2013年8月27日
シュトックハウゼン:ティアクライス(横道十二宮)~星座のための12のメロディー(オルガンによる)~
みずがめ座/うお座/おひつじ座/即興 I/おうし座/ふたご座/かに座/即興 II/しし座/
おとめ座/てんびん座/即興 III/さそり座/いて座/やぎ座/即興 IV
オルガン:ドミニク・シュステック
録音:2008年9月、ケルン、聖ペーター教会
CD:キング・インターナショナル(WERGO) KKC5302
カールハインツ・シュトックハウゼン(1928年―2007年)は、ドイツの現代音楽の作曲家。1947年、ケルン音楽大学のピアノ科に入学、同時にケルン大学にも籍を置き哲学など学ぶ。1952年にはフランスに移り、パリ国立高等音楽院に入学。世界で初めての電子音楽を作曲するなど、第二次世界大戦後の前衛音楽の時代において主導的な役割を担った。「ティアクライス(横道十二宮)~星座のための12のメロディー(オルガンによる)~」は、もともとはオルゴールのために生まれた音楽で、前衛的なところはほとんどない。この曲の演奏様式は様々な録音があるが、このCDの録音は、一人の奏者が奏でるケルンの聖ペーター教会のオルガンによるもの。