2010年11月12日
*新譜CD情報* 朝比奈隆のマーラーの交響曲第4番
マーラー:交響曲第4番
指揮:朝比奈隆
ソプラノ:樋本栄
大阪フィルハーモニー交響楽団
録音時期:1968年9月2日
録音場所:東京文化会館(大阪フィル第7回東京定期演奏会)
録音方式:モノラル(ライヴ)
CD:HMV(Tobu Recording)
朝比奈隆(1908年―2001年)がその生涯にマーラーの交響曲第4番を指揮したのは1968年の2回だけだと言われている。しかし演奏内容は、朝比奈がなぜこの曲をレパートリーから外してしまったのか理解に苦しむほど素晴らしいようである。
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2010年11月12日
*新譜CD情報* 西本智実 /ロイヤル・フィルのベートーヴェン:交響曲第7番
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
指揮:西本智実
管弦楽: ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
CD:キング KICC-846
2009年の西本智実とロイヤル・フィルの東京サントリー・ホールにおけるコンサートを収録したライヴ・アルバム。
西本智実は、大阪音楽大学作曲科卒業後、国立サンクトペテルブルク音楽院に留学。28歳のデビューから37歳までロシアを拠点に活動を続ける。
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)は、1946年にトーマス・ビーチャムによって創設されたロンドンを拠点とする英国のオーケストラ。
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2010年11月12日
*新譜CD情報* 菊地裕介のベートーヴェン ピアノソナタ集
ベートーヴェン:1)第16番、第17番「テンペスト」、第18番「狩り」、第22番
2)第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」、第24番「テレーゼ」、
第25番「かっこう」、第26番「告別」
ピアノ:菊地裕介
このCDは、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲録音の第1弾として9曲を収めた2枚組のアルバム。ピアニストの清水和音が「今現在最も技術を持つピアニスト」と菊地裕介を評価しているだけにその出来栄えに期待できそうだ。2010年1月13-15日、3月13-15日、4月13-15日、富山、北アルプス文化センターにて収録された。
菊地裕介は、東京都に生まれる。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、渡仏。 パリ国立高等音楽院ピアノ科に入学。1999年 1等賞で卒業。 2001年同研究科修了。 2003年10月?2007年ハノーファー音楽大学で学ぶ。 2007年2月に一時帰国、日本での演奏活動を開始。現在、東京藝術大学,東京音楽大学の非常勤講師を務める。
これまでの受賞歴は、1994年 第63回日本音楽コンクール 第2位 、2000年 マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール 第1位 、2003年 ポルトガル・ポルト市国際音楽コンクール 第1位 、2006年 ジュネーヴ国際音楽コンクール ピアノ部門 第3位 、2006年 フランシス・プーランク国際ピアノ・コンクール 第1位
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2010年11月12日
*新譜CD情報* アシュケナージ/マーラー・シリーズ第1弾 「巨人」「花の章」「さすらう若人の歌」
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」(「花の章」付き)
歌曲集「さすらう若人の歌」
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
管弦楽:シドニー交響楽団
バリトン:マルクス・アイケ
録音時期:2010年2月10-13日
録音場所:シドニー、オペラ・ハウス、コンサート・ホール
録音方式:DSD-Recording(セッション&ライヴ)
SACD Hybrid
2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)
アシュケナージ&シドニー交響楽団のコンポーザー・シリーズ。2010年からはマーラー・シリーズが始動。その第1弾として交響曲第1番「巨人」、「花の章」、「さすらう若人の歌」をリリース。アシュケナージ自身が、「人間とは何かについて、常に考えていた」と解説するマーラー。その「深み」を今ここで聴くことが出来る。さすらう若人の歌でソロを務めるのは、バリトンのマルクス・アイケ。バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭などにも登場している、ウィーン国立歌劇場の若手歌手。
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2010年11月12日
*新譜CD情報* 小澤征爾/サイトウ・キネンのブラームス:交響曲第2番他(ライブ盤)
ラヴェル:道化師の朝の歌
ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」(詩:トリスタン・クラングゾール)
ブラームス:交響曲第2番
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤征爾
録音:2009年9月4日,6日,7日 長野県松本文化会館<ライヴ録音>
SHM-CD:UCCD-1269 \2,800(\2,667) デッカ [2010年7月14日発売]
初回限定盤(SA-CDのため、CDプレイヤーでは再生できない)SA-CD?SHM仕様
(シングル・レイヤー、2ch STEREO音源のみ収録)
SA-CD:UCGD-9009 \4,500(\4,286) デッカ [2010年8月25日発売]
食道がんの治療のため活動を休止していた指揮者の小澤征爾(74歳)が8月1日、長野県山ノ内町の奥志賀高原ホテル「森の音楽堂」で復帰会見を行い、食道癌手術からの回復をアピールした。小澤は8月10日から長野県松本市で始まった「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」(SKF松本)に総監督として本格復帰し、9月5日・6日(Bプログラム)、8日・9日(Cプログラム)に計4回のコンサートを指揮する予定。
今回、小澤征爾75歳記念!と銘打ち、昨年行われたサイトウ・キネン・フェスティバルから、ラヴェルとブラームスによるコンサートをライヴ収録したCDが発売。小澤征爾が得意とするラヴェルでの華麗かつしなやかなサウンド、グラハムの叙情性豊かな歌唱とオーケストラの繊細さ、そしてサイトウ・キネンの原点とも言えるブラームスでの澄みわたる響きが聴ける。
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2010年11月12日
*新譜CD情報* 下野竜也指揮 R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
指揮:下野竜也
管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:ミロスラフ・ヴィリーメッツ
CD:エイベックス・クラシックス AVCL‐25454
このCDは、2009年10月1日?2日、プラハにおいて収録されたライブ録音。指揮の下野竜也は1969年、鹿児島市生まれる。鹿児島大学卒業後、桐朋学園大学で指揮を学ぶ。1999年から1年間ウィーン国立音楽大学に留学。2001年ブサンソン国際指揮者コンクールに優勝する。現在、読売日本交響楽団正指揮者および上野学園大学教授を務める。国内のオーケストラのほか、イタリアやフランスを中心にヨーロッパでも活動している。今回発売のCDは、チェコフィルを指揮したライブ盤で、大いに期待できる。
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