルート界の帝王 ペーター=ルーカス・グラーフ “ライヴ・イン・コンサート 2018”


ペーター=ルーカス・グラーフ

ヘンデル:ソナタ ヘ長調 作品1-11
ラウバー:3つのフモレスク~フルート・ソロのための
シューベルト(グラーフ編):アルペジオーネ・ソナタ第1楽章
ルーセル:笛吹きたち 作品27
福島和夫:冥~フルート・ソロのための
ゴーベール:ノクチュルヌとアレグロ・スケルツァンド
シューベルト:セレナーデ 歌曲集「白鳥の歌」第4曲
ゴーベール:マドリガル

フルート:ペーター=ルーカス・グラーフ

ピアノ:田原さえ

CD:マイスター・ミュージック MM‐4049(ライヴ録音)

 フルートのペーター=ルーカス・グラーフ(1929年生れ)は、スイス、チューリッヒ出身。フルートをアンドレ・ジョネ、マルセル・モイーズ、ロジェ・コルテに、また指揮法をウジェーヌ・ビゴに学ぶ。 1950年から1956年までヴィンタートゥーア(ヴィンタートゥール)市立管弦楽団、1951年スイス祝祭管弦楽団で首席フルート奏者を務める。1953年「ミュンヘン国際音楽コンクール」で優勝。指揮者としては、1960年にルツェルン歌劇場でデビューの後、1962年から1966年まで同劇場首席指揮者を務めた。このCDは、2018年に行われたリサイタルのライヴ録音盤。

コメント/トラックバック投稿 »


2019年1月24日

★田端直美のサクソフォン・アルバム


田端直美

ウェニャン:ラプソディ
マルチェッロ:協奏曲 ニ短調(原曲:オーボエ協奏曲)
グラズノフ:サクソフォン協奏曲 変ホ長調
ラヴェル:ソナチネ
ヴィラ=ロボス:ファンタジア
チマローザ:シチリアーナ

サクソフォン:田端直美

ピアノ:白石光隆

CD:マイスター・ミュージック MM‐4047

 サクソフォンの田端直美は、埼玉県出身。東京藝術大学を経て、同大学大学院修了。第12回「大阪国際音楽コンクール」優秀指導者賞受賞。現在、Osaka Shion Wind Orchestraサクソフォン奏者。京都市立京都堀川音楽高等学校、徳島文理大学、同志社女子大学、非常勤講師。ソロ・リサイタル、TV出演、吹奏楽団やオーケストラとのコンチェルト、雑誌への寄稿とその活動は多岐にわたっている。

コメント/トラックバック投稿 »


2019年1月21日

★エレーヌ・グリモーの新アルバム“MEMORY”


グリモー

シルヴェストロフ:バガテル第1番
ドビュッシー:アラベスク第1番
シルヴェストロフ:バガテル第2番
サティ:グノシエンヌ第4番
ショパン:ノクターン第19番
サティ:グノシエンヌ第1番
サティ:ジムノペディ第1番
サティ:冷たい小品:2.ゆがんだ踊り第1曲
ドビュッシー:レントより遅く
ショパン:マズルカ第13番(作品17の4)
ショパン:ワルツ第3番
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲)
ドビュッシー:夢想
サティ:冷たい小品:2.ゆがんだ踊り第2曲
ニティン・ソーニー:ブリージング・ライト

ピアノ:エレーヌ・グリモー

CD:ユニバーサルミュージック UCCG1817

 ピアノのエレーヌ・グリモー(1969年生れ)は、フランス、エクサンプロヴァンス出身。1982年13歳でパリ国立高等音楽院に入学。1985年ラフマニノフのピアノソナタ第2番の録音により、モントルーのディスク大賞を受賞。1987年よりプロのソリストとしてパリで活動。21歳でアメリカ合衆国に移住。ドイツ・ロマン派音楽を得意としていたが、最近ではフランスの作曲家の作品にも取り組む。このCDは、サティ、ドビュッシーのフランス音楽を中心にショパンやウクライナの作曲家シルヴェストロフの作品などを収録。

コメント/トラックバック投稿 »


2019年1月17日

★2018年名門古楽アンサンブル「オランダ・バッハ協会」音楽監督に就任した佐藤俊介のバッハ:ヴァイオリン協奏曲集(4曲)


佐藤駿介

バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 BWV1041/第2番 BWV1042
協奏曲(2つのヴァイオリンのための) BWV1043
ヴァイオリン協奏曲(第5番) BWV1056R

ヴァイオリン:佐藤俊介

ヴァイオリン&指揮:ゼフィラ・ヴァローヴァ

古楽アンサンブル:イル・ポモ・ドーロ

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13799

 ヴァイオリンの佐藤俊介(1984年生れ)は、東京都出身。 4歳から、家族で米国ペンシルベニア州フィラデルフィアへ移住。ジュリアード音楽院で学ぶ。2000年ニューヨーク・リサイタルデビューを果たし、絶賛される。2004年、ジェラール・プーレの指導を仰ぐためにパリに渡り、4年間研鑽を積む。2009年にドイツへ移住し、ミュンヘン音楽・演劇大学のメアリー・ウティガーに師事。2004年第15回「出光音楽賞」、2007年第9回「ホテルオークラ音楽賞」、2007年第62回文化庁「芸術祭」レコード部門大賞、2010年第17回「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクール」第2位・聴衆賞、2010年第65回文化庁「芸術祭」音楽部門新人賞をそれぞれ受賞。2018年33歳で名門古楽アンサンブル「オランダ・バッハ協会」音楽監督に就任。

コメント/トラックバック投稿 »


2019年1月14日

★巨匠アバド、37歳のライヴ録音盤(初出音源)


クラウディオ・アバド

シューベルト:交響曲 第8番「未完成」
         交響曲 第5番

指揮:クラウディオ・アバド

管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:ユニバーサルミュージック UCCG1830

 指揮のクラウディオ・アバド(1933年-2014年)は、イタリア、ミラノ出身。ロンドン交響楽団首席指揮者、シカゴ交響楽団音楽監督、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、楽長・音楽監督ウィーン国立歌劇場、ザルツブルク復活祭音楽祭芸術監督などを歴任。このCDは、巨匠アバドの初出音源。1971年のウィーン楽友協会でのウィーン・フィルを振ったライヴ録音(37歳)。

コメント/トラックバック投稿 »


2019年1月10日

★第14回「チャイコフスキー国際コンクール」優勝者ダニール・トリフォノフのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/第4番


ダニール・トリフォノフ

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 第1曲/第2曲/第3曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番

ピアノ:ダニール・トリフォノフ

指揮:ヤニック・ネゼ=セガン

管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団

CD:ユニバーサル ミュージック UCCG1816

 ピアノのダニール・トリフォノフ(1991年生れ)は、ロシア、ニジニ・ノヴゴロド出身。グネーシン音楽大学入学。17歳で第3回「サンマリノ国際ピアノコンクール」第1位。 2009年にグネーシン音楽大学を卒業してクリーブランド音楽院で学ぶ。2010年に第16回「ショパン国際ピアノコンクール」第3位。 2011年「ルービンシュタイン国際コンクール」第1位、第14回「チャイコフスキー国際コンクール」第1位かつ全部門のグランプリに輝く。

コメント/トラックバック投稿 »


2019年1月07日

★ピアノの辻井伸行とアシュケナージ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団の共演ライヴ盤


辻井伸行3

ショパン:ピアノ協奏曲第2番
      ノクターン第1番/第2番/第20番

ピアノ:辻井伸行

指揮:ウラディーミル・アシュケナージ

管弦楽:ベルリン・ドイツ交響楽団

録音:<ピアノ協奏曲第2番>2017年5月15日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ録音)
    <ノクターン>2015年11月6日&7日、ベルリン、テルデックス・スタジオ

CD:エイベックス・クラシックス AVCL‐25978

 ピアノの辻井伸行とアシュケナージ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団のベルリンでの夢の共演が待望のライヴ(2017年5月15日)CD化!された。

コメント/トラックバック投稿 »


2019年1月04日

★“魂のヴァイオリニスト”甦る若林 暢


若林 暢

マスネ:タイスの瞑想曲
ショーソン:詩曲 作品25
ヴィエニャフスキ:モスクワの思い出
ショパン(ミルシティン編曲):夜想曲第20番 嬰ハ短調 「遺作」
ヴィエニャフスキ:グノーの「ファウスト」の主題による華麗なる幻想曲
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番

CD: ソニー・ミュージックダイレクト MHCC 30006

 ヴァイオリンの若林 暢(1958年-2016年)は、東京芸術大学、同大学大学院を経てジュリアード音楽院博士課程に奨学金を得て留学。1995年博士号を得る。ニューヨークを中心にアメリカ各地で演奏活動を行うと共に、ポーランド、イタリア、スペインなどヨーロッパでも度々演奏旅行を行う。1996年、帰国しリサイタルや室内楽を中心に演奏活動を行う。1986年「ニューヨーク国際芸術家コンクール」第1位。第9回「ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール」第2位。 2016年死去。享年58歳。

コメント/トラックバック投稿 »