2011年7月28日
★~神様のカルテ 作曲家・辻井伸行 自作集~
~神様のカルテ 辻井伸行 自作集 =SPECIAL EDITION=~
作曲・ピアノ:辻井伸行
CD:avex CLASSICS AVCL-25737~8
神様のカルテ 『神様のカルテ』(東宝) テーマ曲
風の家 『マヨルカの啓示~辻井伸行 ショパンへの旅路』(NHK) 演奏曲
コルトナの朝 『Revalue NIPPON Project 中田英寿 日本をつなぐ』(NTV) テーマ曲
ショパンへのオマージュ
音の絵 『たけしアート☆ビート』(NHK) 演奏曲
風がはこんできたもの 『風かはこんできたもの~音楽の原風景~』(TBS) 演奏曲
神様のカルテ =手紙= 『神様のカルテ』(東宝) 挿入曲
それでも、生きてゆく 『それでも、生きてゆく』(CX) テーマ曲
ロックフェラーの天使の羽
花水木の咲く頃 『FUJIFILM フジカラー フォトブック スクエア』CM[2009] 使用曲
セーヌ川のロンド
高尾山の風
川のささやき 『FUJIFILM フジカラー フォトブック スクエア』CM[2009] 使用曲
ヴェネツィアの風に吹かれて 『ヴェネツィア展』(TBS) 公式テーマ曲
15. 神様のカルテ =エンディング= 『神様のカルテ』(東宝) エンディング曲[オーケストラ編曲:松谷卓]
[DISC 2]オーケストラ・アレンジ集
神様のカルテ[オーケストラ版]編曲:服部隆之
風の家[ピアノ+オーケストラ版]編曲:服部隆之
コルトナの朝[オーケストラ版]編曲:服部隆之
花水木の咲く頃[オーケストラ版]編曲:山下康介
川のささやき[オーケストラ版]編曲:山下康介
ロックフェラーの天使の羽[オーケストラ版]編曲:挾間美帆
セーヌ川のロンド[オーケストラ版]編曲:挾間美帆
神様のカルテ[吹奏楽版]編曲:福田洋介
指揮: 金聖響/岩村力
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
シエナ・ウインド・オーケストラ
ピアニスト辻井伸行は、同時に作曲家辻井伸行でもあるのだ。これまで、幾つかの作品はCD化されてきたが、自作集だけののCD化は初。ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール優勝者として、一躍日本中からピアニストとして脚光を浴びた辻井伸行だが、優れた作曲者としての存在感も持ち合わしている。このCDは作曲家辻井伸行に焦点を合わせたファン待望の1枚。.
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2011年7月27日
★ロータス・カルテットのベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7~9番「ラズモフスキー第1~3番」(ライヴ録音)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番「ラズモフスキー第1番」
弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」
弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏:ロータス・カルテット(Lotus String Quartet)
第1ヴァイオリン:小林幸子/第2ヴァイオリン:マティアス・ノインドルフ/ヴィオラ:山碕智子/チェロ:斎藤千尋)
録音: 東京文化会館小ホール/ライヴ録音(2008年9月30日)
CD:ナミ・レコード WWCC-7677~8(2枚組)
ロータス・カルテットは、1992年に大阪で結成された。創立当初は4人とも女性(現在は第2ヴァイオリンが元シュトゥットガルト弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者マティアス・ノインドルフに交代)で、当初から常設の弦楽四重奏団を目指す。1993年に大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位に入賞した後、全員でドイツに渡り、シュトゥットガルト音楽芸術大学に入学し、メロス弦楽四重奏団に師事。現在、シュトゥットガルトを拠点に演奏活動を行っている。 前作のシューマン弦楽四重奏曲(WWCC-7524)は、平成18年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。今回発売された5年ぶりの第2弾は、2008年、日本ツアーでの東京ライヴ録音。ベートーヴェン絶頂期の最大傑作群を完全奏破した注目盤。
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2011年7月21日
★巌本真理弦楽四重奏団の遺産 ライヴ第3巻・相模原1976
~巌本真理弦楽四重奏団の遺産 ライヴ第3巻・相模原1976~
Disk 1
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩り」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」
Disk 2
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番から第2楽章アンダンテ・カンタービレ(アンコール)
弦楽四重奏:巌本真理弦楽四重奏団
CD:クヮルテット・ハウス・ジャパン(QUARTETT HAUS JAPAN) QHJ-1008/9
このCDは、巌本真理没後30周年企画アルバムの第3巻目。ヴァイオリニストの巌本真理(1926年―1979年)は、1937年に音楽コンクールで一位となり、一躍天才少女と呼ばれ、その名を知られる。1946年(20歳)で東京音楽学校教授となるが、1950年、辞職して渡米。帰国後、演奏活動を再開。「巌本真理弦楽四重奏団」を結成し、当時は前人未到の室内楽定期演奏会94回の偉業を達成した、わが国クラシック音楽界の恩人の一人。芸術選奨文部大臣賞など数々の賞を受賞。「巌本真理弦楽四重奏団の遺産」として全3巻のCDが発売され、今回は第3巻目が発売された。同シリーズには、未発表のライヴ音源が収録されており、当時の熱気が伝わる貴重な録音。
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2011年7月16日
★ズービン・メータ「第九」~ 東日本大震災復興支援演奏会 in ミュンヘン~
ズービン・メータ「第九」~ 東日本復興支援演奏会 in ミュンヘン~
バッハ:管弦楽組曲第3番より「アリア」
ベートーヴェン:交響曲第9 番「合唱」
指揮:ズービン・メータ
管弦楽:バイエルン国立管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団
独唱:ソプラノ=アニヤ・カンペ/ アルト=リオバ・ブラウン/ テノール=クラウス・フロリアン・フォクト/バス・バリトン=ミヒャエル・フォッレ
合唱:バイエルン国立合唱団、ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団、バイエルン放送合唱団
録音:2011年5月2日、ミュンヘン(ライブ録音)
CD: Naxos Japan[SACD-hybrid]
指揮のズービン・メータは、3月11日の東日本大震災のとき東京に滞在中であった。4月10には再来日し、NHK交響楽団と復興支援慈善演奏会を行った。そして、5月2日にミュンヘンにおいて東京と同じ曲目の慈善演奏会を開催したが、このCDは、そのときのライヴ録音盤。普段はライバルとしてしのぎを削るバイエルン国立管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団の3つのオーケストラが手をとりあって実現した歴史的演奏。 なお、このアルバムによる収益は日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災地へ寄付されることになっている。
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2011年7月10日
★BPO定期公演での佐渡 裕のショスタコーヴィック:交響曲第5番 他(ライヴ録音)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
武満 徹:5人の打楽器とオーケストラのための「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユーコール」
指揮:佐渡 裕
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(BPO)
CD:エイベックス・クラシックス AVCL‐25733~4
BPOの定期公演に招かれた佐渡 裕が、2011年5月20日~22日に指揮した演奏会のライヴ録音。この曲目は、BPOと音楽監督のサイモン・ラトルの希望により決定されたという。BPOの定期公演に招かれた日本人は、近年では小澤征爾以来で、客演3日目では、満場のスタンディングオベーションを受けた。この熱気に満ちた佐渡 裕の指揮ぶりが聴ける。
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2011年7月07日
★中野振一郎のチェンバロ・ベスト・アルバム
~中野振一郎、デビュー25周年記念ベスト・アルバム~
チェンバロ:中野振一郎
ヘンデル:シャコンヌ ト長調
ヘンデル:パッサカリア 組曲 ト短調より
ヘンデル:サラバンド 組曲 ニ短調 HWV437より
ラモー:未開人
ラモー:やさしい訴え
デュフリ:ラ・デリクール
デュフリ:ラ・ヴィクトワール
A.スカルラッティ:フォリア ニ短調
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調(アレグロ) K9
D.スカルラッティ:ソナタ イ長調(アダージョ・エ・カンタービレ) K208
J.S.バッハ:アリア ゴルトベルク変奏曲より
J.S.バッハ:ラルゴ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV1017より
J.S.バッハ:チェンバロとフォルテピアノのための協奏曲BWV1061より 第1楽章
C.P.E.バッハ:3つの小さな二重奏 Wq.115より 第2番
C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲 ハ短調より 第3楽章
J.A.ベンダ:チェンバロ協奏曲 ト長調より 第1楽章
CD:MEISTER MUSIC MM-2093
チェンバロの中野 振一郎は、京都生まれ。1986年、桐朋学園大学音楽学部の演奏学科(古楽器専攻)を卒業。90年10~11月に大阪で開いた4回連続の独奏会により「大阪文化祭金賞」等を受賞。ケネス・ギルバートやボブ・ファン・アスペレンら欧米を代表する名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれる。92年6月「バークレー古楽フェスティバル」へ最年少の独奏家として招かれる。93年ロンドンの独奏会場ウィグモア・ホールでデビュー・リサイタルを開く。2003年5月末にはドイツより日本から唯一招聘を受け、「バッハ フェスティバル ライプツィヒ 2003」に出演。ソリストあるいはミュージック・ディレクターとしての力量を遺憾なく発揮している。
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2011年7月04日
★寺神戸亮のテレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア(第1番―第12番)
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア(第1番―第12番)
バロック・ヴァイオリン:寺神戸亮
録音:2010年9月13日~16日 Hakujuホール(東京)
CD:日本コロムビア COGQ-54-5
テレマンのヴァイオリンのためのファンタジア(幻想曲)は、対位法の妙を駆使しながらも、形式・曲想ともに多彩で、より自由な感興に満ち、洗練された表現を備えた実に魅力的な曲集。このうち、これまで寺神戸亮は2曲を録音したが、今回、全曲録音を望む多くの声に応え、全曲を新たに録りおろしたもの。ヴァイオリンの寺神戸亮は、1961年ボリビア生まれ。1984年、桐朋学園大学を首席で卒業後、東京フィルハーモニー交響楽団にコンサートマスターとして入団。その後、ハーグ王立音楽院に留学。1995年、「第1回北とぴあ国際音楽祭」で指揮者としてデビュー。現在、バロック・ヴァイオリンの演奏およびバロック音楽の指揮で活躍。
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2011年7月01日
★シュトイデ弦楽四重奏団のチャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番/ボロディン:弦楽四重奏曲第2番
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番
弦楽四重奏:シュトイデ弦楽四重奏団
(フォルクハルト・シュトイデ<第1ヴァイオリン>/ホルガー・グロー<第2ヴァイオリン>/エルマー・ランデラー<ヴィオラ>/ヴォルフガング・ヘルテル<チェロ>)
録音:2010年9月/ウィーン
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28236
ウィーン・フィルの若きコンサート・マスターであるフォルクハルト・シュトイデが率いる「シュトイデ弦楽四重奏団」待望のニュー・アルバムが発売となった。四重奏団メンバー全員がウィーン・フィルの団員であり、まさにウィーン・フィル室内楽の伝統を継承する正統派弦楽四重奏団。チャイコフスキーとボロディンの二人のロシアの大作曲家の弦楽四重奏曲をウィーンの音色がどう表現するのか興味深いCDである。
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