クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2012年 6月

2012年6月05日

★来日記念! 21世紀の「白鳥の騎士」フォークト、ソロ・デビュー盤


ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より「森を過ぎ野を越えて」
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」より「冬の嵐は過ぎ去り」
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より「遥かな国に」
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第3幕への前奏曲
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「朝はバラ色に輝き」
モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620より「なんと美しい絵姿」
ロルツィング:歌劇「ロシア皇帝と船大工」より「さらば、フランドルの娘よ」
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
ウェーバー:歌劇「オベロン」より「私はまたもや浮き浮きする、希望や喜びのせいで」
フロトー:歌劇「マルタ」より「ああ、かくも汚れなき」
コルンゴルト:歌劇「死の都」より「私に残された幸せ」

テノール:クラウス・フローリアン・フォークト

ソプラノ:マヌエラ・ウール

指揮:ペーター・シュナイダー

管弦楽:ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団

録音:2011年7月6~8日、ベルリン・ドイツ・オペラでのセッションおよびライヴ・レコーディング(デジタル)

CD:ソニー・クラシカル S-SICC1538  

 「現代最高のローエングリン」と絶賛されるドイツのヘルデンテノール(ワーグナーの歌劇・楽劇における英雄的な役どころを演じるのに適した声質をもつテノールのこと)、クラウス・フロリアン・フォークト。その透明で美しく澄みきった声と端正な容姿はオペラ通はもちろん、クラシック愛好家以外にもファンは多く、現在ヨーロッパで話題沸騰中。2011年夏のバイロイト音楽祭の「ローエングリン」の成功は世界にその名を知らしめ、NHKBSで生中継されている。ドイツではメルケル首相や有名女優も公演を見にくるほどの人気で、同CDがリリースされるやいなやポップチャートも賑わす人気となっている。そのキャリアをホルン奏者としてスタートし、30歳をすぎてから声楽の勉強を始めた。2012年6月、「ローエングリン」(新国立劇場)でュナイダーの指揮のもと”白鳥の騎士=ローエングリン”デビュー。2013年はワーグナー生誕200年であり、今後の活躍がますます期待されるフォークトのソロ・デビュー盤の登場。

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2012年6月04日

★イタリアの巨匠指揮者“ダニエレ・ガッティ” ドビュッシー生誕150年記念リリース


ドビュッシー:交響詩「海」
          牧神の午後への前奏曲
          管弦楽のための映像

指揮:ダニエレ・ガッティ

管弦楽:フランス国立管弦楽団

CD:SONY CLASSICAL SICC-1540

 ドビュッシー生誕150周年を記念してソニー・クラシカルからリリースされるのは、イタリアの巨匠指揮者ダニエレ・ガッティ指揮するフランス国立管弦楽団による、ドビュッシーの代表的なオーケストラ曲を集めた1枚です。現在51歳、フランス国立管音楽監督とチューリヒ歌劇場首席指揮者を兼任し、ウィーン・フィルをはじめとするメジャーオケやバイロイト、ザツブルクなど著名な音楽祭の常連であるにもかかわらず、録音が極端に少ない「幻の巨匠」であり、セッションによるオーケストラ録音は久々となる。このコンビによる初録音。

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2012年6月01日

★“Melodioso” 松尾麻里 フルートファーストアルバム


サン=サーンス:ロマンス 変ニ長調 op. 37 
ライネッケ:フルート・ソナタ ホ短調 《ウンディーネ》 op. 167 
フォーレ:コンクール用小品 
ラフマニノフ:ヴォカリーズ op. 34 No. 14 
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 op. 94

フルート:松尾麻里

ピアノ:小林五月

録音:稲城市立iプラザ 2011年8月31日、9月1-2日

CD:コジマ録音 ALCD-9114

 ソリストとしてドイツでの国家資格を持ち、国内外のオーケストラとのコンチェルト、室内楽、そしてジャズミュージシャンとの共演まで幅広く活躍するフルーティスト松尾麻里のデビューアルバム。「Melodioso(メロディオーソ)」のタイトルのもとに選ばれたのは、19世紀後半から20世紀にかけてフランス、ドイツ、そしてロシアで生まれた、あふれでる旋律の美しさが印象的な5作品。

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