2016年10月27日
メゾ・ソプラノ:佐藤恵津子
ピアノ:小原 孝
信長貴富:歌曲
不完全な死体
鬼ごっこ
ある日
きみ歌えよ
ぼくが死んでも
倚りかからず
寺山修司の9つの俳句による歌曲集「わが高校時代の犯罪」
おぼえているかいあの春を……
ほほえみ
しあわせよカタツムリにのって
夕焼け
<ボーナストラック>
無伴奏混声合唱のためのポールエリュアールの三つの詩
指揮:横山 泉
合唱:岩手県立一関第一高等学校・附属中学校音楽部
録音:2016年5月、富士見市民文化会館「キラリふじみ」
CD:ナミレコード WWCC-7821
作曲の信長貴富 (のぶなが たかとみ、1971年生まれ)は、東京都出身。1994年上智大学文学部教育学科卒業後、世田谷区役所職員を経て1997年に作曲家として独立。作曲は独学。全日本合唱連盟の主催する「朝日作曲賞」入選、2001年第70回「日本音楽コンクール作曲部門(室内楽)」第2位。合唱活動を長く続けていたこともあり、作品は合唱曲が多い。
メゾ・ソプラノの佐藤恵津子は、国立音楽大学卒業、岩手大学教育学部大学院修了。ウィーン国立音楽大学セミナーをはじめ、内外の著名なレスナーによる公開レッスンを受講し、研鑽を積む。その広い音域は、ベートーヴェン「第九」のソロではソプラノとアルトの両方をこなすほど。これまでのソロリサイタルではピアノの小原孝をパートナーとしている。2002年「奏楽堂日本歌曲コンクール」奨励賞、2006年「心の歌リサイタル」仙台芸術祭優秀賞受賞。