2017年4月20日
ショパン:12の練習曲op.10
12の練習曲op.25
マルティン・シュタットフェルト:インプロヴィゼーション(即興曲) 1~10
ピアノ:マルティン・シュタットフェルト
録音:2016年7月25-29日、ベルリン、イエス・キリスト教会
CD:ソニーミュージック SICC 30420
21世紀のグールドと称され「ゴールドベルク」で鮮烈なるデビューを飾ったドイツのピアニストのマルティン・シュタットフェルトは、1980年ドイツのコブレンツに生まれる。14歳のときフランクフルト・ミュージックホッホシューレ(音楽アカデミー)に入学を許可されたが、この年齢で入学を許可された初の生徒となった。 1997年、パリでおこなわれたニコライ・ルビンシテイン・ピアノ・コンクールで優勝。2002年ライプツィヒで開かれた第13回「国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクール」に最年少で優勝し、長い伝統を誇る権威あるこのコンクールで東西ドイツ統一後優勝した初のドイツ人ピアニストとなった。このCDはシュタットフェルトの最新録音にして初のショパン・アルバムだが、ショパンの24のエチュードに10曲の自作の「即興曲」を挿入した。