2011年7月21日
~巌本真理弦楽四重奏団の遺産 ライヴ第3巻・相模原1976~
Disk 1
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩り」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」
Disk 2
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番から第2楽章アンダンテ・カンタービレ(アンコール)
弦楽四重奏:巌本真理弦楽四重奏団
CD:クヮルテット・ハウス・ジャパン(QUARTETT HAUS JAPAN) QHJ-1008/9
このCDは、巌本真理没後30周年企画アルバムの第3巻目。ヴァイオリニストの巌本真理(1926年―1979年)は、1937年に音楽コンクールで一位となり、一躍天才少女と呼ばれ、その名を知られる。1946年(20歳)で東京音楽学校教授となるが、1950年、辞職して渡米。帰国後、演奏活動を再開。「巌本真理弦楽四重奏団」を結成し、当時は前人未到の室内楽定期演奏会94回の偉業を達成した、わが国クラシック音楽界の恩人の一人。芸術選奨文部大臣賞など数々の賞を受賞。「巌本真理弦楽四重奏団の遺産」として全3巻のCDが発売され、今回は第3巻目が発売された。同シリーズには、未発表のライヴ音源が収録されており、当時の熱気が伝わる貴重な録音。