2025年1月13日
★クァルテット・エクセルシオのモーツァルト<ハイドン・セット>全6曲
モーツァルト:弦楽四重奏曲<ハイドンセット>全6曲
第14番 ト長調 K.387
第15番 ニ短調 K.421
第16番 変ホ長調 K.428
第17番 変ロ長調 K.458「狩」
第18番 イ長調 K.464
第19番 ハ長調 K.465「不協和音」
弦楽四重奏:クァルテット・エクセルシオ
西野ゆか(第1ヴァイオリン)
北見春菜(第2ヴァイオリン)
吉田有紀子(ヴィオラ)
大友 肇(チェロ)
CD:ナミレコード ライヴノーツ WWCC-8022~8024(3枚組)
このCDは、クァルテット・エクセルシオ、初のモーツァルトアルバム、満を持しての登場。ハイドンによって創作意欲を刺激された、モーツァルトの力作<ハイドン・セット>全6曲収録。
クァルテット・エクセルシオ(Quartet Excelsior)は、年間通して活動する常設の弦楽四重奏団。愛称は”エク”。 1994年に結成。第1回「東京室内楽コンクール」第1位、第2回「大阪国際室内楽コンクール」第2位、第5回「パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール(イタリア)」最高位などのコンクール受賞歴を持つ。 2008年に第19回「新日鉄音楽賞」フレッシュアーティスト賞を受賞(団体の受賞はこの賞の歴史で唯一)。2010年に発足したサントリーホール室内楽アカデミーではコーチング・ファカルティに就任。2014年クァルテット・エクセルシオでの活動が評価され、チェロの大友 肇が、第13回「斎藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。また、2015年第16回「ホテルオーク音楽賞」受賞
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2025年1月09日
★アリス=紗良・オットのフィールド:ノクターン全集(第1番~第18番)
フィールド:ノクターン全集
第1番 変ホ長調
第2番 ハ短調
第3番 変イ長調
第4番 イ長調
第5番 変ロ長調
第6番 ヘ長調 《子守歌》
第7番 イ長調
第8番 変ホ長調
第9番 ホ短調
第10番 ホ長調《ノクテュルヌ・パストラーレ》
第11番 変ホ長調
第12番 ホ長調《性格的夜想曲: 真昼》
第13番 ハ長調《夢の夜想曲》
第14番 ト長調
第15番 ニ短調《無言歌》
第16番 ハ長調
第17番 ハ長調
第18番 ヘ長調
ピアノ:アリス=紗良・オット
CD:ユニバーサルミュージック UCCG-40133
ボーナスDVD(初回限定盤:第1番 変ホ長調、第2番 ハ短調、第9番 ホ短調、第14番 ト長調)
このCDは、日本とドイツの血をひき、世界で活躍するピアニスト、アリス=紗良・オットのニュー・アルバム。ショパンに大きな影響を与えたといわれる“ノクターンの創始者”、ジョン・フィールド(1782年―1837年)の18のノクターンを全曲録音盤。ショパンの作品で広く知られている作曲形式“ノクターン”は、アイルランドの作曲家、ジョン・フィールドが19世紀初頭に初めて作曲した。彼は初めてノクターン(夜想曲)というピアノ曲を書き、後のショパンに多大な影響を与えた作曲家として知られる。
ピアノのアリス=紗良・オット(1988年生れ)は、ドイツ・ミュンヘン出身。父親がドイツ人、母親が日本人。ピアニストのモナ=飛鳥・オットは実妹。オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学で学ぶ。2003年バイロイト音楽祭に招かれ、ワーグナー愛用のピアノを使用してリサイタルを開催。2004年「イタリア・シルヴィオ・ベンガーリ・コンクール」優勝、同年中村紘子(1944年―2016年)の招きにより日本でのデビューを果たす。2005年「ヨーロッパピアノ指導者連盟コンクール」優勝。2010年「クラシック・エコー・アワード2010」にてヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。
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2025年1月06日
★ラファエラ・グロメスがウクライナのオケと奏でる平和への祈り~ドヴォルザーク:チェロ協奏曲/ウクライナの作曲家の作品集
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 作品104
~ウクライナの作曲家の作品~
トロパリオン:聖母マリアへの祈り
We Are
ああ野の赤いガマズミよ
チェロ:ラファエラ・グロメス
指揮:ヴォロディミル・シレンコ
管弦楽:ウクライナ国立交響楽団
CD:ソニーミュージック SICC-30902
多くの受賞歴を持つチェリスト、ラファエラ・グロメスがドヴォルザークの有名なロマンチックなチェロ協奏曲と、ウクライナの作曲家による感動的な作品の録音を組み合わせたCDアルバム。
チェロのラファエラ・グロメス(1991年生まれ)は、ドイツ、ミュンヘン出身。4歳より母からチェロを習い始め、2005年にフリードリヒ・グルダ作曲の「チェロと吹奏楽のための協奏曲」を演奏してソロデビュー。以降、ドヴォルザーク、シューマン、エルガー、チャイコフスキー、ハイドン、サン=サーンス、ブラームス、ベートーベンといった主要なチェロ協奏曲を演奏している。2006年からフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学ライプツィヒ、2010年からミュンヘン音楽・演劇大学、後にウィーン国立音楽大学で学ぶ。2012年、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンにおいて開催された「リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル 若手演奏家のためのコンクール」(チェロ部門)、2013年にイタリアトリノで開催された「国際フィオリンドコンクール」(室内楽部門)、2016年に「ドイツ音楽コンクール」(チェロ独奏部門)で各々優勝した。2023年12月、グロメスがコンサートのためウクライナのキーウを訪れ、ウクライナ国立交響楽団とその首席指揮者ヴォロディミール・シレンコとともに、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を演奏した際にインスピレーションを得て、2024年2月に同じ楽団及び指揮者で、ドヴォルザークのチェロ協奏曲のほか、ヴァレンティン・シルヴェストロフの「ウクライナへの祈り」など、ウクライナ人作曲家による楽曲を収録した。音楽ストリーミングサービスによる配信も意欲的に取り組んでおり、その録音は久石譲の「人生のメリーゴーランド」(ハウルの動く城)、エンニオ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズによるアニメ映画「美女と野獣」のテーマなど多岐にわたっている。このほか慈善活動にも熱心に取り組み、子供の人権保護のために活動するドイツ拠点の国際非政府組織「SOS子供の村の文化大使」、白血病から生還した世界的テノール歌手のホセ・カレーラスによって設立された「ホセ・カレーラス国際白血病財団」の大使を務めている。
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