クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2014年 12月

2014年12月29日

★チャイコフスキー国際コンクール優勝者 神尾真由子のアンコール・アルバム


<DISC 1>

剣の舞い(バレエ「ガイーヌ」より)
夢のあとに
妖精の踊り
レンスキーのアリア「青春は遠く過ぎ去り」(歌劇「エフゲニー・オネーギン」より)
熊蜂は飛ぶ(歌劇「サルタン皇帝の物語」より)
愛のあいさつ
ヴォカリーズ
行進曲(歌劇「3つのオレンジへの恋より」)
アヴェ・マリア
我が母の教え給いし歌
エストレリータ(小さな星)
ホラ・スタッカート
4つの前奏曲
メロディ
シチリアーノ
おとぎ話
メロディ (なつかしい土地の思い出、第3曲)
ひな菊
ロマンス(映画音楽「馬あぶ」より)
悲しみのワルツ
蜜蜂 (12のバガテルより)
インドの歌(歌劇「サトコ」より)
官兵衛紀行(ヴァイオリン&ピアノ・ヴァージョン)<大河ドラマ「軍師官兵衛」より>

<DISC 2>

【初回生産限定盤のみ 特典DVD収録曲】

メイキング・オヴ・ヴァイオリン・アンコール
ベルリンb-sharpスタジオでのレコーディング風景
神尾真由子、ミロスラフ・クルティシェフ、フィリップ・ネーデル(レコーディング・プロデューサー)へのインタビュー
愛のあいさつ
夢のあとに
チャールダーシュ

ヴァイオリン:神尾真由子

ピアノ:ミロスラフ・クルティシェフ

CD:ソニーミュージック SICC-1714 ~15

 2007年、第13回チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門で優勝(ヴァイオリン部門での日本人の優勝は1990年の諏訪内晶子以来2人目)の神尾真由子による新録音。神尾がアンコールで頻繁に取りあげるヴァイオリンの小品を中心にセレクト。ボーナストラックには、大河ドラマ「軍師官兵衛」の終わりに流れる「官兵衛紀行」をコンサート用にヴァージョンアップしたヴァイオリン&ピアノ・ヴァージョンを収録。

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2014年12月25日

★カルミニョーラのバッハ:ヴァイオリン協奏曲集


ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV 1041
             第2番 ホ長調 BWV 1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R
            ニ短調 BWV 1052R

ヴァイオリン:ジュリアーノ・カルミニョーラ
        平崎真弓

管弦楽:コンチェルト・ケルン

録音:2013年7月、ケルン

CD:ユニバーサルミュージック UCCA-1100

 ヴァイオリンのジュリアーノ・カルミニョーラ(1951年生まれ )は、イタリア出身。ヴェネツィア音楽院で学ぶ。1983年にアンドレア・マルコンの主宰する古楽器グループ、ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカに参加。1997年にはマルコンとともにヴェニス・バロック・オーケストラを結成。モダンとバロック双方のヴァイオリン演奏を行うことでしられている。このCDの2つのヴァイオリンのための協奏曲では、コンチェルト・ケルンのコンサート・ミストレス平崎真弓が 第1ヴァイオリン、カルミニョーラは第2ヴァイオリンを担当。ヴァイオリン協奏曲の編曲と考えられている2曲のチェンバロ協奏曲も収録。

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2014年12月22日

★NHK交響楽団オーボエ奏者・池田昭子の6枚目のソロアルバム


ブラームス:子守歌
シューマン:トロイメライ
シューベルト:セレナード
チャイコフスキー:感傷的なワルツ作
ベッリーニ:カスタ・ディーヴァ歌劇「ノルマ」より
マルティーニ:愛の喜び
フォーレ:子守歌
ドビュッシー:夢
ゴダール:ジョスランの子守歌
R. シュトラウス:子守歌
メンデルスゾーン:無言歌集作品19より
グリエール:コロラトゥーラ・コンチェルト
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ドビュッシー:小さな羊飼い

オーボエ/イングリッシュホルン:池田昭子

ピアノ:石田三和子

CD:マイスター・ミュージック MM‐3030

 NHK交響楽団オーボエ奏者・池田昭子の6枚目のソロアルバム。池田昭子は、東京芸術大学卒業。1996年第13回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第1位。1997年東京交響楽団に入団。2000年ドイツ、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院に留学。2004年NHK交響楽団に入団。N響ではイングリッシュホルン奏者としても知られる。

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2014年12月18日

★今、ヨーロッパで注目のソプラノ 田中彩子のデビューCD


オルフ:天秤棒に心をかけて(「カルミナ・ブラーナ」より)
モーツァルト:夜の女王のアリア(歌劇「魔笛」より)
サン=サーンス:ナイチンゲールと薔薇(付随音楽「パリュサティス」より)
ドリーブ:鐘の歌「若いインド娘はどこへ」(歌劇「ラクメ」より)
マイアベーア:影の歌(歌劇「ディノーラ」より)
ドニゼッティ:さようなら(歌劇「連隊の娘」より)
ベッリーニ:ああ、信じられない(歌劇「夢遊病の女」より)
オッフェンバック:生垣に小鳥たちが(歌劇「ホフマン物語」より)
ヴェルディ:さようなら、過ぎ去った日々よ(歌劇「椿姫」より)
メサジェ:お聴きなさい、蝉たちの声を(歌劇「お菊夫人」より)
フロトー:夏の名残の薔薇(歌劇「マルタ」より)
ヨハン・シュトラウス二世:春の声

ソプラノ:田中彩子

指揮:ピーター・イレイニ

管弦楽:ブダペスト・スタジオ・オーケストラ

録音:2014年7月、ブダペスト(ハンガリー)

CD:エイベックスクラシックス AVCL-25861

 ソプラノの田中彩子は、10代から音楽の都ウィーンで声楽を学び、才能を見出される。22歳の時、スイスの首都ベルンの州立歌劇場に史上最年少でソリスト・デビュー。 その後、ウィー ン・フォルクスオーパーの「ホフマン物語」オランピア役、ロイヤル・フィル定期公演などキャリアを重ねている。これは、ハイ・コロラトゥーラのための超絶的歌唱テクニックを要する名曲をハンガリーのオーケストラと華麗にレコーディングしたCD。京都出身、ウィーン在住。

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2014年12月15日

★パッパーノのロッシーニ:序曲集


ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」序曲
歌劇「ブルスキーノ氏」序曲
歌劇「セビリャの理髪師」序曲
歌劇「シンデレラ(チェネレントラ)」序曲
歌劇「セミラーミデ」序曲
歌劇「コリントの包囲」序曲
歌劇「ウィリアム・テル」序曲
アンダンテと主題と変奏

指揮:アントニオ・パッパーノ

管弦楽:サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

CD:ワーナーミュージック・ジャパン

 指揮のアントニオ・パッパーノ(1959年生まれ)は、イタリア出身。1987年にオスロのノルウェー歌劇場でデビューし、1990年から音楽監督に就任。1992年からベルギー・ブリュッセルにあるベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督に就任。1999年、バイロイト音楽祭に楽劇「ローエングリン」でデビューを果たす。2002年からロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督に就任。2005年からはサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の音楽監督を務めている。

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2014年12月11日

★アラベラ・美歩・シュタインバッハー、フランクとリヒャルト・シュトラウスのヴァイオリンソナタを弾く


セザール・フランク : ヴァイオリン・ソナタ
リヒャルト・シュトラウス : ヴァイオリン・ソナタ

ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー

ピアノ:ロベルト・クーレック

CD:キングインターナショナル KKC-5415

録音 : 2012年5月、オランダ、ファルテルモント

 アラベラ・美歩・シュタインバッハー(1981年生まれ)は、ドイツのバイオリニスト。ミュンヘンでドイツ人の父親と日本人の母親との間に生まれた。2000年にハノーファーで開催されたヨーゼフ・ヨアヒム・ヴァイオリン・コンクールで入賞。 2004年、ネヴィル・マリナー指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンの協奏曲を演奏し、以後、ソリストとしてのキャリアをスタートさせた。このCDでのピアノ伴奏は、シュタインバッハーが絶大なる信頼をおいているロベルト・クーレック。ラトヴィアの首都リガ生まれで、現在、優れた伴奏ピアニストの一人として名高い。

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2014年12月08日

★今注目のカピュソンとブニアティシヴィリが繰り広げる、ロマン派のヴァイオリンとピアノの作品集


フランク:ヴァイオリン・ソナタ
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品

ヴァイオリン:ルノー・カピュソン

ピアノ:カティア・ブニアティシヴィリ

CD:ワナーミュージック WPCS-12871

 ヴァイオリンのルノー・カピュソン(1976年生まれ)は、フランス出身。パリ国立高等音楽院で学ぶ。1998年から2000年まで、クラウディオ・アッバードの指名によってマーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサートマスターを務める。現在まで世界の主要オーケストラに客演している。ピアノのカティア・ブニアティシヴィリは、グルジア出身。デビューCDは2010年に録音された「リスト・アルバム」。この2人は2013年のプラハの春音楽祭などで共演している。

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2014年12月04日

★ともにブエノスアイレスの出身のアルゲリッチ&バレンボイムのピアノ・デュオ・アルバム


モーツァルト:2台のピアノのためのソナタK.448 (375a)
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲
ストラヴィンスキー :バレエ音楽「春の祭典」

ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
ダニエル・バレンボイム

CD:ユニバーサル ミュージック UCCG1679

 このCDは、ともにブエノスアイレスの出身であるマルタ・アルゲリッチとダニエル・バレンボイムが、2014年4月にベルリンのフィルハーモニーで行ったピアノ・デュオ・アルバム(ライブ録音)。

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2014年12月01日

★ブラジル出身の名ピアニスト ネルソン・フレイレのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/ピアノ・ソナタ第32番


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ・ソナタ第32番
ピアノ:ネルソン・フレイレ

指揮:リッカルド・シャイー

管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

CD:ユニバーサル ミュージック UCCD1404

 ネルソン・フレイレ(1944年生まれ)は、ブラジル出身のピアニスト。1958年にウィーン音楽院に留学。1959年から国際的な演奏活動を開始し、世界的な名声を得る。2001年12月には、ロン=ティボー国際コンクールの審査員長を務めた。2007年には、ブラームスのピアノ協奏曲全集を発表し、グラモフォン賞協奏曲部門で受賞。

 

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