2021年5月31日
★クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーン・フィルのブルックナー:交響曲第3番
ブルックナー:交響曲第3番(1877年第2稿・ノーヴァク版)
指揮:クリスティアン・ティーレマン
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD:ソニーミュージック SICC 30575
指揮のクリスティアン・ティーレマン(1959年生まれ)は、ドイツ、ベルリン出身。1985年にデュッセルドルフ・ライン歌劇場の首席指揮者としてその本格的キャリアをスタートさせた。1988年にはニュルンベルク州立劇場の音楽総監督に就任したが、これは当時ドイツ国内では最年少の音楽総監督であった。これまで、ベルリン・ドイツ・オペラ音楽監督(1997年~2004年)、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席(2004年~2010)などを歴任。現在、シュターツカペレ・ドレスデン音楽総監督・首席指揮者 、ザルツブルク復活祭音楽祭芸術監督を務めており、2019年にはウィーンフィル・ニューイヤーコンサート指揮者を務めた。
このCDは、クリスティアン・ティーレマンが緊密な関係を築き上げているウィーン・フィルとのコンビによるビッグ・プロジェクト「ブルックナー:交響曲全集」録音の第2弾。
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2021年5月27日
★ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のブラームス : 交響曲第2番/大学祝典序曲
ブラームス : 交響曲第2番
大学祝典序曲
指揮:ベルベルト・ブロムシュテット
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
CD:キングインターナショナル KKC-6357(ライヴ録音)
指揮のヘルベルト・ブロムシュテット(1927年生れ)は、米国生まれのスウェーデン人。イーゴリ・マルケヴィッチに師事。ジュリアード音楽学校で学ぶ。1953年「クーセヴィツキー賞」受賞、1955年「ザルツブルク指揮者コンクール」優勝。これまでオスロ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、DR放送交響楽団首席指揮者、シュターツカペレ・ドレスデン音楽総監督・首席指揮者、スウェーデン放送交響楽団首席指揮者・音楽監督、サンフランシスコ交響楽団音楽監督、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団楽長などを歴任。NHK交響楽団桂冠名誉指揮者。
このCDは、現役最高齢の巨匠ヘルベルト・ブロムシュテットがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とライヴで録音を進めているブラームスの交響曲プロジェクトの交響曲第2番と大学祝典序曲を収録。
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2021年5月24日
★2019年第26回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」ピアノ部門優勝者 三原未紗子 デビュー・アルバム
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 作品5
子守唄 作品49-4(編曲:コルトー)
2つのラプソディ 作品79
ワルツ 第15番 変イ長調 作品39-15
ピアノ:三原未紗子
CD:オクタヴィア・レコード OVCT-00182
ピアノの三原未紗子は、神奈川県藤沢市出身。桐朋学園大学音楽学部研究科を修了。ベルリン芸術大学を最高位で卒業。平成29年度文化庁新進芸術家在外研修員としてザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学大学院に在籍し首席卒業。2018年帰国。2016年第62回「マリア・カナルス国際コンクール」審査員賞受賞。2016年「グランドプライズ・ヴィルトゥオーゾザルツブルグ国際音楽コンクール」第1位。第12回「ルーマニア国際コンクール」ピアノ部門第1位、併せて日本ルーマニア音楽協会理事会賞。2017年第5回「アルコバッサ国際室内楽コンクール」にてピアニスト大崎由貴と共に2台ピアノの演奏で第2位(最高位)、併せてポルトガル作品最優秀演奏賞受賞。2019年第26回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」ピアノ部門にて優勝し、一躍注目を浴びる。
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2021年5月20日
★ウィレム・メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のブラームス : 交響曲第1番~未発表ライヴ録音 (1943年)盤~
ブラームス : 交響曲第1番
指揮:ウィレム・メンゲルベルク
管弦楽:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音: 1943年4月13日、コンセルトヘボウ、アムステルダム (ライヴ録音)
ボーナストラック:インタビュー:1938年2月8日ミュンヘンにおけるドイツ語でのインタビュー (5分)
CD:キングインターナショナル KKC-4248
指揮のウィレム・メンゲルベルク(1871年―1951年)は、オランダ出身。1895年に24歳でアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任。その後、常任指揮者に就任し、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を世界的なオーケストラへと育て上げた。1922年~1930年ニューヨーク・フィルハーモニックの首席指揮者も兼任。第二次世界大戦中、メンゲルベルクはベルリン・フィルに客演したなどのことから、戦後はコンセルトヘボウを追われ、楽壇からも追放された。その後減刑され、1952年度からの音楽活動再開が決まるが、その直前に死去。晩年は不遇のうちに没したメンゲルベルクだが、現在、オランダ人芸術家としては画家のレンブラントと共に高く評価されている。
このCDは、仏ターラが発掘した、メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の未発表ライヴ録音で、「ベートーヴェン交響曲集~未発表録音集 (4CD) 」に続く、ブラームスの交響曲第1番。メンゲルベルクの「生誕150年・没後70年周年企画」として国内盤で復活。
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2021年5月17日
★テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナのベートーヴェン:交響曲第7番
ベートーヴェン:交響曲第7番
指揮:テオドール・クルレンツィス
管弦楽:ムジカエテルナ
CD:ソニーミュージックジャパン SICC-30566(Blu-specCD2仕様)
指揮のテオドール・クルレンツィス(1972年生れ)は、ギリシャ、アテネ出身。サンクトペテルブルク音楽院で学ぶ。サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団においてユーリ・テミルカーノフのアシスタントを務める。2004年ノヴォルシビスク国立歌劇場の音楽監督に就任。さらに管弦楽団のムジカエテルナとムジカエテルナ室内合唱団を創設して芸術監督に就任。2011年ペルミ国立オペラ・バレエ劇場の芸術監督、2018年南西ドイツ放送交響楽団首席指揮者に就任。このCDは、テオドール・クルレンツィス指揮するムジカエテルナによる「運命」交響曲に続く、ベートーヴェン・アルバム第二弾。
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2021年5月13日
★ヴィオラの名手 店村眞積のブラームス:ヴィオラ・ソナタ 第1番~第2番/シューマン:おとぎの絵本/ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ
<Disc 1>
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ 第1番 へ短調作品120-1
ヴィオラ・ソナタ 第2番 変ホ長調作品120-2
<Disc 2>
シューマン:おとぎの絵本作品113
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ作品147
ヴィオラ:店村眞積
ピアノ: 練木繁夫
CD:マイスターミュージック MM-4089~90
ヴィオラの店村眞積(1948年生まれ)は、京都府出身。中学3年生のとき、「学生音楽コンクール」西日本第1位。京都市立堀川高校音楽コースへ進学。高校卒業後は、江藤俊哉の個人レッスンを受ける。22歳のとき桐朋学園大学音楽学部へ入学。大学3年生のとき、齋藤秀雄に「ヴィオラをやりなさい」と勧められる。1973年「日本音楽コンクール」第3位。1974年に桐五重奏団を結成し、ヴィオラを担当し、本格的にヴィオラ奏者への道を歩むことを決意。ルイジ・ケルビーニ音楽院に留学。その半年後にフィレンツェ市立歌劇場管弦楽団首席ヴィオラ奏者のオーディションを受け、リッカルド・ムーティに認められ入団。翌1977年の「ジュネーヴ国際コンクール」第2位。フィレンツェ市立歌劇場で8年ほど務めて帰国。1984年に読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者に就任。2001年よりNHK交響楽団首席ソリストを務めた。2011年6月、東京都交響楽団の特任首席奏者に就任。現在、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラメンバー。2012年9月から京都市交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者に就任。東京音楽大学教授、桐朋学園大学特任教授。
ピアノの練木繁夫(1951年生まれ)は、東京都出身。暁星学園中学、桐朋学園高校を経て1971年インディアナ大学に留学。1974年「チャイコフスキー国際コンクール」において最優秀伴奏賞受賞、1976年「サウスウェスト・ピアニスト・ファウンデーション・コンペティション」優勝、1978年「スリーリヴァーズ・インターナショナル・ピアノ・コンペティション」優勝。1976年よりチェリストのヤーノシュ・シュタルケルと演奏活動を始め、世界各地で好評を得る。日本へは1976年に同行し、その後、定期的に帰国してNHK交響楽団、読売公響楽団、東京都交響楽団などの主要オーケストラと共演。1991年ピアノクァルテット「TOKYOソロイスツ」を結成。1994年「サントリー音楽賞」受賞。シューマンの作品を録音した「パピヨン」が1997年度文化庁「芸術選奨」作品賞を受賞。現在、母校インディアナ大学教授、国内では桐朋学園大学、相愛学園大学、国立音楽大学、エリザベト音楽大学で後進の指導に当たっている。
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2021年5月10日
★「クァルテット・エクセルシオ」のベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番「ハープ」/第14番
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番「ハープ」/第14番
弦楽四重奏:クァルテット・エクセルシオ
CD:ナミ・レコード NM-WWCC7939
弦楽四重奏団「クァルテット・エクセルシオ(Quartet Excelsior)」(愛称:「エク」)は、年間通して活動する常設の弦楽四重奏団。 1994年 に結成。第5回「パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール(イタリア)」最高位などのコンクール受賞歴を持つ。 2008年に第19回「新日鉄音楽賞」フレッシュアーティスト賞を受賞(団体の受賞はこの賞の歴史で唯一)。2010年に発足したサントリーホール室内楽アカデミーではコーチング・ファカルティに就任。2014年クァルテット・エクセルシオでの活動が評価され、チェロ大友肇が、第13回「斎藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。また、2015年クァルテット・エクセルシオとして、第16回「ホテルオークラ音楽賞」を受賞。このCDは、「エク」のベートヴェンシリーズ第5弾。
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2021年5月06日
★藤倉大:「Akiko’s Piano」 ”広島交響楽団2020「平和の夕べ」コンサート”より
藤倉大:ピアノ協奏曲第4番「Akiko’s Piano」
ベートーヴェン:カヴァティーナ(弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 作品130より)
マーラー:歌曲集「亡き子をしのぶ歌」
バッハ(齋藤秀雄編):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
指揮:下野竜也
管弦楽:広島交響楽団
ピアノ:萩原麻未
メゾソプラノ:藤村実穂子
録音:2020年8月5日~6日、広島文化学園HBGホール(ライヴ録音)
CD:ソニーミュージックジャパン SICX-10011
広島の被爆75年という節目の年である2020年8月に広島で2日にわたって行なわれた広島交響楽団による“平和の夕べ”コンサート。被爆した“明子さんのピアノ”が、奇蹟的に修復されて保存されていることを知ったロンドン在住の作曲家、藤倉大がそのピアノからインスパイアされて作曲した新しいピアノ協奏曲は、藤倉の申し出を快く受け入れた巨匠マルタ・アルゲリッチを迎えて行われる予定であったが、折からのコロナ禍により来日できず、かわって広島出身のピアニスト、萩原麻未によって初演された。
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2021年5月03日
★ファウスト/ケラス/メルニコフのベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲他
ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
交響曲第2番 ニ長調 Op.36 (作曲者自身の編曲によるピアノ三重奏曲版)
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
チェロ:ジャン=ギアン・ケラス
フォルテピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
指揮:パブロ・エラス=カサド
管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ
CD:キングインターナショナル KKC6332
ヴァイオリンのイザベル・ファウストは、ドイツ出身。1987年アウグスブルクの「レオポルト・モーツァルト・コンクール」、1993年「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」で共に第1位。1997年には、バルトークのソナタのデビュー録音でグラモフォン賞「ヤング・アーティスト・オ ブ・ザ・イヤー」を受賞した。古典作品に加え前衛的なレパートリーも持っており、世界初演も多い。室内楽奏者としても各地の音楽祭に定期的に出演。現在、世界を代表するヴァイオリニストの一人に数えられている。
チェロのジャン=ギアン・ケラス(1967年生れ)は、カナダ、モントリオール出身。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年から2001年まで「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」の首席チェロ奏者を務めた。2002年「グレン・グールド国際プロテジェ賞」受賞。
ピアノのアレクサンドル・メルニコフ(1973年生まれ)は、モスクワ出身。6歳でモスクワの中央音楽学校に入学し、モスクワ音楽院ではレフ・ナウモフ教授に学ぶ。卒業後、ミュンヘンでエリソ・ヴィルサラーゼに師事。スヴャトスラフ・リヒテルとも親密な関係を築く。1989年「シューマン国際コンクール」、1991年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」など主要な国際ピアノコンクールで入賞、以来国際的に活躍。
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