【CD1】
<第1部>
エドゥアルト・シュトラウス
1.ポルカ・シュネル「誰が一緒に踊るの?」 作品251
ヨーゼフ・シュトラウス
2.ワルツ「英雄の詩」作品87
ヨハン・シュトラウス2世
3.「ジプシー男爵」のカドリーユ 作品422
カール・ミヒャエル・ツィーラー
4.ワルツ「心地よい夜に」作品488[オペレッタ「放浪者」より]
ヨハン・シュトラウス2世
5.ポルカ・シュネル「元気に行こう!」作品386
<第2部>
フランツ・フォン・スッペ
6.喜劇的オペレッタ「イザべッラ」序曲
ヨーゼフ・シュトラウス
7.演奏会用ワルツ「愛の真珠」作品39
ヨーゼフ・シュトラウス:
8.ポルカ・フランセーズ「アンゲリカ・ポルカ」作品123
エドゥアルト・シュトラウス
9.ポルカ・シュネル「さあ、逃げろ!」作品73
<CD 2>
ヨーゼフ・シュトラウス
1.ポルカ・フランセーズ「上機嫌」作品281
[歌詞:アンナ・マボ/合唱への付曲:ゲラルト・ヴィルト]
2.ポルカ・シュネル「いつまでも永遠に」作品193
3.ワルツ「まひわ」作品114
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世
4.バレエ「エクセルシオール」より グロッケン・ポルカとギャロップ
[「電信たち」の場面の音楽/バレエ原曲はロムアルド・マレンコ作曲/ルイジ・マンゾッティ振付による]
ヨーゼフ・シュトラウス
5.オーケストラ・ファンタジー「アレグロ・ファンタスティーク」Anh.26b
6.ワルツ「水彩画」作品258
[アンコール]
ヨハン・シュトラウス2世
7.ポルカ・シュネル「山賊のギャロップ」 作品378
8.新年の挨拶
ヨハン・シュトラウス2世
9.ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314
ヨハン・シュトラウス1世
10.ラデツキー行進曲 作品228
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ウィーン少年合唱団、ウィーン少女合唱団
録音:2023年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ録音
CD:ソニーミュージック SICC-2241~42(2CD)
毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界90カ国以上に放送され、5千万人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われている。
2023年は、生粋のオーストリア人、フランツ・ウェルザー=メストが2011年・2013年以来、10年ぶりに登場。ウェルザー=メストは今ウィーン・フィルと最も関係の深い指揮者の一人。
指揮のフランツ・ウェルザー=メスト(1960年生れ)は、オーストリア、リンツ出身。ミュンヘン音楽大学で学ぶ。1990年ロンドン・フィルの音楽監督に就任。1995年チューリッヒ歌劇場の音楽監督に就任し、同歌劇場の知名度を飛躍的に高めた。2002年クリーヴランド管弦楽団の音楽監督に就任。そして、2010年小澤征爾の後任としてウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任し、カラヤン以来約半世紀ぶりに地元オーストリア人の監督職就任として話題を集めた。現在、クリーヴランド管弦楽団音楽監督。2011年、2013年、2023年にウィーンフィルの「ニューイヤーコンサート」の指揮者を務めた。