2013年8月30日
★アーノンクールの「ウィーン楽友協会創立200年記念コンサート」(ライヴ録音盤)
ヘンデル(モーツァルト/モーゼル編曲):「アレクザンダーの饗宴」(「ティモテウス、または音楽の力」K.591)
指揮:ニコラウス・アーノンクール
CD:ソニークラシカル SICC-30120(Blu-spec CD2/2枚組)
アーノンクール待望の新録音は、ヘンデル(モーツァルト/モーゼル編):「アレクザンダーの饗宴」(「ティモテウス、または音楽の力」K.591)。この曲は、1736年に作曲されたヘンデルのオード(頌歌)をモーツァルトが編曲したもの。編曲の依頼者スヴィーテン男爵が貴族仲間を集め設立した「音楽協会」は、1812年に「ウィーン楽友協会(ムジークフェライン)」となり、その設立コンサートで演奏されたのが、このモーツァルト編曲の「アレクザンダーの饗宴」であった。この2枚組のアルバムは、それからちょうど200年たった2012年11月の「ウィーン楽友協会創立200年記念コンサート」でのライヴ録音(世界初録音)。
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2013年8月29日
★バルトリと古楽器オーケストラによるベッリーニ:歌劇「ノルマ」
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
指揮者:ジョヴァンニ・アントニーニ
管弦楽:ラ・シンティッラ管弦楽団
ノルマ:チェチーリア・バルトリ(メッゾ・ソプラノ)
アダルジーザ:スミ・ジョー(ソプラノ)
オロヴェーゾ:ミケーレ・ペルトゥージ(バス)
クロティルデ:リリアーナ・ニキテアヌ(メッゾ・ソプラノ)
フラーヴィオ:レイナルド・マシアス(テノール) 他
録音:2011年4月&9月、2013年1月、チューリヒ
CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1381 (2枚組、国内盤のみSHM-CD仕様)
これまでのイメージを覆す、まったく新しい「清らかな女神」! 新クリティカル・エディション、オリジナル楽器による世界初録音! タイトルロールはソプラノのレパートリーとして知られているが、ベッリーニが想定したのはメッゾ・ソプラノであったと考えられており、同様に現代ではメッゾによる歌唱が多い。アダルジーザはソプラノ歌手を想定していたと考えられている。バルトリはこの研究成果にのっとり、自らタイトルロールを務め、アダルジーザ役にはスミ・ジョーを起用し、いつものようにファクシミリやいくつかの手稿譜をもとにした新しいクリティカル・エディションを使用して録音した。古楽器オーケストラによる初の「ノルマ」録音。
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2013年8月27日
★オルガンによる演奏によるシュトックハウゼン:ティアクライス(横道十二宮)~星座のための12のメロディー~
シュトックハウゼン:ティアクライス(横道十二宮)~星座のための12のメロディー(オルガンによる)~
みずがめ座/うお座/おひつじ座/即興 I/おうし座/ふたご座/かに座/即興 II/しし座/
おとめ座/てんびん座/即興 III/さそり座/いて座/やぎ座/即興 IV
オルガン:ドミニク・シュステック
録音:2008年9月、ケルン、聖ペーター教会
CD:キング・インターナショナル(WERGO) KKC5302
カールハインツ・シュトックハウゼン(1928年―2007年)は、ドイツの現代音楽の作曲家。1947年、ケルン音楽大学のピアノ科に入学、同時にケルン大学にも籍を置き哲学など学ぶ。1952年にはフランスに移り、パリ国立高等音楽院に入学。世界で初めての電子音楽を作曲するなど、第二次世界大戦後の前衛音楽の時代において主導的な役割を担った。「ティアクライス(横道十二宮)~星座のための12のメロディー(オルガンによる)~」は、もともとはオルゴールのために生まれた音楽で、前衛的なところはほとんどない。この曲の演奏様式は様々な録音があるが、このCDの録音は、一人の奏者が奏でるケルンの聖ペーター教会のオルガンによるもの。
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2013年8月26日
★ウィーン・フィル第1コンサートマスターで活躍したゲルハルト・ヘッツェルのライブ録音
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
指揮:渡邉曉雄/管弦楽:東京都交響楽団
録音:1988年3月16日、サントリーホール(ライヴ録音)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番
指揮:ハインツ・レーグナー/読売日本交響楽団
録音:1988年3月14日、東京文化会館(ライヴ録音)
ヴァイオリン:ゲルハルト・ヘッツェル
CD:東武ランドシステム TBRCD 0020
ヴァイオリンのゲルハルト・ヘッツェル(1940年―1992年)は、ユーゴスラビア出身で、ドイツやオーストリアで活動し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターを務めた。ヴォルフガング・シュナイダーハンらと共にルツェルン祝祭弦楽合奏団を結成。ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)やウィーン国立歌劇場及びウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターも務めた。1992年、登山中に転落し、死去した。
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2013年8月23日
★至高のイタリア製ピアノ「ファツィオーリF278」と最高度の録音技術「ブルーレイ」による録音盤
ビュッシー:版画(パゴダ/グラナダの夕/雨の庭)
ベルガマスク組曲(前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ)
シューマン:アラベスク
アベッグ変奏曲
ピアノ:コスタンティーノ・カテーナ
録音:2012年11月/聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ,イタリア)
CD:カメラータ・トウキョウ CMBD-80005(ハイレゾオーディオ・ブルーレイディスク)
このCDは、イタリアが誇るファツィオリ社製の現在最高のピアノの一つである「ファツィオーリ F278」を使用して録音された。しかも、録音の4ヶ月前に完成したばかりの最新モデルを使用したという。ファツィオリは、1981年に創業したイタリアのピアノメーカー。綿密な手作業をふんだんに盛り込み、世界で最も高額なピアノとして知られ、また同社独特の設計でも知られる。このCDの録音には、ハイレゾオーディオ・ブルーレイディスクを採用しており、至高の銘器と最高度の録音技術が相まったCDといえる。ピアノ演奏は、イタリアの俊英、コスタンティーノ・カテーナ
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2013年8月22日
★フルシャ指揮東京都交響楽団の「幻想交響曲」(ライヴ録音)
ベルリオーズ:幻想交響曲
指揮:ヤクブ・フルシャ
管弦楽:東京都交響楽団
録音:2012年12月20日、東京文化会館(ライヴ収録)
CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00504(HQ Hybrid)
ヤクブ・フルシャ(1981年生まれ)は、チェコのブルノ出身の指揮者。現在、プラハ・フィルハーモニア音楽監督兼首席指揮者、東京都交響楽団プリンシパル・ゲスト・コンダクターを務める。プラハ芸術アカデミーで学ぶ。2003年ロヴロ・フォン・マタチッチ国際指揮者コンクール優勝。2008年 からプラハ・フィルハーモニア 首席指揮者兼音楽監督に就任。 2010年にプラハの春国際音楽祭オープニングコンサートの指揮者を最年少で務めた。また、同年より東京都交響楽団プリンシパル・ゲスト・コンダクターに就任したが、登場の度に評価も高まり、今や最も存在感のある若きマエストロとしてその活躍に注目が集まる。同CDは、フルシャが都響と真正面から対峙し、触発し合い、会心の演奏が生み出された2012年12月20日に東京文化会館で行われた定期演奏会の模様を収めたCD。
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2013年8月20日
ナージャ&ニューセンチュリー室内管弦楽団のデビュー盤 “弦の新世紀”
クラリス・アサド:室内オーケストラのための組曲「印象」(世界初録音)
ピアソラ:ブエノス・アイレスの四季
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
クラリス・アサド「3つのスケッチ」
アストル・ピアソラ / ガーシュウィン(ハイフェッツ/リメリス編曲):「ポーギーとベス」より 「ベスよ、お前はおれのもの」
ヴァイオリン&指揮:ナージャ・サレルノ・ソネンバーグ
管弦楽:ニュー・センチュリー室内管弦楽団
コントラバス:アントニー・マンゾー
ヴァイオリン:ナージャ・サレルノ・ソネンバーグ
チェロ:ミシェル・ジョキッチ
チェロ:スーザン・バビーニ
ヴィオラ:アンナ・クルーガー
録音:2008年9月&09年5月、スカイウォーカー・スタジオ
CD:avex CLASSICS AVCL-25782
ヴァイオリニストのナージャ=サレルノ・ソネンバーグとアメリカ西海岸を代表する室内管弦楽団であるニューセンチュリー室内管弦楽団の組み合わせのデビュー・アルバム。ピアソラ、バルトーク、ガーシュウィン、バジ・アサドの弦楽のための作品が演奏される。ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(1961年生まれ)は、ローマ出身のヴァイオリン奏者。アメリカに渡り、カーティス音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院のドロシー・ディレイに師事。1981年、ナウンバーグ国際コンクールで優勝。以後、本格的な演奏活動を行う。
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2013年8月19日
★オーボエ奏者トーマス・インデアミューレなどによるフランス・バロック音楽の名曲クープラン:「諸国の人々」
クープラン:3声の合奏のソナタと組曲(全曲)「諸国の人々」
第1組曲「フランス人」
第2組曲「スペイン人」
第3組曲「神聖ローマ帝国の人」
第4組曲「ピエモンテの人」
演奏:クララ・ラダ・ゴメス(vc)/ジャック・ティース(ob)/ダヴィッド・トーマス(fg)/トーマス・インデアミューレ(ob)
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD99075~6(2枚組)
フランソワ・クープラン(1668年―1733年)は、バロック時代のフランスの作曲家。ヴェルサイユ宮殿礼拝堂のオルガニストとなり、ルイ14世のために御前演奏を行なう。クープランが数多く作曲したコンセールは、合奏曲用に書かれた組曲で、主要な位置を占める作品は、4巻のクラヴサン曲集。オーボエ奏者のトーマス・インデアミューレは、1951年、スイス(ベルン)出身。アムステルダムのオランダ室内管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・オーボエ奏者を務めた。1974年、プラハの国際コンクールに入賞、1976年、ミュンヘンの国際ARDコンクールに優勝した。以後、ソリストとしてヨーロッパ各国をはじめ、世界各国で演奏活動を行っている。自ら主宰する「アンサンブル・クープラン」では指揮者、また教師としても活動を続けている。これは、トーマス・インデアミューレが、永年の夢であったクープランの大作「諸国の人々」の全曲録音を遂に完成たCD。パリ国立歌劇場管弦楽団の首席オーボエ奏者、 ジャック・ティースをはじめ、最良のメンバーによる演奏。
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2013年8月16日
★日野妙果が歌う日本の歌、懐かしき心の原風景
からたちの花(山田耕筰/北原白秋)
かやの木山の(山田耕筰/北原白秋)
中国地方の子守歌(山田耕筰[編作曲]/岡山地方民謡)
鐘が鳴ります(山田耕筰[編曲]/北原白秋)
沙羅(信時潔/清水重道)
丹澤/あづまやの/北秋の/沙羅/鴉/行々子/占ふと/ゆめ
薊の花(橋本國彦/北原白秋)
叱られて(弘田龍太郎/清水かつら)
平城山(平井康三郎/北見志保子)
さくら横ちょう(別宮貞雄/加藤周一)
藤の花(團伊玖磨/大木実)
ひぐらし(團伊玖磨/北山冬一郎)
六つの子供の歌(中田喜直)
うばぐるま(西条八十)/烏(小川未明)/風の子供(竹久夢二)/
たあんき ぽーんき(山村暮鳥)/ねむの木(野口雨情)/おやすみ(三木露風)
靜夜思(信時潔/李太白)
メゾ・ソプラノ:日野妙果
ピアノ:小林道夫
録音:2012年9月、草津音楽の森国際コンサートホール(群馬)
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28279
日野妙果は、国立音楽大学卒業、ウィーン国立音楽大学首席卒業。 ドイツ、ラインスベルグ音楽祭にてティーレマン指揮、R.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」の作曲家役でオペラ・デビュー。コンサートにおいても、オペラ・ガラ、宗教曲のソリストとして、ヴァルナ夏季音楽祭、ダボス音楽祭、草津音楽祭、シュトゥッツガルト・バッハアカデミー定期演奏会、ウィーン・バッハアカデミー管弦楽団定期演奏会、ベルン合唱定期演奏会などに出演。これまでの主な受賞歴は、J.アラガル国際オペラコンクール2位(スペイン)、パルマ・ドーロ国際室内楽コンクール声楽部門3位(イタリア)。イタリア・モンテグラ-ル・オペラアカデミー会員。二期会会員。現在ウィーン在住。
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2013年8月15日
★リーズ国際ピアノ・コンクールで史上最年少優勝のキム・ソヌクを迎え、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
交響曲第5番「運命」
ピアノ:キム・ソヌク
指揮:チョン・ミュンフン
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2013年1月17-18日、ソウル・アーツ・センター(ライヴ録音)
CD: ユニバーサル ミュージック クラシック
チョン・ミョンフン&ソウル・フィルの第5弾は、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」とピアノ協奏曲第5番「皇帝」。「皇帝」のソリストは、2006年リーズ国際ピアノ・コンクールで史上最年少、アジア人として初優勝し、現在、国際舞台でめきめきと頭角を現している気鋭のピアニスト、キム・ソヌク(1988年ソウル生まれ)。
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