2020年1月30日
バリトン:マティアス・ゲルネ
2020年1月27日
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
レンスキーのアリア <青春は遠く過ぎ去り
ただ憧れを知る者のみが 作品6 第6曲
メロディ なつかしい土地の思い出 作品42 第3曲
感傷的なワルツ 作品51 第6曲
瞑想曲 なつかしい土地の思い出 作品42 第1曲
ワルツ・スケルツォ 作品34
ヴァイオリン:ダニエル・ロザコヴィッチ
指揮:ヴラミーミル・スピヴァコフ
管弦楽:ロシア・ナショナル・フィル
ピアノ:スタニスラフ・ソロフィエフ
CD:ユニバーサルミュージック UCCG1863
ヴァイオリンのダニエル・ロザコヴィッチ(2001年生まれ)は、スウェーデン、ストックホルム出身。6歳からヴァイオリンを始めた。そのわずか2年後にはウラディーミル・スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団との共演で、公式にデビュー。ヴァイオリンの巨匠イヴリー・ギトリスは、この若者の才能に強い感銘を受け、2012年12月、テルアヴィヴで開催される「3つのかけ橋・国際室内楽音楽祭」にダニエルを招き、バッハの「2台のヴァイオリンのための協奏曲」で共演を行った。彼が「ウラディーミル・スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクール」の覇者となって以来、その名は世界的に知られるようになった。ロザコヴィッチは2016年6月、15歳の誕生日を迎えた直後にドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、同社では最年少のファミリーとなった。
2020年1月23日
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):歌劇『捨てられたアリアンナ』(1727)
1.プレスティッシモ
2.アダージョ・アッサイ
3.イン・メヌエット.プレスト
4.レチタティーヴォ:どこへ、どこへ行ってしまうのか
5.アリア:心が張り裂けるのを感じることなく
6.レチタティーヴォ:ああ愛する人よ
7.アリア:この心に、かつてない甘い炎を感じる
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):『悲しみの聖母マリア』(1723頃)~シンフォニア
8.アレグロ
9.ラルゴ
10.メヌエット
フランチェスコ・ガスパリーニ(1661-1727):『アタリア』(1696)
11. 影、苦しみ、疑い
レオナルド・レーオ(1694-1744):『アンジェリカとメドーロ』(1730):今やこの芳しい草は
12.アリア:今や、この芳しい草は
13.レチタティーヴォ:座って、座って、愛しい人よ
14.アリア:二人の誠実な恋人は
ヘンデル(1685-1759):歌劇『アグリッピナ』 HWV6(1709-1710)
15.シンフォニア
カンタータ『なんという再会か、ああ神よ』 HWV150(1707)
16.レチタティーヴォ:なんという再会か、ああ神よ
17.アリア:冒涜の海よ、残酷な波よ
18.レチタティーヴォ:その美しい目に隠れている神よ
19.アリア:死があなたに与えたように
20.レチタティーヴォ:ひたいから滑り落ちるこの金髪は
21.アリア:死ぬのだ、死ぬのだ
22.レチタティーヴォ:ここに凍えた唇と
メゾソプラノ:マグダレーナ・コジェナー
指揮:ヴァーツラフ・ルクス
管弦楽:コレギウム1704
CD:キングインターナショナル KKC-6107
メゾソプラノマグダレーナ・コジェナー(1973年生まれ)は、チェコスロバキア、ブルノ出身。ブルノ音楽院とブラチスラヴァ舞台芸術大学に学ぶ。1995年に大学卒業後、1996年から1997年までウィーン・フォルクスオーパーの一員となる。 バッハのアリアをアルヒーフで録音したCDが高く評価される。「プラハの春音楽祭」などのチェコ国内の音楽祭に出演するかたわら、世界中で演奏・録音活動に取り組み、現在ではオペラと歌曲の両面において、とりわけ古楽界にとって世界的に欠かせない存在となっている。 2003年芸術文化勲章「シュバリエ」を受章。 このCDは、バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇る世界最高のメゾソプラノ マグダレーナ・コジェナーのバロック・レパートリーを収録。
2020年1月20日
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(第1番~第5番)
ピアノ:ヤン・リシエツキ
管弦楽:アカデミー室内管弦楽団
CD:ユニバーサルミュージック UCCG1858~60
ピアノのヤン・リシエツキ(1995年生まれ)は、カナダ、カルガリー出身。両親はポーランド人。わずか9歳でオーケストラ・デビューを果たす。2008年、2009年と2年連続でワルシャワのショパンおよびそのヨーロッパ国際音楽祭に招かれ、ショパンの協奏曲第1番と第2番を演奏し、聴衆そして評論家から絶賛を博す。この公演は、ポーランド放送によりラジオ中継され、その内容を収めたCDが、ポーランド国立ショパン協会の自主レーベルとして2010年初頭にリリースされた。2010年、リシエツキのこのデビューCDは「ディアパゾン・ドール賞」を受賞した。2010年の元旦には、ショパン生誕200年の記念すべき幕開けを、作曲家生誕の地で行った。2011~12年シーズンには、パリ管弦楽団のシーズンオープニング公演に招かれ、パーヴォ・ヤルヴィと共演。2013年には、ヤニック・ネゼ=セガン指揮、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団とともに来日し、日本各地での公演でソリストを務めた。2011年、15歳という若さでドイツ・グラモフォンとの専属契約を結び、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20/21番を収録したCDが発売された。2013年、クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる「グラモフォン・アワード」において、「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
アカデミー室内管弦楽団 (Academy of St Martin in the Fields)は、ロンドンでネヴィル・マリナー(1924年ー2016年)が創立し、1959年に最初の演奏会を行なった。当初は室内楽編成のオーケストラで、17世紀から18世紀の音楽を専門にしてきたが、編成とレパートリーを拡張して独自の路線を歩み続けている。 当初はセント・マーティン=イン=ザ=フィールズ教会の小編成の、指揮者なしの弦楽合奏団として、バロック音楽演奏の復活に貢献してきた。
2020年1月16日
2020年1月13日
小さな空
作詩・作曲/武満徹 編曲:轟千尋
うみ
作詩/林柳波 作曲/井上武士
この道
作詩/北原白秋 作曲/山田耕筰
ふるさと
作詩/高野辰之 作曲/岡野貞一
早春賦
作詩/吉丸一昌 作曲/中田章
赤とんぼ
作詩/三木露風 作曲/山田耕筰
お六娘
作詩/林柳波 作曲/橋本国彦
うぐひす ―春夫の詩に據(よ)る四つの無伴奏の歌―
作詩/佐藤春夫 作曲/早坂文雄
せきれい
作詩/北原白秋 作曲/宮城道雄
浜木綿
作詩・作曲/宮城道雄
初恋
作詩/石川啄木 作曲/越谷達之助
荒城の月
作詩/土井晩翠 作曲/瀧廉太郎
ペチカ
作詩/北原白秋 作曲/山田耕筰
或る夜のこころ ―『智恵子抄』より
作詩/高村光太郎 作曲/中村裕美
死んだ男の残したものは
作詩/谷川俊太郎 作曲/武満徹 編曲:轟千尋
ひとりから
作詩/谷川俊太郎 作曲/小林沙羅 編曲:相澤直人
ソプラノ:小林沙羅
CD:日本コロムビア COCQ-85467
ソプラノの小林沙羅は、東京都出身。東京芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院修士課程修了。2010年3月より留学し、ウィーンとローマにて研鑽を積みながら演奏活動を行う。2015年秋に拠点を日本に移す。2017年2月には藤原歌劇団「カルメン」ミカエラ役で藤原歌劇団デビューを果す。2012年にはソフィア国立歌劇場に「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ役で出演し欧州オペラデビュー、同年6月にはウィーンにて開催されたオペレッタコンクール「オスカーシュトラウス声楽コンクール」にて2位を受賞。同月、ウィーン楽友協会大ホールにてベートーヴェン「交響曲第九番」のソプラノソロを務め、チェコ・モラヴィア・フィルと共演。7月にはブラジルのポルト・アレグレにてマーラー「交響曲第四番」のソプラノソロを務め、ポルト・アレグレ交響楽団(OSPA)と共演するなど、海外へも活動の幅を広げている。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。
2020年1月09日
シューベルト:歌曲集「冬の旅」
おやすみ
風見の旗
凍れる涙
かじかみ
菩提樹
あふれる涙
川の上で
回顧
鬼火
休息
春の夢
孤独
郵便馬車
白髪
からす
最後の希望
村で
嵐の朝
幻
道標
宿屋
勇気
幻の太陽
辻音楽師
街 歌曲集〈白鳥の歌〉より
さすらい人の夜の歌
バリトン:小松英典
ピアノ:イェルク・デームス
収録:2000年11月8日、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル(ライヴ録音)
バリトンの小松英典は、秋田県大仙市出身。1975年ハンブルクで宮廷歌手アーノルド・ヴァン・ミルに師事。1976年リューベック国立音楽大学に入学。1980年リューベック国立音楽大学リート・オラトリオ・オペラ科を卒業。1982年よりハンブルクを中心にドイツ各地でリサイタルを行う。ザルツブルグ音楽祭などのヨーロッパの主要なフェスティバルにも参加。小澤征爾の指揮によるR.シュトラウス「サロメ」、プッチーニ「マノン・レスコー」、バッハ「マタイ受難曲」は絶賛された。ドイツ・ブレーメン国立音楽大学声楽科教授。ドイツ連邦共和国より終身プロフェッサーの称号を受称。秋田県大仙市民賞受賞。日本ドイツ歌曲コンクール(前・友愛ドイツ歌曲コンクール)、座間日本歌曲コンクール、日本歌曲コンクールin薬師寺、各審査員長。
ピアノのイェルク・デームス(1928年~2019年)は、オーストリア、サンクト・ペールテン出身。11歳よりウィーン国立音楽アカデミーで学ぶ。ナット、ギーゼキング、ケンプ、フィッシャー、ミケランジェリのもとで研鑚を積み、弱冠14歳の時にウィーン楽友協会コンサートでデビュー。1947年には同協会から栄誉賞を授与される。1956年ブゾーニ国際コンクール1位を獲得し、国際的名声を不動のものにした。以降、世界各地の著名ホールでのリサイタルや、音楽祭には常連として招かれる。日本には1961年に初来日。以来全国各地でリサイタルを行い、ドイツロマン派の大家として広く支持された。ウィーンの巨匠として長年に渡り世界的な活躍を続け、ロマン抒情溢れる深淵な音楽は聴衆の感動を呼んだ。
2020年1月06日
<ディスク1>ベートーヴェン:交響曲第1番/第3番「英雄」
<ディスク2>ベートーヴェン:交響曲第2番/第4番
<ディスク3>ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/第6番「田園」
<ディスク3>ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/第6番「田園」
<ディスク4>ベートーヴェン:交響曲第7番/第8番
<ディスク5>ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
指揮:アンドリス・ネルソンス
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:カミラ・ニルンド
アルト:ゲルヒルト・ロンベルガー
テノール:クラウス・フローリアン・フォークト
バス:ゲオルク・ツェッペンフェルト
合唱指揮:ヨハネス・プリンツ
合唱:ウィーン楽友協会合唱団
CD:ユニバーサル・ミュージック UCCG40091~5
指揮のアンドリス・ネルソンス(1978年生れ)は、ラトビア、リガ出身。ラトビア国立歌劇場管弦楽団の首席トランペット奏者を務め、マリス・ヤンソンスなどより指揮を学ぶ。2003年ラトビア国立歌劇場首席指揮者、2006年北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、2008年バーミンガム市交響楽団首席指揮者・音楽監督を歴任。そして2014年ボストン交響楽団音楽監督に就任し一躍世界の注目を集める。2018年ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団カペルマイスターにも就任した。「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2020」の指揮者。このCDアルバムは、ドイツ・グラモフォン新録新譜初のハイレゾCDリリースとなるもので、2020年のベートーヴェン生誕250年のアニバーサリー企画。