クラシック音楽 新譜CD情報


2021年5月03日

★ファウスト/ケラス/メルニコフのベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲他

ベートーヴェン:三重協奏曲

ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
        交響曲第2番 ニ長調 Op.36 (作曲者自身の編曲によるピアノ三重奏曲版)

ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

チェロ:ジャン=ギアン・ケラス

フォルテピアノ:アレクサンドル・メルニコフ

指揮:パブロ・エラス=カサド

管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ

CD:キングインターナショナル KKC6332

 ヴァイオリンのイザベル・ファウストは、ドイツ出身。1987年アウグスブルクの「レオポルト・モーツァルト・コンクール」、1993年「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」で共に第1位。1997年には、バルトークのソナタのデビュー録音でグラモフォン賞「ヤング・アーティスト・オ ブ・ザ・イヤー」を受賞した。古典作品に加え前衛的なレパートリーも持っており、世界初演も多い。室内楽奏者としても各地の音楽祭に定期的に出演。現在、世界を代表するヴァイオリニストの一人に数えられている。

 チェロのジャン=ギアン・ケラス(1967年生れ)は、カナダ、モントリオール出身。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年から2001年まで「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」の首席チェロ奏者を務めた。2002年「グレン・グールド国際プロテジェ賞」受賞。

 ピアノのアレクサンドル・メルニコフ(1973年生まれ)は、モスクワ出身。6歳でモスクワの中央音楽学校に入学し、モスクワ音楽院ではレフ・ナウモフ教授に学ぶ。卒業後、ミュンヘンでエリソ・ヴィルサラーゼに師事。スヴャトスラフ・リヒテルとも親密な関係を築く。1989年「シューマン国際コンクール」、1991年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」など主要な国際ピアノコンクールで入賞、以来国際的に活躍。

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