2015年4月30日
★エマニュエル・パユのフランス革命時代のフルート協奏曲集
フランソワ・ドヴィエンヌ:フルート協奏曲 第7番
ルイジ・ジアネッラ:フルート協奏曲 第1番
クリストフ・ヴィリバルト・グルック:フルート協奏曲 ト長調 作品4
イグナツ・プレイエル:フルート協奏曲 ハ長調 B.106
フルート:エマニュエル・パユ
指揮: ジョヴァンニ・アントニーニ
管弦楽:バーゼル室内管弦楽団
録音:2014年7月17~19日、スイス、ランドガストホフ・リーエン
CD:ワーナーミュージック・ジャパン
フランス革命時期に焦点をあて、フルートのための曲が多く書かれたフランスのバロック後期から古典派にかかる作曲家たちの作品が収録されている。革命戦争後の1795年に設立されたパリ音楽院においても続いていたフルート作品のなかから、もっとも革新的で、美しいメロディをもつ4曲をパユが選んで録音。
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2015年4月27日
★世界的ソプラノ歌手 平山美智子 山田耕筰を歌う
松平頼暁(宇佐見英治):「歌う木の下で」(すべての猫族がいう、青いスピノザ、信州の泉)
早坂文雄(佐藤春夫):「春夫の詩に拠る4つの無伴奏の歌」より うぐいす
山田耕筰:この道(北原白秋)
かえろかえろと(北原白秋)
かやの木山の(北原白秋)
待ちぼうけ(北原白秋)
赤とんぼ(三木露風)
カッコ鳥(野口雨情)
鐘が鳴ります(北原白秋)
からたちの花(北原白秋)
葱坊主(西條八十)
六騎(北原白秋)
青蛙(三木露風)
曼珠沙華〜歌曲集「AIYANの歌」より(北原白秋)
湯浅譲二(長田弘):おやすみなさい
ソプラノ: 平山美智子
ピアノ:高橋アキ
コントラバス:ダニエーレ・ロッカート
録音:2013年12月、イタリア・アリッチャ、キジ宮
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28317
このCDは、世界的ソプラノ歌手平山美智子が2013年、90歳の年に収録した日本歌曲集。2015年に没後50年となる山田耕筰作品を中心に、親族である早坂文雄の無伴奏曲、松平頼暁の委嘱作品、湯浅譲二の話題作を収録。
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2015年4月23日
★遠山慶子のモーツァルト:ピアノ作品ライヴ録音集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573
ピアノ四重奏曲 第1番
ピアノ:遠山慶子
<ウィーン弦楽四重奏団メンバー>
ヴァイオリン:ウェルナー・ヒンク
ヴィオラ:ハンス・ペーター・オクセンホファー
チェロ:フリッツ・ドレシャル
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD‐28318
ピアノの遠山慶子は、1963年にパリで海外デビュー。以来、国際的に演奏活動をし、日本でもソロや室内楽などで活躍。1978年第5回日本ショパン協会賞受賞。ロン・ティボー国際コンクールおよびゲザ・アンダ国際コンクールの審査員。草津国際音楽アカデミー&フェスティバル講師。2010年モーツァルトのバイオリンソナタ選曲集で第51回毎日芸術賞受賞。このCDは、2014年に草津音楽祭で演奏したピアノ・ソナタ第15番、同年ウィーン弦楽四重奏団との共演で紀尾井ホールで演奏したピアノ四重奏曲第1番他をライヴ収録。
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2015年4月20日
★ムターの秘蔵っ子、ヴィルデ・フラングのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1&5番、協奏交響曲
ヴァイオリン:ヴィルデ・フラング
指揮:ジョナサン・コーエン
管弦楽:アルカンジェロ
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-12939
ヴァイオリンのヴィルデ・フラングはノルウェー出身で、ヴァイオリンの女王、アンネ=ゾフィー・ムターの秘蔵っ子。彼女にとって4作目となる今回のアルバムでは、イギリスの若手指揮者、ジョナサン・コーエンと、彼自身が設立した新進気鋭の古楽アンサンブル「アルカンジェロ」をバックに、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集。
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2015年4月16日
★ベルリン・フィルのクラリネット首席奏者アンドレアス・オッテンザマーのブラームス:クラリネット五重奏曲他
ブラームス:クラリネット五重奏曲
2つのワルツ イ長調(ワルツ 作品39の15/ 愛の歌 作品52から ワルツ 第6番)
ハンガリー舞曲 第7番<レメーニ編>
ハンガリー舞曲 第1番 ト短調 (神聖なるチャールダーシュ)<ボルゾー編>
ヴェイネル:2つの楽章
トランシルヴァニア舞曲
クラリネット:アンドレアス・オッテンザマー
ヴァイオリン:レオニダス・カヴァコス/クリストフ・コンツ
ヴィオラ:アントワーヌ・タメスティ
チェロ:シュテファン・コンツ
コントラバス:エーデン・ラーツ
ツィンバロム:オスカール・エケレシュ
アコーディオン:プレドラグ・トミチ
CD:ユニバーサルミュージック UCCG-1693
録音:2014年10月、ベルリン
クラリネットのアンドレアス・オッテンザマー(1989年生まれ)は、2011年、22歳の若さでベルリン・フィルの首席奏者に就任した。父エルンストも、兄ダニエルもウィーン・フィルの首席奏者を務めるという、クラリネット一家。このCDはソロ・アルバム第2弾。
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2015年4月13日
★田崎悦子のベートーヴェン、シューベルト、ブラームス最晩年至宝のピアノ曲集
<Disc-1>
ブラームス:3つの間奏曲 作品117
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第19番
<Disc-2>
ブラームス:6つの小品 作品118
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番
<Disc-3>
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番
<Disc-4>
ブラームス:4つの小品 作品119
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番
ピアノ:田崎悦子
CD:レーベル: 若林工房 WKPR-8011~14
ピアノの田崎悦子は、桐朋女子高校音楽科を卒業後、フルブライト奨学金を得てニューヨーク・ジュリアード音楽院で学ぶ。その後ニューヨークに30年在住し、国際的に活躍。アメリカ建国200年祭ではアメリカ人として10人の若手ピアニストのひとりに選ばれた。20世紀の大指揮者ゲオルグ・ショルティに認められ、シカゴ交響楽団定期演奏会のソリストとして数回にわたり共演した日本人ただ一人のピアニスト。八ヶ岳ピアノマスタークラス”Joy of Music”総合音楽監督。桐朋学園大学音楽部および同大学院特任教授。現在、八ヶ岳山麓に居住。
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2015年4月09日
★リッカルド・シャイーのブラームス:セレナード第1番&第2番
ブラームス:セレナード第1番&第2番
指揮:リッカルド・シャイー
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2014年5月22~24、29&30日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD-1416
指揮のリッカルド・シャイー(1953年生まれ)は、イタリア出身。これまでベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席指揮者などを歴任し、2005年からライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団楽長を務めている。1984年に初来日して以降、しばしば日本で演奏活動を行っている。
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2015年4月06日
★シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルク歌曲集~新ウィーン楽派の歌曲を集めて~
シェーンベルク:ブレットル・リーダー(キャバレー・ソング)より
ガラテーア(F.ヴェーデキント)
分をわきまえた愛人(H.ザルス)
ギガルレッテ(O.J.ビアバウム)
4つの歌曲 作品2
期待(R.デーメル)
君の金色の櫛を僕におくれ(R.デーメル)
高揚(R.デーメル)
森の日差し(J.シュラーフ)
ヴェーベルン:「第7の環」による5つの歌曲 作品3(S.ゲオルゲ)
これがあの歌だ
風の中で
小川の岸辺で
朝露の中に
葉の落ちた木が枝を伸ばす
ベルク:4つの歌曲 作品2
眠るんだ、眠るんだ(F.ヘッベル)
眠り込んだまま私は(A.モンベルト)
私は最強の巨人を倒した(A.モンベルト)
大気は暖かい(A.モンベルト)
シェーンベルク:シュテファン・ゲオルゲの「架空庭園の書」より15の歌曲 作品15
密生した木の葉に覆われた場所では
この楽園の中では林が
初めて私が貴方の領地に足を踏み入れた時
私の口元がこわばり、そして燃えるので
私に言って、どの小道を
私はいかなる仕事も手に付かない
不安と希望が交錯し私の心を締め付ける
今日貴方の肉体に触れなければ
幸せとはかくも厳しくつれないもの
美しい花壇を私は待ち焦がれながら眺める
私たちが花で飾られた入口の陰で
深い褥の中で聖なる憩いのあいだ
貴方は岸辺の柳に身をもたせ
木の葉についてばかり語るのを止めよ
私たちは夕暮れによくそのあずまやに行ったものだ
ソプラノ:長島剛子
ピアノ:梅本実
録音:2014年8月29日、9月5日、彩の国さいたま芸術劇場
CD:コジマ録音 ALCD‐9147
ソプラノの長島剛子は、札幌出身。国立音楽大学声楽科卒業。同大学院修士課程独歌曲専攻修了。ドイツ・デットモルト北西音楽大学卒業。その後ケルン音楽大学マスタークラスで研鑽を積む。1998年に「長島剛子・梅本実 リートデュオ」を結成。2001年にスタートした「世紀末から20世紀へ」のリサイタルシリーズは昨秋で13回を数え、その間、知られざる作曲家を含め、のべ33人の近現代作曲家の作品を取り上げた。1998年札幌市民芸術祭大賞、平成14年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。現在、国立音楽大学准教授。
ピアノの梅本実は、長崎出身。東京藝術大学を経て、同大学院修士課程器楽科ピアノ専攻修了。ドイツ・デットモルト北西音楽大学卒業。さらに引き続きハンブルクにて研鑽を積む。帰国後東京、札幌、福岡各地でソロリサイタル開催。札幌交響楽団、九州交響楽団と共演。またドイツ歌曲の共演ピアニストとして各地で幅広い活動を続けている。文部省在外研修員としてドイツ・カールスルーエ音楽大学で学ぶ。2001年第29回札幌文化奨励賞、平成14年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。 現在、国立音楽大学准教授。
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2015年4月02日
★ヒラリー・ハーンのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番/ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:ドイツ・カンマー・フィルハーモニー・ブレーメン
CD:ユニバーサルミュージック UCCG1694
ヴァイオリンのヒラリー・ハーンはアメリカ・バージニア州レキシントン出身。1991年、11歳の時に初リサイタル開きデビュー。その後、クリーヴランド管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックなどと協演。1995年にはドイツで、ロリン・マゼール指揮のバイエルン放送交響楽団と協演し、海外デビューを果たす。1997年、デビューアルバムである「バッハ:無伴奏ソナタ・パルティータ集」が話題を集める。1999年、カーティス音楽学校を卒業。2001年のネヴィル・マリナー指揮のアカデミー室内管弦楽団との協奏曲の録音により、2003年、グラミー賞を受賞。現在、世界中で活発な演奏活動を展開している。
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