クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2026年3月12日

2026年3月12日

★アレクサンダー・マロフェーエフのロシア・ピアノ作品集”忘れられた調べ”


<CD1>

グリンカ:歌曲集『サンクトペテルブルクへの別れ』より第10曲「ひばり」変ロ短調[バラキレフ編]
     マズルカ ハ長調
     マズルカ ハ短調
     ポルカ ニ短調
     別れのワルツ ト長調

メトネル:「忘れられた調べ」第1集 Op.38

       第1曲 ソナタ「回想」
       第2曲 優美な舞曲
       第3曲 祝祭の舞曲
       第4曲 川の歌
       第5曲 田舎風の舞曲
       第6曲 夕べの歌
       第7曲 森の舞曲
       第8曲 回想ふうに(コーダ)

     「おとぎ話」Op.48より第2曲「妖精の物語」ト短調

<CD2>

ラフマニノフ:「幻想的小品集」Op.3より第2曲 前奏曲「鐘」嬰ハ短調
       断片
       ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.36[1931年改訂版]
       「12のロマンス」Op.21より第5曲「ライラック」変イ長調
       「幻想的小品集』Op.3より第1曲 「エレジー」 変ホ短調
       絵画的練習曲『音の絵』

         Op.33-3 グラーヴェ ハ短調
         Op.33-7 モデラート ト短調
         Op.33-8 グラーヴェ 嬰ハ短調

グラズノフ:「3つの練習曲」Op.31より第3曲「夜」ホ長調
      ヴォルガの船歌 イ短調Op.97
      牧歌 嬰ヘ長調 Op.103
      「3つの小品」Op.42より第3曲 ワルツ ニ長調

ピアノ:アレクサンダー・マロフェーエフ

CD:ソニーミュージック SICC 30937~8(2枚組)

 このCDは、亡命し故郷から離れて生涯を終えた4人のロシア作曲家、グラズノフ、グリンカ、メトネル、ラフマニノフの作品に焦点を当て収録。根底に流れる”ノスタルジア”がテーマ。

 アレクサンダー・マロフェーエフ(2001年生まれ)は、ロシア、モスクワ出身。2014年、N・P・オシポフ子供音楽学校を優等で卒業。グネーシン州立音楽大学を2019年に卒業。その後、モスクワ音楽院で学ぶ。2014年「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」で最優秀賞と金メダルを獲得。2016年モスクワで開催された第1回「グランドピアノコンクール–若いピアニストのための国際コンクール」でグランプリを受賞。2017年イタリアで開催された「ブレシアとベルガモの国際ピアノフェスティバル」で”2017年のベストヤングミュージシャン”を受賞。2019年第1回「中国国際音楽コンクール」で第2位。この他にも数多くの国際的な賞を受賞。以降、世界主要オーケストラや著名指揮者と共演し、国際音楽祭にも多数出演。超絶技巧と深い表現力で”新世代のヴィルトゥオーゾ”として高い評価を受ける。2022年のフランクフルト放送響とのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」の演奏は各メディアで絶賛された。2022年2月にロシアがウクライナに侵攻したことを受け、モントリオールとバンクーバーでのコンサートをキャンセルした。本人はFacebookで政治的な理由でのキャンセルを詫び、「誰もが予測できなかった血なまぐさい決定により、全てのロシア人が何十年ものあいだ罪悪感を感じるだろう」と投稿。その後「芸術家が戦争を支持しない限り、今後ボイコットはしない」と表明した。

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