2010年11月12日
ベートーヴェン:1)第16番、第17番「テンペスト」、第18番「狩り」、第22番
2)第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」、第24番「テレーゼ」、
第25番「かっこう」、第26番「告別」
ピアノ:菊地裕介
このCDは、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲録音の第1弾として9曲を収めた2枚組のアルバム。ピアニストの清水和音が「今現在最も技術を持つピアニスト」と菊地裕介を評価しているだけにその出来栄えに期待できそうだ。2010年1月13-15日、3月13-15日、4月13-15日、富山、北アルプス文化センターにて収録された。
菊地裕介は、東京都に生まれる。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、渡仏。 パリ国立高等音楽院ピアノ科に入学。1999年 1等賞で卒業。 2001年同研究科修了。 2003年10月?2007年ハノーファー音楽大学で学ぶ。 2007年2月に一時帰国、日本での演奏活動を開始。現在、東京藝術大学,東京音楽大学の非常勤講師を務める。
これまでの受賞歴は、1994年 第63回日本音楽コンクール 第2位 、2000年 マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール 第1位 、2003年 ポルトガル・ポルト市国際音楽コンクール 第1位 、2006年 ジュネーヴ国際音楽コンクール ピアノ部門 第3位 、2006年 フランシス・プーランク国際ピアノ・コンクール 第1位