クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2021年 7月

2021年7月22日

★フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルのベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」


ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」
メユール: 歌劇「アマゾネス」序曲

指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト

管弦楽:レ・シエクル

CD:キングインターナショナル KKC6371

 指揮のフランソワ=グザヴィエ・ロト(1971年生まれ)はフランス、パリ出身。現在、ヨーロッパでもっとも熱い注目を集める指揮者の一人。当初、フルート奏者として活動。2000年「ドナテルラ・フリック指揮コンクール」第1位となり、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタントを務め、ロンドン交響楽団などを指揮。2003年に革新的なオーケストラ「レ・シエクル」を創設し、時代楽器とモダン楽器を使い分け、多彩なプログラムを展開している。2011年南西ドイツ放送交響楽団首席指揮者、2015年ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団音楽監督、2017年ロンドン交響楽団首席客演指揮者に就任。

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2021年7月19日

★ヴァイオリンの周防亮介と飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団の共演盤


チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

ヴァイオリン:周防亮介

指揮:飯森 範親

管弦楽:日本センチュリー交響楽団

CD:オクタヴィアレコード OVCL-00749

 ヴァイオリンの周防亮介(1995年生まれ)は、京都府出身。東京音楽大学特別特待奨学生としてアーティスト・ディプロマコース修了。 2016年「ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール」入賞および審査員特別賞受賞。2009年「クロスター・シェーンタール国際ヴァイオリンコンクール」第1位及び2つの特別賞受賞。2010年「ダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリンコンクール」最高位及びスポンサー特別賞を受賞。また2011年「東京音楽コンクール」第1位及び聴衆賞、2012年「日本音楽コンクール」第2位及び聴衆賞を受賞するなど、数々のコンクールで優勝や入賞の実績を持つ。日本の主要オーケストラのほか、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団など海外のオーケストラとも多数共演。2015年第25回「出光音楽賞」、2016年第25回「青山音楽賞」新人賞、2018年「大阪文化祭奨励賞」を受賞。

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2021年7月15日

★没後20年、遺されていた巨匠 朝比奈 隆 の名演発掘


シベリウス:交響曲 第2番

指揮:朝比奈 隆

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

CD:オクタヴィアレコード OVCL-00753(ライヴ録音)

 このCDは、1999年7月に行われた大阪フィル330回定期演奏会の記録。朝比奈のシベリウス第2番は、70年代の録音が残されているが、これは亡くなる2年前巨匠91歳時の録音。1999年7月30日 大阪、フェスティバルホールにおけるライヴ収録。

 指揮の朝比奈 隆(1908年―2001年)は、大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽総監督を長年にわたり務めたが、生まれは東京。1928年京都帝国大学法学部に入学。同大学の交響楽団に参加し、ヴィオラとヴァイオリンを担当すると同時に、指揮をメッテルに師事した。一旦就職した後、再び京都帝国大学文学部哲学科に入学し、1937年に卒業。1940年新交響楽団を指揮してプロデビューを果たす。1942年大阪放送管弦楽団の首席指揮者に就任。1943年中国大陸に渡り、上海交響楽団などを指揮。1946年中国から引き揚げる。1947年関西交響楽団(大阪フィルの母体)を結成。1950年代からはベルリン・フィルなどヨーロッパの主要なオーケストラにも招かれるようになる。1960年に関西交響楽団を大阪フィルハーモニー交響楽団に改称し、以後朝比奈 隆は、同楽団の指揮者を54年間にわたり務めることになる。1975年には大阪フィルを率いてヨーロッパ演奏旅行を行い絶賛を博す。1996年、シカゴ交響楽団を指揮し北米デビューを果たす。主な受賞歴は、文化功労者、文化勲章(没後従三位)、日本芸術院賞、ドイツ連邦共和国功勲章大功労十字賞、オーストリア連邦共和国一等十字勲章など。

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2021年7月12日

★若手ヴァイオニストのホープ 服部百音のプロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番他


プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
エルンスト:夏の名残のバラ
シマノフスキ:ノクターンとタランテラ 作品28
ショーソン:詩曲 作品25 (ヴァイオリンとピアノ編)
ラヴェル :ツィガーヌ

ヴァイオリン:服部百音

ピアノ:江口 玲

CD:avex CLASSICS

 ヴァイオリンの服部百音(1999年生まれ)は、6歳で桐朋学園附属子供のための音楽教室に入室。8歳でオーケストラと初共演。2015年「ボリス・ゴールドシュタイン国際ヴァイオリン・コンクール」(スイス)でグランプリを受賞。2016年デビューCD「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ワックスマン:カルメン幻想曲」をリリース。第27回「新日鐵住金音楽賞」(フレッシュアーティスト賞)、第30回(2019年度)「出光音楽賞」、第21回「ホテルオークラ音楽賞」受賞。

 ピアノの江口 玲は、東京都出身。東京芸大附属音楽高校を経て東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業、その後同校にて助手を務めた後、ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京芸藝術大学ピアノ科准教授。

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2021年7月08日

★アンドラーシュ・シフの弾き振りによるブラームス:ピアノ協奏曲 第1番/第2番


ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番/第2番

ピアノ&指揮:アンドラーシュ・シフ

管弦楽:エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団

CD:ユニバーサルミュージック UCCE95~6

 ピアノのアンドラーシュ・シフ(1953年生まれ)は、ハンガリー出身。リスト・フェレンツ音楽大学で学ぶ。1975年「リーズ国際コンクール」第3位入賞。1991年「バルトーク賞」受賞。1996年ハンガリー最高の栄誉である「コシュート賞」受賞。1999年室内オーケストラ「カペラ・アンドレア・バルカ」を創設。夫人はヴァイオリニストの塩川悠子。2014年イギリスのエリザベス女王よりナイトの爵位を授与された。このCDでシフが使用したピアノは、ブリュートナー社により1859年頃制作されたオリジナル楽器。

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2021年7月05日

★”祝 アルゲリッチ80歳” アルゲリッチとバレンボイム  2人のレジェンドによるドビュッシー作品集


ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲

         マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
         指揮:ダニエル・バレンボイム
         管弦楽:シュターツカペレ・ベルリン

       ヴァイオリン・ソナタ ト短調

         マイケル・バレンボイム(ヴァイオリン)
         ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

       チェロ・ソナタ ニ短調

         キアン・ソルターニ(チェロ)
         ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

       交響詩「海」

         指揮:ダニエル・バレンボイム
         管弦楽:シュターツカペレ・ベルリン

CD:ユニバーサルミュージック UCCG45004

 これは2021年6月5日に80歳を迎えたアルゲリッチのアニバーサリーを祝うCD。1年違いでブエノスアイレスで生まれ、共に名教師スカラムッツァの許で学んだアルゲリッチとバレンボイムの二人は、1949年、アルゲリッチ8歳、バレンボイム7歳のとき初めて出会った。そして二人は現在もコラボレーションを続けている。ドビュッシーの「ピアノと管弦楽のための幻想曲」のソリストにアルゲリッチ、ヴァイオリンソナタはバレンボイムの親子共演、チェロソナタは気鋭の若手チェリスト、ソルターニ、そしてバレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンによる交響詩「海」。これらはドビュッシー没後100年の2018年に録音された。

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2021年7月01日

★パブロ・エラス=カサド指揮パリ管弦楽団のストラヴィンスキー : バレエ音楽「春の祭典」/エトヴェシュ : ヴァイオリン協奏曲第3番「アルハンブラ」


ストラヴィンスキー : バレエ音楽「春の祭典」
エトヴェシュ : ヴァイオリン協奏曲第3番「アルハンブラ」

指揮:パブロ・エラス=カサド

管弦楽:パリ管弦楽団

ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

CD:キングインターナショナル KKC-6367

録音: 2019年9月、グランド・サルル・ピエール・ブーレーズ、フィルハーモニー・ド・パリ

 指揮のパブロ・エラス=カサド(1977年生まれ)は、スペイン、グラナダ出身。2009年の「サントリー音楽祭」で来日。2011年ベルリン・フィルにデビュー。2012年ニューヨークのセント・ルークス管弦楽団首席指揮者に就任。シカゴ響、バイエルン放送響、コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルなどの名門オーケストラと共演し、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルでのデビューも果たす。2020年12月来日し、NHKホールでベートーヴェン「第9」演奏会の指揮を執る。

 ヴァイオリンのイザベル・ファウストは、ドイツ出身。1987年アウグスブルクの「レオポルト・モーツァルト・コンクール」、1993年「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」で共に第1位。1997年には、バルトークのソナタのデビュー録音でグラモフォン賞「ヤング・アーティスト・オ ブ・ザ・イヤー」を受賞した。古典作品に加え前衛的なレパートリーも持っており、世界初演も多い。室内楽奏者としても各地の音楽祭に定期的に出演。現在、世界を代表するヴァイオリニストの一人に数えられている。

 ペーテル・エトヴェシュのヴァイオリン協奏曲第3番「アルハンブラ」は、2019年7月12日にスペインのグラナダ音楽祭の委嘱作品として、イザベル・ファウスト、エラス=カサド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラによって初演された。スペイン・グラナダにある有名なアルハンブラ宮殿に触発され作曲、そして初演者であるイザベル・ファウスト、エラス=カサドの二人に捧げられた。

 

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