2015年5月28日
★漆原朝子のサン=サーンス&ルクー
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ヴァイオリン:漆原朝子
ピアノ:ベリー・スナイダー
CD:フォンテック FOCD9665
ヴァイオリンの漆原朝子は、千葉県出身。第51回日本音楽コンクール第2位。第2回日本国際音楽コンクール最年少で第1位を獲得。1985年東京芸術大学に入学、海野義雄に師事。1986年ジュリアード音楽院に留学し、ドロシー・ディレイに師事。1987年、第4回アリオン賞を受賞。1988年NHK交響楽団定期演奏会でデビュー、同年10月ニューヨークでリサイタル・デビューを果たす。1990年モービル音楽賞奨励賞を受賞。現在、東京芸術大学准教授。
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2015年5月25日
★日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音の山根弥生子、モーツァルトを弾く Vol. 3
モーツァルト: ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.332 (300k)
ピアノ・ソナタ ハ長調 K.330 (300h)
クラリネット五重奏曲の主題による6つの変奏曲
アダージョ ロ短調 K.540
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 K.333 (315c)
ピアノ:山根弥生子
CD:ALM RECORDS ALCD‐9150
ピアノの山根弥生子は、パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事。1958年マリア・カナルス国際コンクール第一位。1960年日本でデビューを飾る。1970年と77年東京でベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタ連続演奏会を開催。2014年、日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音の完結と長年の演奏活動に対し、ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。
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2015年5月21日
★生誕100年のシュナイダーハン&フルトヴェングラー共演のベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲
マルタン: ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:ヴォルフガング・シュナイダーハン
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/エルネスト・アンセルメ
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/スイス・ロマンド管弦楽団
収録:1953年5月、ベルリン(ライヴ録音)他
CD:TOWER RECORDS PROC-1651
ヴァイオリンのヴォルフガング・シュナイダーハン(1915年―2002年)は、2015年生誕100年を迎えた。ウィーンで生まれ、1933年から1937年までウィーン交響楽団のコンサートマスター、1937年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。1949年にはソリストとして独立するためにウィーン・フィルを退団。室内楽の分野でも活躍。1956年、ルドルフ・バウムガルトナーとともにルツェルン音楽祭弦楽合奏団を創設。このCDは、巨匠フルトヴェングラーと共演したベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲のライヴ録音盤。
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2015年5月18日
★千住真理子の平和への祈り~バッハ:無伴奏ヴァイオリン全曲~
<ディスク:1>
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
ソナタ 第1番/パルティータ 第1番/ソナタ 第2番
<ディスク:2>
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
パルティータ 第2番/ソナタ 第3番/パルティータ 第3番
ヴァイオリン:千住真理子
CD:ユニバーサル ミュージック UCCY-1049
ヴァイオリンの千住真理子は、1977年第46回日本音楽コンクールで最年少15歳で優勝。1979年第26回パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。1985年慶応義塾大学文学部哲学科卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、 1987年フィルハーモニア管弦楽団定期演奏会でロンドンデビュー、88年サンタチェチリア音楽院管弦楽団定期演奏会でローマデビューを果たす。このCDは、2015年にデビュー40周年を迎えた千住真理子の3タイトル連続リリースの最後を飾るもの。バッハの調べにのせて千住真理子が“平和への祈り”を奏でる。
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2015年5月14日
★小菅 優のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第4巻「超越」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番/第6番/第7番/第11番/第21番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ:小菅 優
CD:ソニーミュージックジャパン SICC‐10216~7(2枚組)
若きピアニスト小菅優が、2011年から着手したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音(全5集<各2枚組>)の4作目。これまで、2011年2月第1集「出発」、2012年2月第2集「愛」、2013年4月「自然」をそれぞれリリースしてきた。今回のこれらに続く第4集「極限」は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも難曲の「ハンマークラヴィーア」を中心としたアルバム。
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2015年5月11日
★最高齢の巨匠のひとりメナヘム・プレスラーのモーツァルト:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
ピアノ・ソナタ第17番
ピアノ・ソナタ第18番
ピアノ:メナヘム・プレスラー
録音:2014年9月19~21日
CD:キングインターナショナル LDV-19
1923年生まれの巨匠ピアニスト、メナヘム・プレスラーは、1955年、ボザール・トリオを結成し、室内楽ピアニストとして世界で活躍を続けていたが、2007~08年のシーズンでトリオは解散。その後は、室内楽、ソロの両方でさらなる活動を展開している。2014年4月には、庄司紗矢香とのデュオ・リサイタルで来日、また、2014年末には、ベルリン・フィルのジルベスター・コンサートでモーツァルトのピアノ協奏曲第23番で出演するなど、最高齢の巨匠のひとり。2015年11月にはマリナー指揮NHK交響楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第17番を共演する予定。
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2015年5月07日
★絶頂期のチョン・キョンファのシベリウス&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
①シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
指揮:ズデニェク・マーツァル
管弦楽:フランス国立放送管弦楽団
録音:1973年5月16日、シャンゼリゼ劇場(パリ)<ライヴ録音>
②チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
指揮:シャルル・デュトワ
管弦楽:フランス国立放送管弦楽団
録音:1978年10月18日、シャンゼリゼ劇場(パリ)<ライヴ録音>
ヴァイオリン:チョン・キョンファ
CD:キングインターナショナル CDSMBA-011
チョン・キョンファ(1948年生まれ)は韓国出身。12歳でジュリアード音楽院へ留学。1967年レーヴェントリット国際コンクール優勝。その後、ヨーゼフ・シゲティに師事。1970年、アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団とチャイコフスキーの協奏曲を弾き、絶賛を浴びる。2005年より指のケガにより長期療養したのち、2010年に復帰。このCDは、チョン・キョンファ絶頂期1970年代のシベリウスとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のライヴ録音盤。
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2015年5月04日
★バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)、モーツァルトのレクイエムに挑戦
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(アイブラー、ジュスマイヤー~鈴木優人補筆校訂編)
証聖者の荘厳な晩課(ヴェスペレ)K.339
奇しきラッパの響き~レクイエムより(鈴木優人による異稿)
指揮:鈴木雅明
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)
ソプラノ:キャロリン・サンプソン
アルト:マリアンネ・ベアーテ・キーラント
テノール:櫻田亮
バス:クリスティアン・イムラー
録音:2013年12月、神戸松蔭女子学院大学チャペル
CD:キングインターナショナル KKC-5414
今回のライヴ録音は、モーツァルトの自筆譜に未完の作品を補筆したアイブラー及びジュスマイヤーの手稿譜をもとにして、鈴木優人が補筆校訂したバッハ・コレギウム・ジャパン版による。BCJは2006年12月のモーツァルト生誕250年記念特別演奏会で同プログラムを披露したが、7年を経ての演奏・録音となった。なお、鈴木雅明指揮の「J.S.バッハ教会カンタータ全曲録音」が、ヨーロッパ版グラミー賞ともいわれるドイツの音楽賞、「エコー・クラシック賞2014」を受賞(エディトリアル・アチーブメント・オブ・ザ・イヤー部門)した。
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