2025年1月09日
フィールド:ノクターン全集
第1番 変ホ長調
第2番 ハ短調
第3番 変イ長調
第4番 イ長調
第5番 変ロ長調
第6番 ヘ長調 《子守歌》
第7番 イ長調
第8番 変ホ長調
第9番 ホ短調
第10番 ホ長調《ノクテュルヌ・パストラーレ》
第11番 変ホ長調
第12番 ホ長調《性格的夜想曲: 真昼》
第13番 ハ長調《夢の夜想曲》
第14番 ト長調
第15番 ニ短調《無言歌》
第16番 ハ長調
第17番 ハ長調
第18番 ヘ長調
ピアノ:アリス=紗良・オット
CD:ユニバーサルミュージック UCCG-40133
ボーナスDVD(初回限定盤:第1番 変ホ長調、第2番 ハ短調、第9番 ホ短調、第14番 ト長調)
このCDは、日本とドイツの血をひき、世界で活躍するピアニスト、アリス=紗良・オットのニュー・アルバム。ショパンに大きな影響を与えたといわれる“ノクターンの創始者”、ジョン・フィールド(1782年―1837年)の18のノクターンを全曲録音盤。ショパンの作品で広く知られている作曲形式“ノクターン”は、アイルランドの作曲家、ジョン・フィールドが19世紀初頭に初めて作曲した。彼は初めてノクターン(夜想曲)というピアノ曲を書き、後のショパンに多大な影響を与えた作曲家として知られる。
ピアノのアリス=紗良・オット(1988年生れ)は、ドイツ・ミュンヘン出身。父親がドイツ人、母親が日本人。ピアニストのモナ=飛鳥・オットは実妹。オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学で学ぶ。2003年バイロイト音楽祭に招かれ、ワーグナー愛用のピアノを使用してリサイタルを開催。2004年「イタリア・シルヴィオ・ベンガーリ・コンクール」優勝、同年中村紘子(1944年―2016年)の招きにより日本でのデビューを果たす。2005年「ヨーロッパピアノ指導者連盟コンクール」優勝。2010年「クラシック・エコー・アワード2010」にてヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。