クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2024年 3月

2024年3月28日

★チェコの巨匠ラファエル・クーベリックのモーツァルト:後期交響曲集


<DISC 1>

モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
       交響曲 第36番 ハ長調 K. 425「リンツ」

<DISC 2>

モーツァルト:交響曲 第38番 ニ長調 K. 504「プラハ」
       交響曲 第39番 変ホ長調 K. 543

<DISC 3>

モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K. 550
       交響曲 第41番 ハ長調 K. 551「ジュピター」

指揮:ラファエル・クーベリック

管弦楽:バイエルン放送交響楽団

【録音】1980年6月9日(第35番)、1980年10月15日(第36番)、1980年10月16日(第38番)、1980年6月10日(第39番)、1980年10月17日&18日(第40番)、1980年6月8日(第41番)、ミュンヘン、ヘルクレスザール

CD:ソニーミュージック SICC-10460~10462

 このCDは、チェコの巨匠ラファエル・クーベリックが、1978年から1980年にかけての3シーズンにバイエルン放送響とCBSに録音したLP9枚分の演奏を収録。CBSとバイエルン放送局との共同制作により、ヨーロッパ屈指の音響を誇ったミュンヘンのヘルクレスザールにおけるセッションで、ソニーPCM-1600レコーダーによるデジタル・レコーディングによって収録された最初期のデジタル録音。クーベリック生誕110年を記念して2トラック・デジタルソースからの新規DSDリマスター盤。

 指揮のラファエル・クーベリック(1914年―1996年)は、チェコ出身。指揮者として本格的に活動する前には、父の伴奏ピアニストとして各地への演奏旅行に同行した。14歳の時、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの指揮するチャイコフスキーの交響曲第4番、ブルーノ・ワルターの指揮するマーラーの交響曲第1番に感銘を受け、指揮者を志す。プラハ音楽院で学ぶ。同音楽院を卒業すると、同年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー。1936年にチェコ・フィルの常任指揮者、1939年にブルノの国立歌劇場の音楽監督に就任。そして1942年、ヴァーツラフ・ターリヒがナチス政権に反抗して解任された後をうけ、チェコ・フィルの首席指揮者に就任。その後、チェコの共産化に反対したクーベリックは、同年のエディンバラ音楽祭へ参加するために渡英、そのままイギリスへと亡命した。1950年から1953年までシカゴ交響楽団の音楽監督を務める。1955年から58年までコヴェント・ガーデン王立歌劇場の音楽監督を務めた。1961年バイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任し、1979年までその任にあったが、この間同楽団を世界的水準のオーケストラに育てた。1972年から1974年にはメトロポリタン歌劇場の音楽監督を務めた。1973年にはスイス国籍を取得。1989年にチェコで民主化革命が起きたのを契機に、ハヴェル大統領の強い要請で亡命先のイギリスから帰国し、翌1990年の「プラハの春」音楽祭でチェコ・フィルを指揮し、スメタナの『我が祖国』の歴史的演奏を行い復活。チェコ・フィルより終身名誉指揮者の称号を受けた。

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2024年3月25日

★尾高忠明指揮大阪フィルのブルックナー:交響曲 第7番<ライヴ録音盤>


ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調 <ハース版>

指揮:尾高忠明

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

収録:2023年1月24日 サントリーホール <ライヴ録音>

CD:フォンテック FOCD9895

 このCDは、尾高忠明指揮大阪フィルによるブルックナーCDの第5弾。両者は、2018年以来、ブルックナー演奏に邁進しているが、これは、2023年1月24日、第55回「大阪フィル東京定期公演」で演奏されたブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調〈ハース版〉のライヴ録音盤。

 指揮の尾高忠明(1947年生まれ)は、神奈川県鎌倉市出身。桐朋学園大学で斎藤秀雄に指揮を師事。NHK交響楽団指揮研究員を経て、ウィーン国立音楽大学に留学し、ハンス・スワロフスキーに師事。指揮だけではなく柔和なトークでお茶の間に親しまれ、クラシック音楽啓蒙にも尽力した。1987年にBBCウェールズ交響楽団首席指揮者(現桂冠指揮者)に就任。1974年から長年にわたり東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者を務め、現在は桂冠指揮者。1992年からは、読売日本交響楽団常任指揮者を6年間務め、現在は名誉客演指揮者。ウェールズ大学より名誉博士号を、1997年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを授与された。さらに1999年には英国エルガー協会より日本人初のエルガー・メダルを授与された。2018年大阪フィルハーモニー交響楽団第3代音楽監督に就任。東京芸術大学音楽学部指揮科名誉教授。

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2024年3月21日

★日本を代表するディーヴァ(歌姫)砂川涼子の日本の歌曲集


さくら横ちょう (作曲:別宮貞雄/作詞:加藤周一)
秘唱 (作曲:平井康三郎/作詞:西條八十)
落葉松 (作曲:小林秀雄/作詞:野上 彰)
くちなし (作曲:高田三郎/作詞:高野喜久雄)
中国地方の子守歌 (作曲:山田耕筰/岡山県民謡)
花の街 (作曲:團伊玖磨/作詞:江間章子)
ゆりかご (作曲・作詞:平井康三郎)
初恋 (作曲:越谷達之助/作詞:石川啄木)
さくら横ちょう (作曲:中田喜直/作詞:加藤周一)
サルビア (作曲:中田喜直/作詞:堀内幸枝)
髪 (作曲:中田喜直/作詞:原篠あき子)
霧と話した (作曲:中田喜直/作詞:鎌田忠良)
悲しくなったときは (作曲:中田喜直/作詞:寺山修司)
ゆく春 (作曲:中田喜直/作詞:小野芳照)
むこうむこう (作曲:中田喜直/作詞:三井ふたばこ)
たんぽぽ (作曲:中田喜直/作詞:三好達治)
わらい (作曲:中田喜直/作詞:金子みすゞ)

歌曲集「花のかず」より (作曲:木下牧子/作詞:岸田衿子)

  花のかず
  夢のなかの空
  クルミ
  足おと
  曇り日なら
  カゼクサ
  竹とんぼに
  あさっておいで
  ある日のたび

なにかが、ほら (作曲:木下牧子/作詞:能祖将夫)
おんがく (作曲:木下牧子/作詞:まど みちお)

ソプラノ:砂川涼子

ピアノ:園田隆一郎

 このCDは、日本を代表するディーヴァ(歌姫)、砂川涼子が満を持して披露する待望の日本の歌曲集。誰しも耳馴染みのある日本歌曲の名曲17曲と、木下牧子の歌曲集「花のかず」他11曲、全28曲を収録。)

 ソプラノの砂川涼子は、沖縄県宮古島出身。武蔵野音楽大学声楽学科首席卒業、同大学大学院修了。大学卒業時には皇居内「桃華楽堂」の御前演奏会に卒業生を代表して出演した。2001年から2004年まで江副育英会オペラ奨学生としてイタリアで研鑽を積む。2005年より五島記念文化財団の奨学生として再度イタリアに留学。1998年第34回「日伊声楽コンコルソ」第1位、2000年第69回「日本音楽コンクール」第1位及び特別賞、2005年第16回「五島記念文化賞・オペラ新人賞」受賞、2006年第16回「リッカルド・ザンドナイ国際声楽コンクール」ザンドナイ賞受賞。新国立劇場「オルフェオとエウリディーチェ」タイトルロールでオペラデビュー。プッチーニ「ラ・ボエーム」のミミ、「トゥーランドット」のリュー、ビゼー「カルメン」のミカエラなどイタリア・フランス系のオペラに当たり役が多いが、ドイツ系のオペラへも進出し、その活躍の幅を拡げている。NHKニューイヤーオペラコンサートには、2002年の初登場以来出演を重ねている。藤原歌劇団団員、武蔵野音楽大学講師。

 ピアノの園田隆一郎は、オペラ、シンフォニーの両分野で活躍する指揮者の一人。東京藝術大学音楽学部指揮科、同大学大学院を修了。その後イタリア、シエナのキジアーナ音楽院にてジャンルイジ・ジェルメッティ氏に師事。2002年より文化庁在外派遣研修員、野村国際文化財団、五島記念文化財団の奨学生としてローマに留学。2004年にシエナ・ロータリークラブ「カルロ・コルシーニ音楽賞」を受賞。2005年第16回「五島記念文化賞」オペラ新人賞を受賞。2006年、シエナのキジアーナ夏季音楽週間「トスカ」を指揮してデビュー。翌年、藤原歌劇団「ラ・ボエーム」を指揮して日本デビューを果たす。同年夏にはペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバル「ランスへの旅」のほか、フィレンツェのトスカーナ管弦楽団との演奏会を指揮した。2017年度第16回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。2015年4月より藤沢市民オペラ芸術監督。令和4年度第73回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2022年4月よりパシフィックフィルハーモニア東京 指揮者。藤沢市民オペラ芸術監督。

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2024年3月18日

★名指揮者アンドレ・クリュイタンスの名盤 ビゼー:「アルルの女」第1組曲、第2組曲/「カルメン」組曲の最新復刻盤


ビゼー: 「アルルの女」第1組曲、第2組曲
    「カルメン」組曲
グノー: 歌劇「ファウスト」~バレエ音楽<タワーレコード限定>

指揮:アンドレ・クリュイタンス

管弦楽:パリ音楽院管弦楽団/パリ・オペラ座管弦楽団

CD:タワ-レコード TDSA286(TOWER RECORDS DEFINITION SERIES)

 このCDは、以前市販されたSACDではイギリスのアビイ・ロード・スタジオでの96kHz/24bitリマスター音源を使用していたが、今回のSACDでは、フランスのアヌシーにあるArt & Son Studio にて最新のデジタル機材を用いた192kHz/24bitリマスター音源を使用した最新復刻盤。

 指揮のアンドレ・クリュイタンス(1905年―1967年)は、ベルギー出身。ベルギーはもともと多言語国家で、その関係もありクリュイタンスはフランス語のほかドイツ語にも通じ、音楽についても得意のフランス音楽と並んドイツ音楽にも造詣が深かった。「ベートヴェン交響曲全集」の録音も遺されているが、その演奏内容の高さには今聴いても感心させられる。クリュイタンスは、アントウェルペン王立音楽院で学び、1922年に王立歌劇場の合唱指揮者となる。1944年にパリ・オペラ座の指揮者を経た後、1949年にはミュンシュの後任としてパリ音楽院管弦楽団の首席指揮者に就任。さらに、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルとも客演指揮者として度々登場。フランス人系指揮者として初めてバイロイト音楽祭に参加もした。つまり、クリュイタンスは、20世紀を代表するドイツ音楽にも長けた、フランス系の名指揮者であった。

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2024年3月14日

★伊藤順一のフランス・ピアノ音楽名曲集 ”レスポワール”


 

ラヴィーナ:初めての告白 作品40
フォーレ:舟歌 第3 番 変ト長調 作品42
ドビュッシー:ベルガマスク組曲~プレリュード、メヌエット、月の光、パスピエ
       喜びの島
       夢
ラヴェル:クープランの墓~プレリュード、フーガ、フォルラーヌ、
             リゴドン、メヌエット、トッカータ
     マ・メール・ロワ 〜 妖精の園

ピアノ:伊藤順一

CD:アール・アンフィニ MECO-1081

 フランス三大音楽院であるパリ国立、リヨン国立、パリ・エコール・ノルマルで研鑽を積み、シャトゥ(フランス)、ステファノ・マリッツァ(イタリア)、マウロ・パオロ・モノポリ(イタリア)、ニース(フランス)の各国際コンクールでグランプリに輝いた伊藤順一、待望のセカンド・アルバム。

 ピアノの伊藤順一は、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部在籍中に、パリ・エコールノルマル音楽院より奨学金を得て渡仏。演奏課程第6級並びにコンサーティスト高等ディプロムを審査員満場一致の首席で卒業。横浜国際音楽コンクール、埼玉ピアノコンクールや、イルドフランス、シャトゥ、リヨン、ニースなどフランスを始め、ヨーロッパ各地の国際コンクールで入賞。また、バカウフィルハーモニックオーケストラやクロアチア放送交響楽団と共演。パリやリヨンにてソロコンサートを開催。その後パリ国立高等音楽院伴奏科、リヨン国立高等音楽院ピアノ科で研鑽を積む。2017年には2台ピアノで第91回「レオポルド・ベラン国際コンクール」において1位。その後ソロ活動やオーケストラとの共演を重ねた。2019年に帰国し、現在、演奏活動と後進の指導を行っている。2019年第4回「日本ショパンコンクール」(主催:日本ショパン協会)第1位。2021年第47回(2020年度)「日本ショパン協会賞」受賞。

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2024年3月11日

★エリーザベト・レオンスカヤのシューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲


シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16

ピアノ:エリーザベト・レオンスカヤ

指揮:ミヒャエル・ザンデルリンク

管弦楽:ルツェルン交響楽団

CD:ワーナーミュージック・ジャパン

 このCDは、レオンスカヤが師のスヴャトスラフ・リヒテル(1915年―1997年)を偲んで録音したもので、1974年に旧EMIへ録音したリヒテルの名盤と同じ作品の演奏に挑んだ。リヒテルはこの録音を59歳の時に行ったが、レオンスカヤは77歳になっての初の録音。

 ピアノのエリザーベト・レオンスカヤ(1945年生まれ)は、グルジア、トビリシ生まれ。11歳の時、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番でオーケストラと共演、13歳の時にはソロ・リサイタルを行うなど、幼いころから才能を発揮。1964年から1971年までモスクワ音楽院で学ぶ。この間、1964年、ブカレストにおいて開催された「ジョルジェ・エネスク国際コンクール」優勝、パリにおいて開催された「ロン=ティボー国際コンクール」第3位など重要なコンクールで数々の入賞を果たす。 1978年には旧ソ連からウィーンに移住し、活動拠点を西側に置く。1992年に録音したリストの作品のCDは「黄金のディアパソン賞」を受賞した。また、シューベルトのピアノソナタや即興曲の録音は、シューベルトの内面の精神性を見事に再現しており高い評価を得ている。しばしば来日し、演奏会を通して多くのファンに親しまれている。

 指揮のミヒャエル・ザンデルリング(1967年生れ)は、ドイツ(東ベルリン)出身。父親は指揮者のクルト・ザンデルリング(1912年―2011年) 。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンにおいてチェロを学ぶ。1987年バルセロナの「マリア・カナルス国際コンクール」で優勝。チェロ独奏者としてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に、客演チェロ奏者としてベルリン放送交響楽団に迎えられた。指揮者としてのデビューは、2001年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団員によるベルリン室内管弦楽団の演奏会。2003年ドイツ弦楽フィルハーモニー首席指揮者、2004年ベルリン室内管弦楽団首席指揮者、2006年ポツダム室内アカデミー首席指揮者兼芸術監督。2011年ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任。

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2024年3月07日

★アンデルシェフスキのヤナーチェク/シマノフスキ/バルトーク:ピアノ作品集


ヤナーチェク:「草陰の小径にて」第2集
シマノフスキ:「20のマズルカ集」 Op.50より

          第3番/第7番/第8番/第10番/第5番/第4番

バルトーク:14のバガテル Op.6 Sz.38(全14曲)

ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ

 このCDは、20世紀初頭に中央ヨーロッパ諸国の音楽的アイデンティティを主張し形成した3人の作曲家、モラヴィアのヤナーチェク、ポーランドのシマノフスキ、ハンガリーのバルトークによるピアノ・ソロ作品を収録。

 ピアノのピョートル・アンデルジェフスキ(1969年生れ)は、ポーランド、ワルシャワ出身。ワルシャワ音楽院に学んだ後、リヨン音楽院、ストラスブール音楽院、ロサンゼルスにある南カリフォルニア大学に留学した。 1999年「シマノフスキ賞」、2001年には「ロイヤル・フィルハーモニー協会最優秀器楽演奏家賞」を授与され、2002年栄えある「ギルモア・アーティスト・アワード」を受賞した。ショパンやシマノフスキを取り上げる一方、バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ウェーベルンといったドイツ・オーストリア系の音楽をレパートリーの中核に据えている。室内楽奏者としてはヴィクトリア・ムローヴァとの共演で、ヤナーチェクやドビュッシー、プロコフィエフ、ブラームスのヴァイオリン・ソナタを録音している。

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2024年3月04日

★福井 敬~愛を抱いて アンコール集~


木下牧子:しぬまえにおじいさんのいったこと(谷川俊太郎 作詞)
     竹とんぼに(岸田衿子 作詞)
     鷗(三好達治 作詞)
シューベルト:音楽に寄せて
ヴォルフ:もう春だ!
R.シュトラウス:愛を抱いて
        万霊節
        明日!
        献呈
マスネー:君の青い目を開けて
ドビュッシー:星の夜
フォーレ:リディア
チマーラ:海のストルネッロ
レオンカヴァッロ:朝の歌
ガスタルドン:禁じられた音楽
ララ:グラナダ
ロッシーニ:踊り
アーン:クロリスに
ダッラ:カルーソー
中島みゆき:糸
  (w/有志女声コーラス)

テノール:福井 敬

ピアノ:谷池重紬子

CD:DISC CLASSICA DCJA-21050

 「皆様の前で『歌』を歌い始めてから30年が過ぎました。その間に、本当に沢山の方から『愛』を頂き、抱き、抱かれながら、共に音楽を創り上げて来たように思います。数限りない皆様からの『想い』がなければ、私が今日まで歌い続けることは出来なかったでしょう。このアルバムは、そのような皆様へのお礼、『アンコール』として選曲しました。心からの『感謝』を込めて」(福井 敬)

 テノールの福井 敬(1963年生まれ)は、岩手県水沢市出身。国立音楽大学声楽科・同大学大学院を修了後、1990・1994年文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学。1989年イタリア声楽コンコルソ「ミラノ大賞」受賞。さらに1992年「ジロー・オペラ」新人賞、1993年「五島記念文化賞」オペラ新人賞、1994年には芸術選奨新人賞を受賞するなど、多くの数多くの受賞歴を持つ、わが国テノール界の第一人者。

 ピアノの谷池重紬子は、武蔵野音楽大学を卒業後、二期会のピアニストとなり、伴奏者として高い評価を得ている。現在、新国立オペラ研修所で伴奏者兼コレペティトールとしても活躍している。音楽教育者。二期会所属。

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