2020年11月30日
★五嶋みどりのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲とロマンス
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽のための)ト長調作品40
ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽のための)ヘ長調作品50
ヴァイオリン:五嶋みどり
管弦楽:ルツェルン祝祭弦楽合奏団(リーダー:ダニエル・ドッズ)
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13834
ヴァイオリンの五嶋 みどりは、大阪府枚方市出身。1982年、母に連れられて渡米、ジュリアード音楽院においディレイ教授の下でヴァイオリンを学ぶ。同年、11歳で、ズービン・メータ指揮のニューヨーク・フィルハーモニックと協演して米国デビューを果たす。当時、日本でも「天才少女デビュー」と話題を集めた。2007年より、日本人として初めて国連ピース・メッセンジャーを務める。「みどり教育財団」を改組した特定非営利活動法人「ミュージック・シェアリング」を運営。
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2020年11月26日
★「リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール」優勝者 山宮るり子 明るい未来への祈りを込めたハープの調べ
ハープ:山宮るり子
ヴァイオリン:奥村 愛
スメタナ:モルダウ(連作交響詩「わが祖国」より第2曲)
加藤昌則:ケルト・スピリッツ
ボクサ:ロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」より「そっと静かに」に基づくロンド
C.P.E.バッハ:ハープ・ソナタ ト長調 Wq.139
グルック:精霊の踊り(歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より)
グラナドス:オリエンタル(スペイン舞曲集 作品37より第2番)
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より第3曲)
ラ・プレール:雨に濡れた庭
グランジャニー:ラプソディ 作品10
CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00731
ハープの山宮るり子は、新潟県出身。4歳の時からアイリッシュハープ、8歳になって初めてグランドハープに取り組む。中学校1年生の時に、飯森範親指揮・東京交響楽団と共演。2004年第16回「日本ハープコンクール」アドバンス部門第3位。新潟清心女子高等学校卒業後、渡独。ハンブルク音楽演劇大学を首席で卒業後、同大学院にてドイツ国家演奏家資格を最優秀の成績にて取得。在学中の2009年第58回「ミュンヘン国際音楽コンクール」ハープ部門で日本人として初となる2位並びに2つの特別賞を受賞。2011年第7回「リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール」で優勝を飾り、こちらも日本人初の快挙。2012年より、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席ハーピストを務める。
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2020年11月23日
★山田和樹指揮読売日本交響楽団のマーラー:交響曲第1番「巨人」/花の章(ライヴ録音)
マーラー:交響曲第1番「巨人」
花の章
指揮:山田和樹
管弦楽:読売日本交響楽団
収録:2020年2月1日~2日、東京芸術劇場(ライヴ録音)
CD:日本コロムビア COCQ-85512
指揮の山田和樹(1979年生れ)は、神奈川県秦野市出身。東京芸術大学音楽学部指揮科卒業。2009年「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝。2010年から2017年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務める。2014年東京混声合唱団音楽監督に就任。2016年東京混声合唱団理事長職を兼務。2016年モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督に就任。2018年バーミンガム市交響楽団首席客演指揮者に就任。2018年読売日本交響楽団首席客演指揮者に就任。
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2020年11月19日
★IL DEVUファン待望の5年ぶりの新アルバム「LOVE CHANGES EVERYTHING」
夜明けのうた
いのちの理由
糸
鷗
花は咲く
夕焼け
アンパンマンのマーチ
ラヴ・チェンジズ・エブリシング
ユー・アー・ソー・ビューティフル
ポル・ウナ・カベサ
ケ・セラ・セラLOVE CHANGES EVERYTHING
男声合唱/ピアノ:IL DEVU(イル・デーヴ)
CD:日本コロムビア COCQ-85504
IL DEVU(イル・デーヴ)は、総重量約500kgの重量級クラシック・ボーカル・グループ。メンバーは、普段オペラ歌手として第一線で活躍しているテノールの望月哲也、大槻孝志、バリトンの青山 貴、バスバリトンの山下浩司とピアニストの河原忠之による太メン5人。2013年にデビューアルバム「DEBUT」、1年間の充電期間を経て2ndアルバム「NUKUMORI」そして、5年の時を経て、全国各地のIL DEVUファン待望のアルバム「LOVE CHANGES EVERYTHING」をリリース。
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2020年11月16日
★ルドルフ・ブーフビンダーのベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番/創作主題による6つの変奏曲
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番
創作主題による6つの変奏曲Op.34
ピアノ:ルドルフ・ブーフビンダー
指揮:クリスティアン・ティーレマン
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2016年12月(ライヴ録音)
CD:ユニバーサルミュージック UCCG40109
ピアノのルドルフ・ブーフビンダー(1946年生まれ)は、オーストリア出身。5歳でウィーン国立音楽大学に入学して8歳でマスタークラスを履修し、同大学の最年少記録を打ち立てる。9歳で最初の公開演奏会を開いた。1966年「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」において特別賞を、1967年「ベートーヴェン・ピアノコンクール」第1位。当初はとりわけ室内楽演奏に携わり、1961年には、ウィーン三重奏団の一員として「ミュンヘン国際音楽コンクール」で第1位となった。1976年ハイドンのピアノ曲全曲録音によって「グランプリ・デュ・ディスク」を受賞。レパートリーは幅広く、古典派やロマン派のほかに、20世紀音楽にまでわたっているが、とりわけベートーヴェンの専門家として名高い。
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2020年11月12日
★広瀬悦子、幻のカルクブレンナー編「第9」に挑戦
ベートーヴェン (カルクブレンナー編) : 交響曲第9番「合唱」
(全曲+フランス語歌唱)
ピアノ:広瀬悦子
第4楽章指揮:アンドレイ・ペトレンコ
ソプラノ:セシール・アシーユ
メゾソプラノ:コルネリア・オンキオイウ
テノール:サミー・カンプス
バス:ティモテ・ヴァロン
合唱:エカテリンブルグ・フィルハーモニー合唱団
録音: 2020年1月29日-2月1日、ナント市イヴェント・センター
CD : MIRARE MIR-534(キングインターナショナル)
2020年5月の「ラ・フォルジュルネ音楽祭」で上演され話題を集めるはずだった幻の「第9」のCDの登場。19世紀初頭のカルクブレンナー(1785年~1849年) による編曲で、世界初録音。ピアニスト・作曲家のカルクブレンナー は、1837年にベートーヴェンの交響曲全9曲をピアノ独奏用に編曲し、ベートーヴェン好きのフランス王ルイ・フィリップに献呈した。これらは、リストとは全く異なる超絶技巧で、「第9」の歌唱はフランス語。
ピアノの広瀬悦子は、名古屋市出身。1994年パリ・エコールノルマル音楽院に入学。1996年に同院を首席で卒業後、パリ国立高等音楽院に入学。1999年に首席卒業とともにダニエル・マーニュ賞を受賞。1999年「マルタ・アルゲリッチ国際コンクール」優勝をはじめ、数々の国際コンクールで優秀な成績を収める。2001年シャルル・デュトワ指揮N響と共演し、日本でのオーケストラ・デビューを果たす。
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2020年11月09日
★辻井伸行 笑顔で会える日のために あなたに寄り添うピアノ作品集
辻井伸行:笑顔で会える日のために
ドビュッシー:夢
月の光
ショパン:ノクターン 第20番 嬰ハ短調 《遺作》
ノクターン 第8番 変ニ長調 作品27の2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 《月光》 第1楽章
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 《悲愴》第2楽章
リスト:愛の夢
ため息
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第18変奏
久石 譲:The Dream of the Lambs
菅野よう子:RAY OF WATER piano solo main theme
辻井伸行:神様のカルテ =エンディング=
ピアノ:辻井伸行
ヴァシリー・ペトレンコ 指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
久石 譲 指揮 東京交響楽団
岩村 力 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
CD : avex CLASSICS
ピアノの辻井伸行(1988年生まれ)は、東京都出身。2005年第15回「ショパン国際ピアノコンクール」で「ポーランド批評家賞」を受賞。2009年「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で優勝(日本人として初)。2009年文化庁長官表彰(国際芸術部門)、2010年第11回「ホテルオークラ音楽賞」及び第1回「岩谷時子賞」、2013年「日本ショパン協会賞」受賞。2013年イギリス最大の音楽祭「BBCプロムス」に出演し「歴史的成功」と称賛された。作曲家としても注目されており、映画「神様のカルテ」で第21回「日本映画批評家大賞」受賞。
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2020年11月05日
★スペイン出身の新進気鋭の指揮者 パブロ・エラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラの「第九」
ベートーヴェン : 交響曲第9番
合唱幻想曲
指揮:パブロ・エラス=カサド
管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ
ソプラノ:クリスティアーネ・カルク
アルト:ゾフィー・ハルムセン
テノール:ヴェルナー・ギューラ
バス:フロリアン・ベッシュ
合唱: チューリヒ・ジング・アカデミー
フォルテピアノ:クリスティアン・ベザイデンホウト (合唱幻想曲)
CD:キングインターナショナル KKC-6234~5(2枚組)
指揮のパブロ・エラス=カサド(1977年生まれ)は、スペイン、グラナダ出身。2009年の「サントリー音楽祭」で来日。2011年ベルリン・フィルにデビュー。2012年ニューヨークのセント・ルークス管弦楽団首席指揮者に就任。シカゴ響、バイエルン放送響、コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルなどの名門オーケストラと共演し、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルでのデビューも果たす。2020年12月23日(水)7:00pm/25日(金)7:00pm/26日(土)3:00pm、NHKホールでベートーヴェン「第9」演奏会(ソプラノ:髙橋絵理、メゾ・ソプラノ:加納悦⼦、テノール:宮⾥直樹、バリトン:⾕⼝ 伸、合唱:新国⽴劇場合唱団)の指揮で来日。
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2020年11月02日
★安田謙一郎とその門下生によるチェロ四重奏団「チェロ・クァルテット K」
バッハ:シャコンヌ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
バーバー:弦楽のためのアダージョ
クズネツォフ:組曲作品13
バッハ:G線上のアリア
チェロ四重奏:チェロ・クァルテット K
安田 謙一郎(1st cello)
藤村 俊介(2nd cello)
宮坂 拡志(3rd cello)
木越 洋(4th cello)
CD:マイスター・ミュージック MM-4081
安田謙一郎(1944年生まれ)は、1965年第34回「日本音楽コンクール」でチェロ部門第1位とともに大賞を獲得。1966年第3回「チャイコフスキー国際コンクール」でチェロ部門第3位に入賞。1969年から1973年まで、ピエール・フルニエのアシスタントを務めた。1986年安田弦楽四重奏団を結成。これまでにチェロを斎藤秀雄、ガスパール・カサド、ピエール・フルニエに師事。国内外でチェリスト・作曲家として活躍する安田謙一郎を筆頭に、その門下が集ったのが「チェロ・クァルテットK」。
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