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2022年2月24日

★野平一郎、漆原啓子、向山佳絵子のベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全曲演奏会(ライヴ録音)より第1弾


ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 作品1-1
                第2番 ト長調 作品1-2
                第4番 変ロ長調「街の歌」 作品11

ピアノ:野平一郎

ヴァイオリン:漆原啓子

チェロ:向山佳絵子

録音:2020年11月9日&26日、王子ホール(ライヴ録音)

CD:ナミレコード WWCC-7961

 ピアノの野平一郎(1953年生れ)は、東京都出身。東京藝術大学作曲科卒業。同大学修士課程を終了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。古典から現代まで幅広いレパートリーを得意としている。作曲家としてもフランス文化庁をはじめ委嘱を含む多くの作品がある。2007年、バッハ「平均率クラヴィア曲集」のピアノ、チェンバロ、オルガンを使う全曲録音を行った。1995年「中島健蔵音楽賞」、1996年/2013年「尾高賞」、1996年「芸術選奨文部大臣新人賞」、1996年「京都音楽賞実践部門賞」、2004年「サントリー音楽賞」、2005年「芸術選奨文部大臣賞」を受賞。さらに2012年「紫綬褒章」、2019年「日本芸術院賞」を受賞した。

 ヴァイオリンの漆原啓子(1963年生れ)は、東京都出身。第47回「日本音楽コンクール」第3位。1981年東京藝術大学付属高校在学中に第8回「ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール」で最年少18歳で日本人初の第1位を獲得。1982年東京藝術大学に入学し、本格的な演奏活動を開始。1985年「ハレー・ストリング・クァルテット」を結成し、1986年「民音コンクール室内楽第1部門」で斎藤秀雄賞を受賞。2019年に漆原朝子、大島亮、辻本玲と結成した「ひばり弦楽四重奏団」ではHakuju Hall にて5年にわたるベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会とレコーディングを進行中。国立音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。

 チェロの向山佳絵子は、東京生まれ。1985年第54回「日本音楽コンクール」第1位入賞。東京芸術大学を経て90年、ドイツ・リューベック国立音楽大学に留学。同年、第10回「ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール」第1位。92年第2回「出光音楽賞」受賞。また、シュタルケル、ゲリンガス、スターン、ギトリス、アルゲリッチ等世界の一流演奏家との共演も数多くこなす一方、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、大阪フィル、水戸室内管など数多くのオーケストラとも共演している。2013~2017年までNHK交響楽団首席チェロ奏者も務めた。京都市立芸術大学准教授。

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