2012年12月31日
★ラザレフ&日フィルのラフマニノフ:交響曲第2番
ラフマニノフ:交響曲第2番
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
録音:2012年3月、サントリーホール
CD:オクタヴィア・レコード OVCL‐00476
指揮のアレクサンドル・ラザレフ(1945年生まれ )はロシア出身。レニングラード音楽院、モスクワ音楽院で学ぶ。1971年全ソ連指揮者コンクールで優勝。 1972年カラヤン国際指揮者コンクールで優勝。 1987年-1995年ボリショイ劇場の音楽監督・首席指揮者・芸術総監督。1995年突如、ボリショイ劇場をはじめとする全ての任を解かれるが、2009年ボリショイ劇場のコンダクター・イン・レジデンスとして関係を修復。 2008年から日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任。 同楽団と首席指揮者の契約期間を2016年-2017年シーズンまで延長することになった。
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2012年12月28日
★青柳 晋のフォーレ:ノクターン選集
フォーレ:ノクターン選集
ピアノ:青柳 晋
CD:ベルウッドレコード BZCS‐3070
フォーレ:ノクターン第1番/第2番/第4番/第6番~第11番/第13番
ピアノの青柳 晋は、ニカラグア共和国のマナグアで生まれ、アメリカに移住。1988年、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科入学。1989年、ベルリン芸術大学に留学。1992年、ロン・ティボー国際音楽コンクール6位入賞。1999年、ベルリン芸術大学大学院修了。2000年、青山音楽賞受賞。2002年、第28回日本ショパン協会賞受賞。 2007年、東京芸術大学音楽学部准教授に就任。
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2012年12月27日
★第4回仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門第1位クララ=ジュミ・カンの第2集
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番
ラヴェル:ヴァイオリンソナタ
ヴィニャフスキ:伝説曲
華麗なるポロネーズ第2番/第1番
ヴァイオリン:クララ=ジュミ・カン
ピアノ:津田裕也
録音:2012年6月、仙台市青年文化センターコンサートホール
CD:フォンテック FOCD9576
第4回仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門第1位のクララ=ジュミ・カンが、前作の協奏曲に続いてリリースした室内楽録音盤。優勝から2年が経ったクララ=ジュミ・カンの成長ぶりが聴きどころ。ピアノ伴奏の津田裕也も仙台国際音楽コンクールを制している。クララ=ジュミ・カンは、1987年マンハイム生まれの韓国系ドイツ人。わずか4歳のとき、史上最年少でマンハイム音楽大学に入学。5歳でハンブルグ交響楽団との共演にてデビューを飾る。その後、ジュリアード音楽院に入学。9歳でCDデビュー。2009年ハノーファー国際ヴァイオリンコンクール第2位、2010年第4回仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門優勝。現在、韓国国立芸術大学で学ぶ。
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2012年12月25日
★山崎伸子の“チェロ・リサイタル Vol.5”with 小菅 優
シューマン:アダージョとアレグロ
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番
〔アンコール〕
メンデルスゾーン:無言歌作品109
シューマン:夕べのうた
チェロ:山崎伸子
ピアノ:小菅 優
録音:2011年12月9日、東京・津田ホール(ライヴ録音)
CD:ナミ・レコード WWCC-7711
チェロの山崎伸子のシリーズ第5弾。今回は、今や飛ぶ鳥落とす勢いの小菅優との注目の初共演。山崎伸子は、広島生まれ。桐朋学園大学音楽学部卒業後、文化庁海外派遣研修員として、2年間ジュネーブでピエール・フルニエに師事。プレアデス・ストリング・クァルテットを結成して、ベートーヴェンの弦楽四重奏全曲演奏に取り組む。また、2007年より10年にわたる津田ホールでチェロ・ソナタ・シリーズを開催。第44回日本音楽コンクール チェロ部門第1位、2012年東燃ゼネラル音楽賞(奨励賞)受賞。 東京藝術大学教授。
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2012年12月21日
★若手実力派ピアニスト金子三勇士のベートーヴェン、バルトーク、バッハ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
バルトーク:「10の易しい小品」より第5曲 “セーケイ人たちとの夕べ”
ルーマニア民俗舞曲
「ミクロコスモス」第6巻より “オスティナート”
ピアノ・ソナタ
「子供のために」より第1、2、3、6、13、40番
バッハ:フランス組曲第5番
ピアノ:金子三勇士
録音:2012年10月2日-4日、東京・稲城iプラザ
CD:オクタヴィア・レコード OVXL00071
今、若手実力派ピアニストとして最も注目される金子三勇士の新録音で、バッハ、ベートーヴェン、バルトークを収録。金子三勇士は、6歳でハンガリー留学。2001年全国学生ピアノコンクールで優勝。同年国立リスト音楽院大学ピアノ科に入学し、2006年日本に帰国。現在、東京音楽大学大学院音楽研究科器楽専攻鍵盤楽器研究領域ピアノ・エクセレンス在籍。2008年3月第3回バルトーク国際ピアノコンクールで優勝。2011年第12回ホテルオークラ音楽賞受賞。同年第22回出光音楽賞受賞。現在、世界各国で演奏活動を行なっている。
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2012年12月20日
★エリザベト王妃国際コンクールでの優勝者、アファナシエフのシューベルト
シューベルト:楽興の時
ピアノ・ソナタ第17番
ピアノ:ワレリー・アファナシエフ
録音:2010年、イタリアでのスタジオ録音
CD:ユニバーサルミュージック UCCE7526
ワレリー・アファナシエフ(1947年生まれ)は、ロシアのピアニスト、詩人・作家。モスクワ音楽院で学び、1969年ライプツィヒ・バッハ国際コンクール、1972年エリザベト王妃国際コンクールで優勝。その後、ベルギー国籍を取得。音楽活動のかたわらフランス語で詩作や小説の執筆にも取り組む。リサイタルではさまざまなパフォーマンスを行うが、とりわけ、自作の詩や哲学的なエッセイを朗読することで知られる。かつてはギドン・クレーメルの室内楽演奏のパートナーとしても有名だった。
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2012年12月18日
★ロータス・カルテットのブラームス:弦楽四重奏曲第1番/第2番
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番/第2番
弦楽四重奏:ロータス・カルテット
録音:2012年3月28, 29日 Clara-Wieck-Auditorium, Heidelberg / Saudhausen, Germany
CD:ナミ・レコード WWCC-7712
ロータス・カルテットは、1992年に結成。1995年弦楽四重奏の本場ドイツに渡り、シュトゥットガルト音楽芸術大学に入学。メロス弦楽四重奏団に師事。1997年4月、難関のロンドン国際弦楽四重奏コンクールでメニューイン特別賞を、パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第3位特別賞を受賞。さらにドイツBDI音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位。以後今日までシュトゥットガルトを拠点に演奏活動を展開。2005年からはシュトゥットガルト弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者を長年務めたマティアス・ノインドルフが第2ヴァイオリン奏者として加入。ロータス・カルテットは、東京クヮルテット以後、日本が生んだ国際的な常設弦楽四重奏団として唯一の存在であり、ドイツにおける弦楽四重奏の伝統的精神を受け継ぐ稀有な存在でもある。
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2012年12月17日
★森 麻季、東日本復興支援ソング「花は咲く」など「日本語の歌」を歌う
花は咲く(作曲:菅野よう子)<NHK「明日へ」東日本復興支援ソング>
Stand Alone(作曲:久石譲)<NHKスペシャル・ドラマ「坂の上の雲」主題歌>
落葉松
浜辺の歌
朧月夜
さくら横ちょう
霧と話した
曼珠沙華
初恋
からたちの花
この道
見上げてごらん夜の星を
千の風になって
赤とんぼ
たんぽぽの歌(作曲:フォスター/辻井伸行編)
ソプラノ:森麻季
ピアノ:山岸茂人/辻井伸行(花は咲く、たんぽぽの歌)
CD:エイヴェックス クラシックス AVCL-25769
ソプラノ歌手、森麻季の「日本語の歌」を収録したアルバム。NHK「明日へ」東日本復興支援ソング「花は咲く」と「ジェニーへのオマージュ」に小山薫堂の歌詞をつけたスペシャル・ヴァージョン「たんぽぽの歌」を辻井伸行と共演収録。そのほかNHKスペシャル・ドラマ「坂の上の雲」主題歌「Stand Alone」のピアノ演奏ヴァージョンなど、日本語の歌を多数収録したファン待望のアルバム。
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2012年12月14日
★神尾真由子のR.シュトラウス/ブラームス/フランク ヴァイオリンソナタ
R.シュトラウス:ヴァイオリンソナタ
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第2番
フランク:ヴァイオリンソナタ
ヴァイオリン:神尾真由子
ピアノ:ミロスラフ・クルティシェフ
CD:ソニー・ミュージックジャパン SICC1576
2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝(ヴァイオリン部門での日本人の優勝は1990年の諏訪内晶子以来2人目)したヴァイオリニスト、神尾真由子による2年ぶりの新録音。19世紀末に、ベルギーのフランク、ドイツのブラームスとR.シュトラウスという、後期ロマン派の流れを体現していた作曲家3人が作曲したヴァイオリン・ソナタ3曲を収録。現在、拠点をニューヨークに移し活躍中。共演者は神尾と同じ2007年のチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位に入賞したロシアのピアニスト、ミロスラフ・クルティシェフ。
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2012年12月13日
★“左手のピアニスト”舘野泉×作曲家・吉松隆
吉松隆:紀行三景~NHK大河ドラマ「平清盛」より
アイノラ抒情曲集 作品95
4つの小さな夢の歌
タピオラ幻景 作品92
3つの聖歌(シューベルト:アヴェ・マリア/カッチーニ:アヴェ・マリア/フィンランディア賛歌)
ピアノ:舘野泉
録音:2006年~2012年、Hakujyu Hall、南相馬市民会館 他
CD:エイベックス・クラシックス AVCL‐25762
このCDは、“左手のピアニスト”舘野泉の依頼で吉松隆が作曲した作品が収録されている。舘野泉は、1936年生まれのピアニスト。2002年、フィンランド・タンペレでのリサイタル中に脳溢血で倒れ、その後遺症として右半身に麻痺が残る。リハビリを経ても右手が不自由のままであったが、2003年オウルンサロ音楽祭で復帰を果たす。以後、“左手のピアニスト”として活動を続けている。同時に左手のためのピアノ曲を作曲家に委嘱し、現在、左手のためのピアノ曲の普及に努めている。吉松隆は、1953年生まれの作曲家。慶應義塾大学工学部在学中、作曲家の松村禎三に弟子入りする。1978年、「忘れっぽい天使」を発表し、作曲家としてデビュー。981年、「朱鷺によせる哀歌」が高い評価を受ける。1984年、西村朗と共に「世紀末音楽研究所」を設立、交響曲、協奏曲など数多くの作品を発表。
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