2013年1月31日
★ゲルギエフ& マリインスキー劇場管弦楽団のショスタコーヴィチ : 交響曲 第3番 「メーデー」/交響曲 第10番
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第3番 「メーデー」
交響曲 第10番
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽: マリインスキー劇場管弦楽団
合唱:マリインスキー劇場合唱団
録音 : 2009年2月 & 2010年6月 マリインスキー劇場コンサートホール (サンクト・ペテルブルク)
CD:キング・インターナショナル( MARIINSKY RECORDINGS) KKC5256( Hybrid SACD )
ワレリー・ゲルギエフ(1953年生まれ)は、ロシア出身の指揮者。レニングラード音楽院で学ぶ。同院在学中にカラヤン指揮者コンクール2位、全ソ指揮者コンクール1位を受賞。同音楽院を卒業後、キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の指揮者となる。1988年同劇場芸術監督に就任。1996年には同劇場総裁に就任。2007年からロンドン交響楽団の首席指揮者。2015年からミュンヘン・フィル首席指揮者に就任予定。このCDは、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管によるショスタコーヴィチの新たな交響曲シリーズ。「メーデー」の副題を持つ合唱付の第3番と戦後1953年作の意味深な第10番のカップリング。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月29日
★ハイティンクとロンドン響のブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ライヴ録音盤)
ブルックナー: 交響曲第4番「ロマンティック」
指揮:ベルナルド・ハイティンク
管弦楽:ロンドン交響楽団
録音:2011年6月14&16日 ロンドン、バービカンセンター (ライヴ)
CD:キングインターナショナル KKC5240(SACD-Hybrid)
ハイティンクとロンドン響との顔合わせのブルックナーの交響曲第4番。2011年6月に演奏したコンサートのライヴ録音盤。ハイティンクはロンドン交響楽団を率いて2013年3月に来日予定。ベートーヴェンの交響曲とともに、ブルックナーの第9番を取り上げる予定となっている。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月28日
★ヴィオラのジェラール・コセとピアノのブリジット・エンゲラーによるロシアのヴィオラ曲
~エレジー・リュス ロシアのヴィオラ曲~
グラズノフ: 「エレジー」
チャイコフスキー: 「夜想曲」
チャイコフスキー: なつかしい土地の思い出より「メロディ」
6つの小品より「感傷的なワルツ」
ラフマニノフ: 14の歌曲より「ヴォカリーズ」
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ
ヴィオラ:ジェラール・コセ
ピアノ:ブリジット・エンゲラー
録音:2011年9月 ラ・フォンダション・シンガー=ポリニャック (パリ)
CD:キング・インターナショナル(MIRARE) KKC5251
フランスの名ヴィオラ奏者コセと先ごろ急逝したフランスの名ピアニストのエンゲラーが魅せる哀しくも甘美なロシア・エレジーの神髄。「エレジー・リュス」と題された内容は、グラズノフ、チャイコフスキー、ラフマニノフ、そしてショスタコーヴィチという、19世紀末から20世紀に至るロシアを代表する音楽家たちによる作品の数々を収録している。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月25日
★天才少女から世界の実力派ヴァイオリニストへと羽ばたく木嶋真優の最新アルバム
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
夢のあとに
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリッチオーソ
フバイ:カルメンによる華麗な幻想曲
チャイコフスキー:ワルツ-スケルツォ
イザイ:悲劇的な詩
ヴァイオリン:木嶋真優
ピアノ:江口玲
CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00485
ヴァイオリンの木嶋真優は、兵庫県神戸市出身。9歳でオーケストラ・デビュー。1999年、日本クラシック音楽コンクール全国大会で最高位(第1位なしの第2位)を獲得。2000年、リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール・ジュニア部門で最高位(第1位なしの第2位)を獲得。 2001年10月、ケルン音楽大学に留学し、同大学教授であるブロンに師事。ブロンは木嶋をロストロポーヴィチに紹介。その結果、2005年中、ロストロポーヴィチと、アメリカ、ヨーロッパツアーを重ね好評を博した。2011年10月、ケルン国際ヴァイオリンコンクール優勝。今回のCDは、デビューCD以来の5年ぶりのソロアルバム。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月24日
★インゴルフ・ヴンダーがピアノ技巧の300年の変遷を辿り、その魅力を探る
~ピアノ技巧の300年の変遷を辿り、その魅力を探る!~
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.87/L.33
モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K.333 (第13番)
ショパン:子守歌 変ニ長調 作品57
コチャルスキ:幻想的ワルツ ロ短調 作品49
リスト:死のチャールダーシュ S.224
ドビュッシー:月の光 (「ベルガマスク組曲」から)
リムスキー=コルサコフ(編曲:ラフマニノフ):熊蜂の飛行 (歌劇「サルタン皇帝の物語」から)
ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 作品23の5
スクリャービン:練習曲 嬰ニ短調 作品8の12
モシュコフスキ:火花(「8つの性格的小品」から)作品36の6
ホロヴィッツ:変わり者の踊り
ホロヴィッツ(編曲:ヴォロドス):モーツァルトのソナタ イ長調 K.331から ロンド「トルコ行進曲」によるパラフレーズ
モリコーネ:愛を奏でて(映画「海の上のピアニスト」から)
J.ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」の音楽
リャードフ:音楽玉手箱(おどけたワルツ) 作品32
ピアノ:インゴルフ・ヴンダー
録音:2012年6月、イツェホー
CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1592(国内盤のみSHM-CD仕様)
ピアノのインゴルフ・ヴンダーは、1985年、オーストリアのクラーゲンフルト生まれ。4歳からヴァイオリンを始め、14歳でピアノに転向。同じく14歳でウィーン・コンツェルトハウスのシューベルト・ザールにピアニストとしてデビュー。クラーゲンフルトとリンツの音楽院を経てウィーン音楽芸術大学を卒業後、アダム・ハラシェヴィチに師事。2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位。優勝は逃したものの人々を魅了する輝きを持つアーティストとして大きな注目を集めた。今作は「素晴らしいピアノ曲を紹介したい!」というヴンダーの情熱から生まれた企画。ピアノ音楽、ピアノ技巧の300年の変遷を辿り、その魅力を探る。時代によって、国によって違う音楽言語のバラエティの豊かさ、有名曲あり、知られざる名曲あり。華麗な選曲はホロヴィッツへのオマージュでもある。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月22日
★ロータス・カルテット+ペーター・ブック(チェロ)のシューベルト:弦楽五重奏曲
シューベルト:弦楽五重奏曲
ウェーベルン:弦楽四重奏曲
弦楽四重奏のための緩徐楽章
弦楽四重奏:ロータス・カルテット+ペーター・ブック(チェロ)
録音:2011年6月28日(ウェーベルン)/2011年6月29, 30日(シューベルト)
CD:ナミ・レコード WWCC-7713
結成20周年。2005年に解散したメロス弦楽四重奏団の真の後継として、日本から巣立ち、ドイツに根を下ろしたロータス・カルテット。このCDは、ロータス・カルテットの第4弾。シューベルトの弦楽五重奏曲は、メロス弦楽四重奏団の巨匠ペータ・ブック(チェロ)が参加。巨匠ブックとの一体感溢れるシューベルトとロマンの薫り高いウェーベルンが楽しめる。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月21日
★レイチェル・コリー・ダルバのフランス人作曲家によるヴァイオリンと管弦楽のための作品集
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
イザイ:貧しい子供の子守歌
ショーソン:詩曲
ラヴェル:ツィガーヌ
イザイ:子供の夢
ヴァイオリン:レイチェル・コリー・ダルバ
指揮・管弦楽団:ジャン=ジャック・カントロフ指揮ビエンヌ交響楽団
ジョン・アクセルロッド指揮フランス国立ロワール管弦楽団
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-12588
2012年7月、指揮のジョン・アクセルロッドとともに来日し、「N響『夏』2012」で、日本デビューを飾ったスイスのローザンヌ生まれのヴァイオリニスト、レイチェル・コリー・ダルバ。このCDは、サン=サーンス、ショーソン、ラヴェルというフランスにおけるロマン派から印象派にいたる時代の作曲家に加え、レイチェル・コリー・ダルバがデビュー・アルバムにも選んだイザイが書いたヴァイオリンとオーケストラのための作品を集めた、セカンド・アルバム。長年かけてイザイに思いを寄せているダルバが、イザイの孫であるジャック・イザイに取材をし、自身でオーケストレーションを試みた 「子どもの夢」を収録。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月18日
★ノクチュルヌ、ピアノ音楽史を彩った夜想曲の系譜
フィールド:ノクターン第4番 イ長調
グリンカ:ノクターン へ短調「別れ」
シマノフスカ:ノクターン 変ロ長調
ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調 op. 9-2
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調(遺作)WN37
パデレフスキ:ノクターン 変ロ長調 op. 16-4
リスト:ノクターン第3番 変イ長調「愛の夢」S541/R211
グリーグ:ノクターン イ短調 op. 54-4
ビゼー:ノクターン第1番 ヘ長調 op. 2
フォーレ:ノクターン第1番 変ホ短調 op. 33-1
ドビュッシー:ノクターン
プーランク:ノクターン第1番 ハ長調
ボロディン:ノクターン 変ト長調
ピアノ:佐藤勝重
録音:2012年6月18-20日、稲城市立iプラザ
CD:コジマ録音 ALCD-7170
分散和音にのせて甘美な旋律を歌うピアノ音楽―「ノクチュルヌ(ノクターン)」の系譜を幅広く俯瞰する一大プロジェクト。アイルランドの作曲家ジョン・フィールドが書き始め、ポーランドのショパンが大きく発展させた「ノクチュルヌ」の様式は、その後多くの作曲家を魅了し、クラシック音楽の枠を超えて愛されるリストの「愛の夢」のような大ヒット曲をも生み出した。ヨーロッパ諸国からアメリカにまで広がるノクチュルヌ150年の歴史を、佐藤勝重がリリカルな歌心と華麗なテクニックで奏であげる。ピアノの佐藤勝重は、桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業後、パリ国立高等音楽院に入学。同音楽院を卒業後、パリのエコール・ノルマル音楽院に入学。演奏家資格を取得。近年はショパンを中心としたリサイタルを日本各地で開催しており、パリにおいてもショパンフェスティバル(パリ)などの音楽祭への出演やシャン・シュール・マルヌ城での定期演奏会を開催している。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月17日
★黒沼ユリ子の愛弟子 ユストゥスのパガニーニ: カプリス全24曲(ライグ盤)
パガニーニ: カプリス全24曲(ライヴ盤)
ヴァイオリン:アドリアン・ユストゥス
ピアノ:ラファエル・ゲーラ
録音:2012年1月19日、紀尾井ホール(ライヴ)
CD:オフィス・アミーチ AJ-1003(CD×2+DVD)
ヴァイオリンのアドリアン・ユストゥスは、メキシコ市生まれ。11 歳で黒沼ユリ子に師事。メキシコの全国ヴァイオリン・コンクール優勝、オーケストラとの共演デビューをしてからロチェスター大学、その後、マンハッタン音楽学校で学ぶ。これまで国際ヘンリック・シェリング・コンクール金賞、メキシコのモーツアルト・メダル受章、ニューヨークの国際アーティスト・コンペティション賞受賞。このCD×2+DVDは、2012年1月19日、紀尾井ホールでのライヴ演奏を音と映像の両方で楽しめるよう企画された。当夜のリサイタルでは、パガニーニの「カプリス全24曲」が、12曲後に5分間だけの息抜きをはさんでの連続演奏とアンコールとして弾かれた3曲全部を続けて収録してある。
コメント/トラックバック投稿 »
2013年1月15日
★ガーディナーのベートーヴェン: 交響曲第7番&第5番(ライヴ盤)
ベートーヴェン: 交響曲第7番&第5番
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
管弦楽:オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
録音: 2011年11月16日、ニューヨーク・カーネギーホール(ライヴ録音)
CD:キング・インターナショナル KKC5250
ガーディナー、待望のベートーヴェン再録音。2011年11月、カーネギーホールでのライヴ録音盤。サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(1943年生まれ)は、イギリスの指揮者。ケンブリッジ大学で音楽を学び、1964年にモンテヴェルディ合唱団を結成。1968年にモンテヴェルディ管弦楽団を結成し、10年ほどしてイングリッシュ・バロック・ソロイスツに発展させた。1990年、ロマン派音楽のレパートリー開拓を目指して「オルケストル・レヴォリューショネール・エ・ロマンティーク」を新たに結成。グラモフォン・レーベルでベートーヴェンの交響曲を録音から20年近くの時を経て、新たにベートーヴェン交響曲CDの登場。
コメント/トラックバック投稿 »