2016年10月31日
★モーツァルト:レクイエムの“弦楽四重奏版”が登場
モーツァルト(編曲:P. リヒテンタール & 齋藤真知亜):レクイエム(弦楽四重奏版)
弦楽アンサンブル:マティアス・ストリングス
ヴァイオリン:齋藤真知亜
ヴァイオリン:降旗 貴雄
ヴィオラ:坂口弦太郎
チェロ:宮坂拡志
CD:マイスター・ミュージック MM‐3090
このCDは、モーツァルトのレクイエムを弦楽四重奏に編曲したリヒテンタール版を基に、齋藤真知亜が改編に改編を重ねて完成させた新版。齋藤真知亜は、東京都出身のヴァイオリニスト。東京藝術大学を首席で卒業。1986年NHK交響楽団入団。現在、N響の第一ヴァイオリン・フォアシュピーラーを務めている。また、弦楽アンサンブル「マティアス・ストリングス」を主宰し、2014年にバッハ:ゴールドベルク変奏曲の弦楽三重奏版に続き、今回モーツァルト:レクイエムの弦楽四重奏版をリリースした。
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2016年10月27日
★合唱界で絶大な人気を誇る作曲家「信長貴富」の待望の歌曲集ついに登場
メゾ・ソプラノ:佐藤恵津子
ピアノ:小原 孝
信長貴富:歌曲
不完全な死体
鬼ごっこ
ある日
きみ歌えよ
ぼくが死んでも
倚りかからず
寺山修司の9つの俳句による歌曲集「わが高校時代の犯罪」
おぼえているかいあの春を……
ほほえみ
しあわせよカタツムリにのって
夕焼け
<ボーナストラック>
無伴奏混声合唱のためのポールエリュアールの三つの詩
指揮:横山 泉
合唱:岩手県立一関第一高等学校・附属中学校音楽部
録音:2016年5月、富士見市民文化会館「キラリふじみ」
CD:ナミレコード WWCC-7821
作曲の信長貴富 (のぶなが たかとみ、1971年生まれ)は、東京都出身。1994年上智大学文学部教育学科卒業後、世田谷区役所職員を経て1997年に作曲家として独立。作曲は独学。全日本合唱連盟の主催する「朝日作曲賞」入選、2001年第70回「日本音楽コンクール作曲部門(室内楽)」第2位。合唱活動を長く続けていたこともあり、作品は合唱曲が多い。
メゾ・ソプラノの佐藤恵津子は、国立音楽大学卒業、岩手大学教育学部大学院修了。ウィーン国立音楽大学セミナーをはじめ、内外の著名なレスナーによる公開レッスンを受講し、研鑽を積む。その広い音域は、ベートーヴェン「第九」のソロではソプラノとアルトの両方をこなすほど。これまでのソロリサイタルではピアノの小原孝をパートナーとしている。2002年「奏楽堂日本歌曲コンクール」奨励賞、2006年「心の歌リサイタル」仙台芸術祭優秀賞受賞。
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2016年10月24日
★わが国初 32歳でミュンヘン国立音楽大学ピアノ科教授に就任した “今峰由香 プレイズ ベートーヴェン”
ベートーヴェン:ピアノソナタ第24番「テレーゼ」
ピアノソナタ第25番「かっこう」
ピアノソナタ第26番「告別」
ロンド ハ長調 op.51-1
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 op.34
サリエリの歌劇「ファルスタッフ」より「全く同じだわ」の主題による10の変奏曲 変ロ長調
創作主題による6つのやさしい変奏曲 ト長調 WoO77
ピアノ:今峰由香
録音:2016年2月10-12日、Bibliothekssaal Ochsenhausen
CD:ナミ・レコード WWCC-7818
ピアノの今峰由香は、5歳からヤマハ音楽教室幼児科でピアノを始める。関西学院大学文学部卒業後、ミュンヘン国立音楽大学に入学。1994年同大学を最優秀の成績で卒業。その後、同大学院マイスタークラスで学び、1996年修了。さらに、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院において研鑽を積む。1993年ドイツ、ドルトムントで行われた「シューベルト国際コンクール」で優勝、これを機に、ヨーロッパでの演奏活動を始める。その後、「エンノ・ポリーノ国際ピアノコンクール」(イタリア)、「ハエン国際コンクール」(スペイン)で入賞、1996年には、「アレッサンドロ・カサグランデ国際コンクール」(イタリア)で第1 位、1997年「ゲザ・アンダ国際コンクール」(スイス)第3位入賞。2002年、32歳の若さで、日本人初となるミュンヘン国立音楽大学ピアノ科教授に就任。現在、 ドイツ音楽コンクールの審査員を勤めるなど、ヨーロッパを中心に活動を行っている。
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2016年10月20日
★新日本フィル音楽監督に就任した上岡敏之のマーラー:交響曲第1番「巨人」(ライヴ録音)
マーラー:交響曲第1番「巨人」
指揮: 上岡敏之
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
録音:2016年3月16日、サントリーホール/2016年3月18日、ザ・シンフォニーホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィアレコード OVCL‐00600
指揮の上岡敏之(1960年生まれ)は、東京都出身。東京藝術大学在学中の1982年に安宅賞を受賞。 1984年ハンブルク音楽大学に留学。1996年~2004年ヘッセン州立歌劇場の音楽監督。 1997年~2006年北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者。2004年ヴッパータール交響楽団の首席指揮者に就任。2009年ザールラント州立劇場の音楽総監督に就任。2003年ホテルオークラ賞受賞。2007年第15回渡邊暁雄音楽基金音楽賞受賞。2016年9月新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任。
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2016年10月17日
★小澤征爾&水戸室内管弦楽団のベートーヴェン・シリーズの第3弾「運命」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
モーツァルト:クラリネット協奏曲
クラリネット:リカルド・モラレス(フィアデルフィア管弦楽団首席奏者)
指揮:小澤征爾(ベートーヴェン)
管弦楽:水戸室内管弦楽団
CO:ユニバーサル ミュージック UCCD1433(ライヴ録音)
このCDは、小澤征爾&水戸室内管弦楽団のベートーヴェン・シリーズの第3弾。2016年3月に水戸で収録されたライヴ録音。モーツァルト:クラリネット協奏曲は指揮者なし。クラリネットのリカルド・モラレスは、プエルトリコのサンファン出身。シンシナティ音楽院、インディアナ大学で学ぶ。現在、フィラデルフィア管弦楽団首席奏者。また小澤征爾指揮のもとサイトウ・キネン・オーケストラでも首席奏者を務め、ソリストとしても世界的に活躍。
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2016年10月13日
★アリス=紗良・オットのグリーグ名曲集
グリーグ: ピアノ協奏曲
抒情小曲集/組曲「ペール・ギュント」 から
ピアノ:アリス=紗良・オット
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
録音:2015年1月、2016年4月、ミュンヘン、ベルリン
CD:ユニバーサル ミュージック UCCG-1747
ピアノのアリス=紗良・オットは、ドイツ・ミュンヘン出身。モーツァルテウム音楽大学で学ぶ。2004年 イタリア「シルヴィオ・ベンガーリ・コンクール」優勝、中村紘子の招きにより日本でのデビューを果たす。2005年 ヨーロッパピアノ指導者連盟コンクール優勝。2010年 「クラシック・エコー・アワード2010」において「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
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2016年10月10日
★パーヴォ・ヤルヴィ2016年9月来日記念盤・N響創立90周年記念リリース
R.シュトラウス:交響詩 「ドン・キホーテ」
交響詩 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
組曲「ばらの騎士」
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:NHK交響楽団
CD:ソニーミュージックジャパン SICC‐19020
このCDは、パーヴォ・ヤルヴィ&NHK交響楽団の録音プロジェクト「R.シュトラウス:交響詩チクルス」の第2弾。2015年10月、首席指揮者就任記念演奏会での3曲のライヴ録音盤。
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2016年10月07日
★牛田智大のムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」を中心に据えたロシア作品集
グリンカ:ひばり(編曲:ミリイ・バラキレフ)
チャイコフスキー:瞑想曲(18の小品 作品72の5)
夜想曲(6つの小品 作品19の4)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」作品71 から
冬の樅の森(間奏曲)(編曲:ミハイル・プレトニョフ)
花のワルツ(編曲:ヴャチェスラフ・グリャズノフ)
ピアノ:牛田智大
録音:2016年6月14日~17日、カノラホール(岡谷市文化会館)
CD:ユニバーサル UCCY-1069
(初回プレス盤のみ「展覧会の絵」CD発売記念スペシャル・イベント“Happy17th birthday!”応募抽選シール貼付)
ピアノの牛田智大(1999年生まれ)は、福島県いわき市出身、名古屋市育ち。2008年から2012年にかけて開催された「ショパン国際ピアノコンクール in Asia」において、史上初となる5年間続けての1位を受賞。2012年、12歳でデビューリサイタルを行う。同年「第16回浜松国際ピアノアカデミーコンクール」第1位(史上最年少)。2013年からモスクワ音楽院ジュニア・カレッジ(日本国内)に在籍。このCDは、牛田智大が近年特に注力しているロシアの作曲家による作品からムソルグスキーの「展覧会の絵」をメインに据えた内容。チャイコフスキーの名曲「花のワルツ」は、現在彼が師事するロシアのピアニスト、ヴャチェスラフ・グリャズノフによる編曲で、今回が世界初録音。
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2016年10月03日
★小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラの「幻想交響曲」
ベルリオーズ:幻想交響曲
指揮:小澤征爾
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD1432
録音:2014年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(ライヴ録音)
小澤征爾が、2014年の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)に完全復帰し、サイトウ・キネン・オーケストラを指揮。レパートリーに選ばれたのは、小澤征爾が得意にしているベルリオーズの幻想交響曲。このアルバムはその時の演奏をライヴ収録したもので、これまで「セイジ・オザワ松本フェスティバル」会場だけで販売されていたものを、新しいジャケット・デザインで一般発売。
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