クラシック音楽 新譜CD情報


2025年6月19日

★浜松国際ピアノコンクール史上初の日本人優勝者 鈴木愛美 デビュー・アルバム

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 前奏曲とフーガ 第22番 変ロ短調 BWV 891
シマノフスキ:メトープ Op. 29 3 セイレーンの島、カリュプソー、ナウシカー
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第13番 ト長調 Hob. XVI:6
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 Op. 78, D 894

ピアノ:鈴木愛美

CD:ORCHID CLASSICS NYCX10543

 これまでにセルゲイ・ババヤン、ヴィクトル・リャードフ、アレッシオ・バックス、アレクサンダー・ガヴリリュク、 アレクセイ・ゴルラッチ、チョ・ソンジン、イリヤ・ラシュコフスキー、アレクサンダー・ガジェヴ、ジャン・チャクムルといった錚々たるピアニストが名を連ねる「浜松国際ピアノコンクール」の優勝者リスト。2024年11月に行われた第12回のコンクールにおいて、ついに待望の日本人ピアニストの名前が刻まれました。2002年生まれの鈴木愛美が、第1位に加え室内楽賞、聴衆賞、札幌市長賞、ワルシャワ市長賞を受賞する快挙を達成。女性の優勝者も同コンクール史上初。2025年7月、世界に向けて発売されるデビュー・アルバムでは、同コンクールで演奏した曲の数々をセッション録音で収録。

 ピアノの鈴木愛美(2002年生まれ)は、大阪府出身。4歳よりピアノを始める。大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)に給費奨学生として入学。第27回「フッペル鳥栖ピアノコンクール」フッペル部門第1位。第32回「宝塚ベガ音楽コンクール」ピアノ部門第4位。第36回「ピティナ・ピアノコンペティション」全国大会C級入選、第42回「ピティナ・ピアノコンペティション」F級ベスト17賞受賞。第17回「”万里の長城杯”国際音楽コンクール」ピアノ部門中学生の部第1位。2023年「ピティナ・ピアノコンペティション」特級グランプリおよび聴衆賞、あわせて、文部科学大臣賞、スタンウェイ賞受賞。第92回「日本音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および岩谷賞(聴衆賞)、野村賞、井口賞、河合賞、三宅賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞、INPEX賞受賞。2024年第12回「浜松国際ピアノコンクール」優勝(「浜松国際ピアノコンクール」で日本人が優勝したのは初、女性の優勝者も初)。

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