クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2014年 1月

2014年1月14日

★井上道義&京都市交響楽団のブルックナー:交響曲第8番


ブルックナー:交響曲第8番

指揮:井上道義

管弦楽:京都市交響楽団

録音:2013年5月、京都コンサートホール(ライヴ録音)

CD:オクタヴィアレコード

指揮の井上道義(1946年生まれ)は、桐朋学園大学で学ぶ。1971年グィド・カンテルリ指揮者コンクールで優勝。1990年~1998年京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者。1998年フランス政府より芸術文化勲章「シェヴァリエ」受賞。2014年度シーズンより大阪フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任する。このCDは、2013年5月、京都コンサートホールでの録音。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年1月13日

★潮田益子と小澤征爾 のシベリウス:ヴァイオリン協奏曲/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番


シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 【CD】

ヴァイオリン:潮田益子

指揮:小澤征爾

管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

録音:1971年6月20日~21日

CD:ユニバーサルミュージック(EMI CLASSICS JAPAN ) TYCE-60005

ヴァイオリンの潮田益子(1942年~2013年)は、満洲出身。15歳で日本音楽コンクールヴァイオリンの部第1位及び特賞受賞。桐朋学園高校卒業後、旧ソ連政府に招待され、レニングラード音楽院に3年間留学。留学中の1963年、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位入賞。1964年よりヨーゼフ・シゲティに師事。1965年に欧米デビュー。1966年第3回チャイコフスキー国際コンクール第2位入賞。水戸室内管弦楽団の主要メンバーとして活躍し、サイトウ・キネン・フェスティバル松本にもたびたび出演。ボストンのニューイングランド音楽院教授を務め、ソリストとしても国際的に活躍した。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年1月09日

★ユジャ・ワン&ドゥダメルのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番

ピアノ:ユジャ・ワン

指揮者:グスターボ・ドゥダメル

管弦楽:シモン・ボリバル交響楽団

録音:2013年2月1日 、カラカス (ライヴ録音)

CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン ) UCCG-1646 (国内盤のみSHM-CD仕様)

このCDのの演奏は、エル・システマ創設38周年を祝う特別なコンサートでライヴ収録されたもの。1975年に経済学者で音楽家のホセ・アントニオ・アブレウ博士によって設立されたエル・システマは、ベネズエラで行われている公的融資による音楽教育プログラムの組織。ピアノのユジャ・ワンは、北京に生まれ。北京の中央音楽学院に学ぶ。2005年最も有望な21歳以下のピアニストに与えられる「2006年ギルモア・ヤング・アーティスト賞」受賞。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年1月07日

★ラン・ラン&ラトルのプロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番/バルトーク:ピアノ協奏曲第2番


プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番

バルトーク:ピアノ協奏曲第2番

ピアノ:ラン・ラン

指揮:サイモン・ラトル

管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:ソニー・ミュージック・ジャパン SICC30140~1(初回生産限定盤CD+DVD、ラン・ラン、ラトルのインタビュー付き録音ドキュメント。TVドキュメント予告編。プロコフィエフ演奏映像より)

 ラン・ラン(1982年生まれ)は、中国出身のピアニスト。13歳のときに北京でショパンの練習曲の全曲演奏を開催。同年、仙台市で開催された第2回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで優勝。1997年に渡米し、カーティス音楽院で学ぶ。2002年夏に、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭におけるレナード・バーンスタイン賞の最初の受賞者。2004年に、サイモン・ラトルの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演。2008年北京五輪開会式で演奏。映画「のだめカンタービレ最終楽章」の野田恵役の上野樹里のピアノ演奏をすべて担当した。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年1月06日

★チェロの名手ジャン=ギアン・ケラスの“21世紀のチェロ協奏曲集”


B.マントヴァーニ : チェロとオーケストラのための協奏曲

シェーラー : 風の目 (チェロとオーケストラのための協奏曲)
アミ : チェロとオーケストラのための協奏曲

チェロ:ジャン=ギアン・ケラス

指揮:ギュンター・ヘルビヒ/管弦楽:ザールブリュッケン放送交響楽団 (録音:2005年9月)
指揮:アレクサンダー・ブリジェ/管弦楽:フランス国立放送フィル (録音:2008年5月)
指揮:ジルベール・アミ/管弦楽:パリ管弦楽団 (録音:2006年9月)

CD:キング・インターナショナル(仏ハルモニア・ムンディ) KKC-5342

チェロのジャン=ギアン・ケラスは、1967年モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたる。2002年には、アルカント・カルテットを結成。初来日は1995年。2000年以降は毎年来日公演を行っている。このCDは、同世代の作曲家の作品を、オーケストラの伴奏でジャン=ギアン・ケラスが演奏した21世紀のチェロ協奏曲集(全て世界初録音)。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年1月03日

★フランスの若手チェリスト、ゴーティエ・カピュソンのシューベルト:アルペジョーネ・ソナタ他


シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
シューマン:民謡風の5つの小品集
ドビュッシー:チェロソナタ
ブリテン:チェロソナタ

チェロ:ゴーティエ・カピュソン

ピアノ:フランク・ブラレイ

録音:2012年12月/2013年7月

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-12623

 このCDは、フランス出身の若手実力派チェリスト、ゴーティエ・カピュソン(1981年生まれ)の来日記念盤。カピュソンは、パリ音楽院で学ぶ。1999年サン・ジャン・ド・リュズのモーリス・ラヴェル・アカデミーで1位、ニュージーランドのクリストチャーチ・チェロ・コンクールでは2位に入賞、またトゥールーズのアンドレ・ナヴァラ・コンクールでは優勝を果たした。

コメント/トラックバック投稿 »


2014年1月02日

★ショパンとシューマンのピアノ協奏曲を6人のオルガニストが伴奏(世界初録音)!


ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21

シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54

ピアノ:岡田博美(ショパン)
コスタンティーノ・カテーナ(シューマン)

オルガン/指揮/編曲
:クラウディオ・ブリツィ
オルガン:ヴォルフガング・アーベントロート
ヨハネス・ゲッフェルト
エリーデ・ダトリ
カルメン・ペッレグリーノ
アレッサンドロ・マリア・トロヴァート

録音:2012年5月、イタリア・トラーパニ、サン・ピエトロ教会

CD:カメラータトウキョウ CMCD-28293(JVC K2レーザー・カッティングによる高音質)

イタリアのトラーパニにあるサン・ピエトロ教会には、3台の演奏台を有するたいへん珍しいオルガンがある。このCDでは、1台の演奏台にそれぞれ2人の奏者が配され、計6名のオルガニストが同時に演奏し、オーケストラ・パートを奏でる。ピアノは、岡田博美とコスタンティーノ・カテーナ(世界初録音)。

コメント/トラックバック投稿 »